シュラスコや伝統料理が食べれる!ブラジルの祭典・ブラジルフェスティバルに行って来た!!

突然ですが皆さまはヘビーメタルというジャンルの音楽をお聞きになりますか?

聞かない人も多いと思いますが、僕はガンガン聞きます。

 

聞かない人にとってヘビーメタルはギターがギュイーンってやかましくて

ドラムがドコドコ言ってて皆トゲトゲつけて皮ジャンロン毛で

サタンがどうだとか物騒な歌詞を叫んでるイメージだと思われそうですがだいたいそれで合ってます。

ただ今回はそんな従来のメタルとは少し毛色が違うANGRAというバンドを紹介させてください。

ANGRAは1991年にブラジルで結成されたヘビーメタルバンド。

ツーバス という足で叩くバスドラという太鼓を両足でドコドコ叩く奏法に加え

ブラジルを髣髴とさせる情熱的なブラスサウンドと民族的なリズムとを取り入れたサウンドが特徴的です。

Angra – Carry On (Official)

Music video by Angra performing Carry On. Taken from the album ‘Angels Cry’. (C) Subscribe the channel to receive information about new videos! Facebook: http://www.facebook.com/AngraOfficialPage Twitter: http://www.twitter.com/angraofficial Instagram: http://www.instagram.com/angraofficial Website: http://www.angra.net

 

 

 

↑お時間ありましたら、間奏部分まで聴いていただけたら幸いです。

 

ブラジル音楽とメタル、という少し変わった組み合わせが斬新で

大学時代、友人に紹介してもらった際に一発でファンになりました。

 

そんなANGRAの母国、ブラジルの食の祭典「ブラジルフェスティバル」が代々木公園で行われると聞いて

これは行かねば!と足を運んできました。

 

会場は屋台、雑貨のお店、ダンスステージで賑わい、多くのお客さんが訪れていました。

ブラジルの伝統的な料理ってなんだろう…とワクワクしながら周りを見渡すと圧倒的にシュラスコの屋台が多かったです。

お肉の焼ける匂いとその熱気が会場中から伝わってきてとても暑かったです(笑)

 

 

汗をかいたので何か飲もう、と屋台を覗くとどこのお店もアサイージュースが売っています。

鉄分豊富で有名なアサイーは実はブラジルはアマゾン産の植物だとのこと。

本来のアサイーは甘味を含まず我々が飲むアサイージュースは砂糖が含まれていて

向こうでは一切甘味を加えず、朝食の共として味噌汁のように飲まれているのだそうです。

 

最近の流行タピオカを合わせたタピオカアサイードリンクなるものも売っていました。

せっかくなのでそれを飲んでみることに。

 

ミルクで滑らかになったアサイーの風味とタピオカが絶妙なハーモニーを口の中で奏でます。

 

ノドも潤すことが出来てお腹が空いてきました。

せっかくなので少し変わったものを食べようと思い、

シュラスコは止めてフェジョアーダという料理を食べることにしました。

黒いインゲンマメとお肉をニンニクと塩で煮込んブラジルの国民食、とのことです。

 

 

料理の外見から最初はカレーやハヤシライスのような味を想像しましたが

食べてみると濃厚な豆の味がとても強かったです。

普段日本ではあまり味わうことのできない味で新鮮でした。

 

アフリカから連れてこられた奴隷たちがブラジルで考案した料理とも言われ、

豚の上質な肉を取った残りの部分(主に内臓、そして耳や鼻、足、しっぽなど)で作られ、

暑熱のなかの強制労働に必要な塩分を補う目的もあった、と言われています。

それを聞くと色々と食べながら考えてしまいます。

 

そんな歴史に触れながらも充分に食を満喫することが出来ました。

残念ながら時間が合わずダンスステージで行われたサンバは見ることが出来ませんので

来年また来ることが出来たらな、と強く思いました。

 

代々木公園ではブラジルに限らずさまざまな国の文化を覗くことが出来る

楽しいイベントが定期的に行われているのでよかったらチェックしてみてはいかがでしょうか。

by tori