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日本初の専門店も登場した高級食材・ツバメの巣 生産地を実際に見てきた!

タイでもおなじみ、高級食材・ツバメの巣

ツバメの巣、といえば日本でも中華街で看板をよく見かけますね。高級食材、という認識が一般的かと思いますが、同じように、タイの中華街でも見かけることができます。
ツバメの巣とは、アマツバメといわれる、繁殖期以外はほとんど空中で過ごす鳥が空中のチリなどを集めて唾液で固めて作った巣のこと。…相当な気合の入った食べ物ですね。

樂螢絲,燕窩

タイではキログラム当たり10万バーツ≒32万円程度で取引されるツバメの巣。そもそもなぜ高級なのか?中国の文化の影響で、美容食品として重宝され希少価値が高いといわれているためです。かの楊貴妃も愛用したとか…

タイでツバメの巣が乗っているデザートを見つけたのですが、100バーツ≒320円とお高い。タイの相場からいえば普通のデザートの2倍くらいの値段で、確かに高級です。フルーツなどと付け合わせて氷をまぜたり、もしくは温かいまま頂いたりします。

ツバメの巣って実際どんな味なの?

肝心の食感は…ゼラチン質の粒粒、といった感じでほのかな香りがする以外特に特徴がありません。嫌味な言い方をすればシロップを飲んでいるといった感じが強いです。「縁起」に価値を置く中国文化らしいといえばそうですが、健康食品と同じく長い期間使わなければその効果は実感できないのかもしれません。

食後、陳列棚をのぞいてみると、日本円にして7万円、16万円、32万円、などなどびっくりするような値段のツバメの巣たち。古代中国ではふかひれ、アワビと並んで三大高級食材としての位置づけなのだそう。しかしわたしに言わせてみればふかひれもアワビも、珍味といわれるものはそういうものなのかもしれませんがほのかな香りがするだけであまりインパクトのあるものではありません。しいて言えば食感が楽しい。このツバメの巣もそんな感じでした(苦笑)。

舌が肥えてないからか、本物なのかどうかもわかりません。キログラム当たり30万円以上もするものが茶碗一杯300円で食べられるものなのか?店の前ではそれらしきものを並べて調理しているので、きっと本物なんでしょうが…。巣自体が発酵したり、岸壁から出る鉄分などで酸化して赤く色づいたものが珍しく、より高く取引されるそうですが、実はそういったものは人体には有害な成分が入っているそうです。美容と健康、どちらを優先すべきか…少し冷静になるべきですね。

ツバメの巣は、こんなところで生産されていた!

そんなツバメの巣ですが、生産の現場を偶然見ることができました。タイ南部チュムポーン県にダイビングに行った時のこと。地図の赤で囲んたエリアの岸から2時間ほど沖に出たところです。

ツバメの巣 地図

写真のように船で沖合のダイビングスポットまで出ていくと、断崖の孤島がありました。

ツバメの巣 船
ツバメの巣

小屋が立っているのが見えるでしょうか。ツバメの巣の生産に携わる人の居住施設です。ツバメの巣を作るアマツバメ、こんな険しいところで生活するんですね。

ツバメの巣

もっと近づきたかったのですが、この島はタイの王室の所有になっているとのことで、一般市民の立ち入りは厳重に取り締まられているそうです。つまり王室献上用のツバメの巣の生産地、というわけです。

果たしてこのツバメの巣、王室ではどのように楽しまれているのでしょうか。一般市民には知る由もありません。300円のデザートと同じように食べるのではないでしょうが、気になりますね。

日本初・ツバメの巣料理専門店が登場

最近大阪に、日本初のツバメの巣料理専門店ができたとのこと!ツバメの巣が日本人好みのお洒落なお料理になっています!

一度食べてみたいな~という方、ぜひ行ってみては?
nest is
http://nestis.jp/
〒562-0013
大阪府箕面市坊島1-2-3
TEL:072-737-9107

Written by 元ジェット

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