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【お正月】見てびっくり食べてびっくり 日本各地の面白お雑煮

 

2018年は明るいことも暗いことも沢山あった激動の1年でした。

2019年は僕にとっても皆さまにとっても幸せな一年になれば、と切に願います。

 

お正月料理にお雑煮がありますが、考えてみればお雑煮というのも

ふわふわした不思議な料理です。なんせ明確なレシピが存在しない、

地域ごと、家庭ごとで中に入れる具材も異なり、作る人間の数だけレシピがあると言っても過言ではない料理です。

 

僕は関東出身で薄い醤油ベースのお吸い物のようなスープに野菜(白菜、ネギ、ニンジンなど)と

焼いた四角い餅の入ったスタンダードなお雑煮を食べていました。

子供の頃はお雑煮といったらコレ!お雑煮はこういうもの、という認識でした。

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ところが大人になって関西や他の地方のお雑煮の作り方を知ってビックリしました。

例えば関西ではお雑煮は白味噌仕立てで焼くのではなく茹でた丸いお餅が入っているとか。

白味噌仕込み…とても美味しそうです。

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他の地域のお雑煮で特見ていて特に驚くべきは仙台雑煮

ハゼに筋子・イクラ…とこれでもか、と海の幸が放り込まれています。

仙台雑煮においてハゼは欠かせない具材のようで年末になると

2、3匹のハゼがワラ縄でくくられたものが店頭に並ぶそうです。

それを正月まで玄関につるしておく、というのが仙台のスタンダードな年末の過ごし方だとか。

関東のお雑煮に慣れた身からすると関東のものよりエネルギッシュな印象を受けます。

是非一度食べてみたい…

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香川県のあん餅雑煮もとても変わったお雑煮です。

関西雑煮と同じ様に白味噌仕込みなのですが、なんとお餅の中にあんこが入っています。

味については賛否両論だそうで…、ただどのような味だか非常に気になります。

香川じゅうで食べられているということで不味い、ということはなさそうですが、

「静かに狂った複雑な味」というすさまじいレビューがありました。

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こんな変わったあん餅雑煮が作られたのには事情があります。

当時藩を豊かにするために香川では和三盆という有名な白砂糖の製造に成功しました。

しかし作っている農民たちは厳格な藩の管理下でおいそれと口にすることが出来ません。

自分達の作った砂糖を年に一度くらいは口にしたい、という農民達の気持ちが「あん餅雑煮」を生み出しました。

餅に包み雑煮にすることで農民たちが役人の目を盗んで砂糖を口にしていたのが起源だと言われています。

日本人の食に対する執念はやはりすさまじいなと思います。

 

 

お雑煮1つでもまだまだ知らない味、食べたことのない味はたくさんあるんだなと思いました。

2019年は今まで食べたことのない料理をたくさん食べることが出来る1年になればいいなと思います。

あん餅雑煮に関してはふるさと納税の特産品にもありましたので気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

by tori

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