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暑い夏こそタイ式はいかが?定番大衆魚を使ったおつまみと氷入りビール!

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タイの大衆魚・プラーニンの魅力は、まだあった!

先日紹介したプラーニンですが、まだまだほかにも食べ方あったんです!奥が深いですねー。

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この写真は、パーキングエリアで見つけたプラーニンの皮を上げてピリ辛に味付けしたもの。タイという国は辛さの味付けが上手ですね。このプラーニンの皮揚げも一口食べただけでファンになりました。

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おそらく化学調味料バリバリに使っているんでしょうが、これは旨い。パリパリ感と絶妙の味付けがもう止まらない、止められません!

前回の記事ではこの魚が昭和天皇の進言によってタイに導入され大衆魚の地位を得た経緯を書きましたが、当の日本では当時高級魚であったよりよい味、食感の鯛(タイ)の養殖が成功したため大衆化することはなく、現在でも食卓ではほとんど見かけることはありません。そんな背景を知った後、しかしこうして異国の地でビールのつまみにプラーニン(ティラピア)の皮揚げをいただく、感慨深いものがあります。

タイでは、パーキングエリアや観光地の土産物屋でよくこの皮揚げを見かけます。とにかくビールとの相性が抜群なので、見かけたらぜひ買ってみてください。

タイでのお酒の飲み方は、日本とちょっと違う

ちなみに写真のビール、タイの3大ビールブランドのシンハとチャーン、そしてこのレオですが、よーく見ると…コップに氷が入っているのに気付きましたか?そう、タイではビールに氷を入れて飲むのです。夜でも気温は30度近く、コップにビールを注いでも数分でぬるくなってしまいます。冷やす、という意味でも氷を入れるのが一般的です。氷を入れて飲むことが前提になっているため、注文すると冷えていないビールが出てくることも稀ではありません。「ビールが冷えていないじゃないか」といってクレームする文化ではありませんので、お間違えの無いように。

そのほか、濃い味のお酒はあまり好まれず、ウィスキーなども水でかなり薄めて飲むのがタイ式です。わたしも慣れるまでは時間がかかりましたが、これはこれで蒸し暑いタイの気候にあっているのかな、と気にならなくなりました。

これからやってくる暑気を吹き飛ばす冷たいビールにピリ辛おつまみ、ぜひ試してみてくださいね。

Written by 元ジェット

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