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今こそ彼に感謝!歴史上でフグを二番目に食べた勇者の物語。

火を通せばいける、3秒以内なら食べられる…日本人は世界一雑食?

世界中を旅すると様々な食べ物や飲み物に出会う。さすがにコレはたべられないだろうという、見るからに怪しいゲテモノにも。

中国のことわざで、「親と椅子以外で、4本足のもので食べられないものはない」というものがあるそうだが、実際には世界で最も雑食なのは日本人かもしれない、という説があるそうだ。確かに、日本人の食に対するエネルギーは凄い。そのまま食べると毒である「こんにゃくいも」をわざわざ粉にして固めて食べてみたり、大豆を加工した残りカスを「おから」として食べてみたりと、とにかく日本人の「これどうにかしたら、食べられるんじゃね?」という精神は恐ろしい。現代でも多くの人が「火を通せばいけるっしょ!」と口にすることから、その遺伝子は確実に我々に受け継がれていることがわかる。また、3秒ルールしかり、幼い頃から汚くても勿体無いから喰えという雑食教育がキチンとされているのだ。

秀吉が恐れた「あの」魚

どれだけ歴史に興味がない人であっても、豊臣秀吉が日本を統一したことくらいは知っているだろう。豊臣秀吉は元々農民の生まれで、織田信長などの武将に仕え、手を替え品を替え、出世街道を駆け上がり、最終的に関白にまで上り詰めた人物である。現代においても尊敬する人物として挙げられることが多く、日本一有名な武将と言っても過言ではないだろう。きっと知的で、時に狡猾で、かつ大胆な人間であったのであろう。 その鬼をも恐れぬ精神の持ち主である秀吉が恐れ、禁止したものをご存知だろうか。農民の刀狩が有名だが、実は秀吉は「フグ」も禁止しているのだ。

朝鮮出兵の際、秀吉の家来たちは途中で下関に立ち寄った。その時に多くの家来がフグを食べ、食中毒で死んでいるのだ。そのため、秀吉は家来に対してフグ食を禁止した。この禁止令は秀吉の死後も、なんだかんだ江戸時代まで続いている。勇敢であるはずの秀吉でさえも、フグを恐れたのだ。

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真の勇者は誰だ

それでは歴史上、真に勇敢な人物は誰か。それは、「フグを2番目に食べた人間」であると、筆者は確信している。

よく、「最初にフグを食べた人って凄いよな〜」というようなことを聞くが、そんなやつはタダの向こう見ずの馬鹿であって、勇敢でも何でもない。それに比べて、2番目にフグを食べた人間の勇気たるや。1番目の馬鹿は確実に死んでいる。それを知っていて、それでもフグを食べるのだ。彼(仮名・河豚食死座右衛門とする。) は、確実に周囲の人間に止められただろう。「やめとけ、死ぬぞ!!」と、きっと周りに言われたに違いない。(縄文時代から食べられていたということを考えると、当時は「ウッホホ、ウホホ!!」だったかもしれない)口に入れてはいけません!の代表格であったであろうに、命を賭してまで、一体どれだけフグを食べたかったんだ…。

ただ、そうした秀吉をも超える!?偉人のお陰で、我々は今、安全にフグ刺しを食べることができるのだ。ありがとうございます。そして、ご冥福をお祈り申し上げます。

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ただ、美味しいフグを食べて死ぬ、というのはある意味本望であったかもしれない。彼、河豚食死座衛門の食に対するアグレッシブな姿勢は、今日の我々の食卓や、数々の飲食店を豊かにし、和食の発展に大きく貢献したといえよう。

学研の「マンガ伝記シリーズ」に、「河豚食死座右衛門」を入れるべきだと思う。

子どもたちが食の大切さ、ありがたみを学ぶのにうってつけだ。僕も子どもが出来たら教育の一環として、絶対に買い与える。

全国の出版社よ、「河豚食死座衛門」の本を早く出すのだ!モタモタしていると、僕が「フグ食って死んだ伝説のパイオニア」として歴史に名を残す裏工作を始めるぞ!

まず手始めにフグをたらふく食べたいので、誰か下関で美味しいフグをおごってください。

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Written by ドクさん

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【もしも】世界から茄子が消えたなら【ナス】

茄子をタマネギよりもメジャーにしろ! 黒田硫黄『茄子』

茄子』というマンガをご存知だろうか。このマンガを読んで、私は衝撃を受けた。こんなふざけたタイトルで、まさかこんなに名作だと思わなかったからである。『茄子』というタイトルでとにかくインパクトを出して、読者を集めたいだけであり、あの食べ物の茄子とは全く関係ないのでは、とさえ思っていた。

このマンガは基本オムニバス形式であり、すべての話に茄子が絡んでいる。温かく繊細なタッチで書かれており、最近乱立しているデスゲーム系、終末系のマンガに辟易している読者の皆様には、ぜひ読んでいただきたい。

茄子

このマンガの著者は黒田硫黄という。2007年に日本テレビ系で放送された、松山ケンイチ主演の「セクシーボイスアンドロボ」の原作や、前編フルCGの映画「アップルシード」の原作を描いていると聞くと、ピンとくる方も多いかもしれない。そんな名作メーカーがなぜ「茄子」のマンガを描いたのか。

それはある夏の夜、作者の夢に出てきた茄子の化身から、「俺をタマネギよりもメジャーにしろ!」と使命をうけたから、であるらしい。

茄子とタマネギ、どちらがメジャーであるかは甚だ疑問ではあるが、「玉葱」というマンガが2016年現在に存在していない状況を鑑みると、黒田硫黄の企みは成功していると言えるだろう。黒田硫黄を茄子マンガの作者に選んだ茄子の化身にも、賞賛を送りたい。茄子の化身、本当に君は良い仕事をした、ありがとう。彼を選んでいなければ、茄子はメジャーになるどころか、この世から消えさっていたかもしれない。

もし、茄子がなくなったら世界はどうなっていただろうか。

いなくなってから気づくあなたの大切さ、などとよく言うが、もしこの世から茄子が消えてしまったら焼き茄子も食べられなくなるのだ、と考えると、すこぶる恐怖である。何を隠そう私は焼き茄子が大好きである。
そこでその事実がどれほどまでに恐ろしいものか、実際に検証してみることにした。

実録・世界から茄子が消えたなら

焼き茄子といえば、かつおぶしとポン酢だろう。
茄子を焼いてしまえばかつおぶしをまぶして、上からポン酢をぶっかけるだけ。しょうゆ派の方もいるだろうが、焼き茄子の香ばしさにはポン酢の酸っぱさがピッタリなのだ。

だが、思い出して欲しい。この世界にはそもそも茄子が存在しないのだ。
それでも焼き茄子を作ろうとしたら、どうなるか。

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まずは、茄子を切る。
当然だが、この世界には茄子がないから、焼き茄子を作っても何も切るものがない。(この時点で、すでにおそろしい。)

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フライパンに油を引いて、茄子を焼く。 当然だが、この世界には茄子がないから、焼き茄子を作っても何も焼くものがない。

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茄子が焼けたら、アツアツの茄子の上にかつおぶしをまんべんなくかけて、一気にポン酢をかける。ジュワーっという音と、茄子に味が染みわたっていく時の香ばしい匂いが、食欲をそそる…はずだが、茄子がない。茄子がないのだ。

それではいただこう。茄子がなくなった世界で作った焼き茄子、果たしてどんな味がするのだろうか??

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油だ。

ポン酢の味と、かつお節の匂い。それしかない。茄子の風味は、どこにもない。
私はいたたまれない気持ちになった。やっぱり焼き茄子には、絶対に茄子が欠かせないのだ。(当たり前だ)

茄子は、この世に必要なのである。
茄子のない世界、そこには恐怖や苦悩、虚無が満ちている。

改めて黒田硫黄、および茄子の化身に敬意を払いたい。
ありがと茄子。

Written by ドクさん

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【戦国武将シリーズ】信長、秀吉、家康に学ぶ現代を生き抜くためのサバイバル戦国飯

鳴かぬなら殺してしまえホトトギス、

鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス、

鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス、

言うまでもなく戦国三大武将の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の性格を言い当てた格言です。

短い言葉の中で3人のキャラクターが的確に言い当てた名フレーズだと思います。

 

そんなキャラクター=人間の礎になっているものは何よりも食事であると思います。

当時の3人の食事、好物について今日は迫っていきたいと思います。

 

そんなキャラクター=人間の礎になっているものは何よりも食事であると思います。

当時の3人の食事、好物について今日は迫っていきたいと思います。

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信長は塩辛いものを好んで食べました。

これは現代人に比べて運動量が多いので身体が塩分を必要としていたことに起因し、

薄味の料理を出すと「水の味がする!」と言って気分を悪くしていたようです。

おかずに塩辛いものを好んだ半面、白米にお湯をかけただけの飯(ミソや漬物を添える場合もある)をよく食べていました。

これは食事に時間をかけたくない、と即効性を追求した結果で信長の性格がよく表れています。

もしインスタントお茶漬けがこの時代にあったらきっと毎日食べていたんじゃないでしょうか(笑)

 

また、非常に甘党だったという考察もあり、干し柿が好物だったとも。

信長と言えば宣教師から金平糖をもらったエピソードが有名ですが、きっとそれも美味しく食べたんだと思います。

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↑このシンプルさこそ信長の神髄?

 

続いて家康です。家康の強みは長寿であったこと、時期をじっと待つ辛抱強さにあります。

実際に家康は健康オタクな一面があり食事にはかなり気を遣っていたようです。

家康は粗食と知りながらも麦飯を好んで食べていました。

麦は繊維質が多く、腸内善玉菌を増やし、コレステロール・発がん物質を除去し、

さらにビタミンの合成を手伝う働きがある健康食品です。

家康は麦を食べ部下に質素倹約する領主をアピールしつつ、実はちゃっかり健康に気遣っていたのでしょう。

食事にまで表裏があるのが狸親父と言われた家康らしいと思うのは私だけでしょうか。

家康が食べ物に関する知識が豊富であったことを裏付けるエピソードは他にもあります。

関ケ原の戦いで、土砂降りの雨で火が使えず生米を食べねばならない事態になった際、

家康は「消化不良を起こすからと、コメを水に良く浸し水を完全に切ってから食べるように」と命令しました。

一方で石田三成は敗走時に空腹に耐えかねて生米を食し、腹を下して動けなくなったところを取り押さえられたと言われています。

 

それだけ食事に気を付けながら鯛のテンプラだけは我慢出来なかったところも家康の面白い所だと思います。

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↑我慢出来なくても仕方ない!?

 

さて最後は秀吉です、秀吉が好んで食べたのが味噌味の焼き蛸。

蛸のタウリンは脳機能の活性化、疲労回復に効果があり、きっと秀吉の精力的な行動、

頭脳労働の助けになったであろうことは想像に難くありません。

 

また彼の強さでもあり個性であるのが秀吉の「人たらし」の能力です。

家康の忠臣、石川数正もそのカリスマに惹かれたのか家康の元を去り豊臣に下っています。

秀吉はいつもニコニコしていて人を惹きつける何かがあった、と当時も多くの証言が上がっています。

 

そんな人たらしの秘密には彼の出生が関係していると言われています。

貧乏だった秀吉はドジョウや豆味噌といったものを食べていました。

それらの食材は幸福感をもたらす脳内物質「セロトニン」の主原料トリプトファンを多く含んでいます。

セロトニンのおかげで気持ちが前向きになっている秀吉はいつもニコニコしていて人にも好かれ、人材も寄ってくる。

その上、ストレスにも強く、柔軟なアイデアも湯水のように出て来たことでしょう。

これが秀吉というキャラクターの強みであったことは言うまでもありません。

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↑ドジョウ鍋。トリプトファンがグツグツです

 

現代でトリプトファンが入ったもの食材醤油や納豆などの大豆製品、

洋食ならヨーグルトやチーズ、バナナと言われています。

セロトニンは朝の目覚めをスッキリさせる効果もあると言われているので個人的には

それだけでも大いに摂取する価値があります。

 

仕事、家事、勉強…、現代社会を生きる我々は彼らとは違った形である種の戦いを強いられています。

そんな現代の戦場を生き抜くために運動量が多い日は塩分を多目にとり、麦飯を食べセロトニンの多い食事を摂る。

そうすれば天下を取った武将たちのように我々も成功を収めることが出来るのではないでしょうか?

Written by tori

大河ドラマ・真田丸に登場 ご飯に汁を二度かけたのは北条氏政だけではなかった

大河ドラマ・真田丸に登場 ご飯に汁を二度かけたのは北条氏政だけではなかった

飯に汁を二度かけて父を失望させた北条氏政

2016年大河ドラマ「真田丸」でも描かれていた北条氏政と汁かけ飯の話。戦国ファンの間では有名な逸話ですが、実際に史料ではどのように書かれているのでしょうか。

大河ドラマ・真田丸に登場 ご飯に汁を二度かけたのは北条氏政だけではなかった

この話が書かれている最初の本といわれるのが、江戸時代の1656年成立の『武者物語』です。
早速現代語訳にして読んでみましょう。(原文は和泉書院『武者物語・武者物語之抄・新武者物語』に掲載)

物語は北条氏康の時。跡継ぎである氏政が一緒に食事をしていると、氏康は突然涙を流して「北条は自分の代で終わる」と言い出した。
氏政や家臣たちは驚く。
氏康は続けた。
「氏政の食べ方を見るに、一つの飯に汁を2回かけて食べていた。人間は身分の高低に関わらず1日2度の食事をするのだからこれが上達しないわけはない
それなのに、一つの飯にどれくらい汁をかけるのかも計算できず、足りずに2度もかけるのは不器用である。
朝夕に行うことでさえこのような推測ができないのであれば、人間の心底も推測できず、人を目利きできるはずがない
人を目利きできなければ良い家臣は持てず、この戦国の世で明日にでも氏康が死んでしまったら、賢い大将が隣国からやってきて氏政を滅ぼしてしまうだろう」と。

後世の人達はこのエピソードを「だから北条氏は時勢を読めず、豊臣秀吉に滅ぼされてしまったのだ」という教訓として伝えました。

ところが汁を二度かけていたのは、氏政だけではなかったのです。

大河ドラマ・真田丸に登場 ご飯に汁を二度かけたのは北条氏政だけではなかった

汁を二度かけたのは氏政だけではなかった!

「昔毛利輝元が昼飯をたべていた。初めは飯をたべ味噌汁をすすっていたが、後に飯に汁をかけてたべだした
ところが、汁のかけ方が足りないと見えてまたかけた
それを毛利元就が見て、輝元は中国十二カ国の大守がつげないであろう。残念だが大将の器でないと言った。
そして十二カ国のうち八カ国を天下様に戻して、後四カ国の殿様になって天下の客分になったらよかろうと遺言した。
しかし輝元はこれを果たさなかったのでとうとう防長二カ国になってしまった。」
(宮本常一『家郷の訓』岩波文庫より)

民俗学者である著者・宮本常一氏、はこのエピソードを「一度やりかけたことは中途で変更するものではない」という教訓として聞かされたそうです。
北条氏の小田原から遠く離れた山口県の昔話ですが、どちらもとてもよく似た話ですね。

大河ドラマ・真田丸に登場 ご飯に汁を二度かけたのは北条氏政だけではなかった

汁かけ飯は便利で合理的な昔の日本の日常食

飯に汁をかける行為は、現代では行儀が悪いように見えるかもしれません。
ですが、これは戦国時代以前から貴族も行っていた食事方法なのです。

現在のように電子レンジや炊飯器がない時代。温かいご飯がいつも食べられるわけではなく、時間がたったご飯は冷えて固くなってしまいます。
ところが、汁をかければご飯が温かく柔らかくなって、食べやすくなりますね。
さらに汁かけ飯には、短い時間で食べることができるという利点があります。
特に戦国時代、汁をかけた飯は戦の陣中でも手早く食べられる便利な食事でもあったのです。
また、現代でも、お寺のお坊さんが食事を終える時には、茶碗にお茶を入れ漬物で茶碗を拭きます。汚れとなる食べ物も粗末にしないためです。
ご飯に汁をかけて食べるのは、このように食べ物を無駄にしないための方法でもあったのかもしれません。

大河ドラマ・真田丸に登場 ご飯に汁を二度かけたのは北条氏政だけではなかった

北条と毛利、似た話が存在するということは、汁かけ飯は全国共通で話を聞いた人が誰でも理解できる身近な食べ物だったということでしょう。 当時の人がどのような食事をしたのかという視点でこの話を読むと、なんとも興味深い話に思えてくるのではないでしょうか。

Written by ハヤミ

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他にも読みたい!戦国飯他にも読みたい!戦国飯

有権者の皆様にまず申し上げたいのは、日本3大都市・再選考のご提案であります

日本3大都市をもう一度選びなおせ!

テレビ朝日系「マツコ&有吉の怒り新党」。毎週、視聴者からのお便りにマツコ・デラックスと有吉弘行があーだこーだ、世間の文句を言い合う番組である。二人がブーブー言うのを夏目三久アナウンサーが諭す、というのがいいスパイスになっていてとても面白かった。現在は夏目ちゃんと青山愛アナウンサーが交代して、こちらも怒りと冷静のバランスがとれたいいトリオになっている。

怒り新党のコーナーに、「新・3大○○」というコーナーがある。日本の様々な新しい「3大○○」を検証していく人気コーナーだ。そんな「3大○○」があるのか!と、番組を観るたびに毎回驚かされている。

日本3大都市」問題がある。

福岡出身の僕の中では「東京、大阪、福岡」なのだが、東京出身の友人に聞いたところ、「東京、大阪、名古屋」というのがどうやら一般的らしい。

なんだそれは、一般的というのはどこの一般だ。それでは僕が一般ではないということなのか。

まあいい、東京、大阪までは分かった、東京と大阪には日本3大都市を堂々と名乗っていただきたい、いや、名乗って下さい。東京様と大阪様は良いのです、貴方達は完全に大都市であり、歴史にも度々出てくる重要都市ですので。

それはそうと、名古屋、お前だよお前!どの面下げて3大都市を名乗ってんだ!大体、名古屋だけ市じゃないか、ルール違反だ!(どこのルールだ)正直、大阪様からおこぼれを頂いているとしか思えない!

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地図的なバランスから考えても、東京、大阪、福岡というのは大変バランスが良いではないか!日本3大都市は、東京、大阪、福岡で文句ないだろう。

皆さまは口の悪い僕がブーブーと一人で文句を言っていると思うかもしれない。しかし、福岡の人間は全員「東京、大阪、名古屋」を言われるとイラっとする。福岡県民はいつの日か福岡が首都になると本気で思っているのだ。

友人に名古屋出身の人物がいて、この話をしてやったら味噌カツを投げつけられたので、とんこつラーメンをぶっかけてやった。もちろん、ホントのようなウソの話である。

真の日本三代都市はどこなのか、一体どうやって決着をつけたらいいだろうか。僕は、血で血を洗うこの論争に決着をつける一つの方法を発見した。ノーベル賞ものの発見である。

その方法とは、和牛である。

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県名のあとに、「牛」をつけてみるのだ。都会には、「牛」がつかない。

ついに、頭がイかれたか。脳みそまでとんこつラーメンになったか。と思ったかもしれないが、待っていただきたい。これは画期的な方法であり、皆さまにも納得して頂けるに違いない。つまりどういうことかというと、県名・都市名の後ろに「牛」をつけて、違和感を感じたらそこは都会である、ということである。

和牛を基準に、日本三代都市をはっきりさせよう

例えば、

佐賀牛 には違和感がない。

千葉牛 には違和感がある。

どうだろうか、これはかなりよいだろう。

他にも、青森牛や、金沢牛、新潟牛 には違和感がないが、札幌牛、横浜牛、京都牛 には違和感がある。
納得して頂けただろうか。

では、実際に3大都市候補の地名に「牛」をつけてみよう。まずは東京様。

東京牛

文句なしで、違和感がある。もうめっちゃ都会。さすが東京様。

次に大阪様。

大阪牛

うん、違和感がある。都会。やはり大阪様です。

次、名古屋。

名古屋牛

んん?ん~、ギリギリか、ギリギリ違和感…あるのか。都会か、、

最後に我らが福岡。

福岡牛

ん?んんん?お?違和感ない?おかしい、もう一回。

福岡牛

んー、違和感あることにしたい。…したいけど、ないなーこれ。ごめん、違和感ないわ。はい。

ということで、日本3大都市は「東京、大阪、名古屋。ときどき福岡」で、許してください、名古屋様。

Written by ドクさん

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「仄暗い水の底から」でてくるのは幽霊…じゃなくて…

夏といえば海、フェス、スイカ、そして、ホラー映画。

もうすぐ暑い夏が来る。海やフェスなどやたらイベントの多い季節だが、僕はといえば夏になれば、とにかく家でホラー映画を見まくっている。

映画『仄暗い水の底から』は、鈴木光司のホラー短編集を原作とする中田秀夫による映画作品である。中田監督は『リング』で有名であり、『リング』といえば貞子だが、こちらは水と閉鎖空間をテーマとしたホラー映画だ。全体的に薄暗い雰囲気で展開する話が「水」の潜在的な恐ろしさを表しており、観客の恐怖感を見事に煽っている。

水は恐ろしさの象徴と成り得る。たしかに、洪水や津波は恐ろしい。

だが、水は生命の源でもある。僕もミネラルウォーターや天然水をよく飲む。喉が乾いた時に飲む水は最高に美味しい。とりわけ、子供の頃の暑い夏の日に、遊び回って疲れたときに蛇口から直接飲む水は、たとえ水道水であっても抜群に美味しかった記憶がある。人間にとって水は、切っても切れないものなのだ。

ところで、味付き天然水って何?

スーパーやコンビニにいけば、ジュースやコーヒの横に並んで、沢山の種類の水が売ってあり、どれも売れ筋商品になっている。最近僕は、コンビニの陳列棚を眺めていて、小さな違和感を感じていた。しかし、なぜかだれもそれを叫ぼうとしない。そこで今回、僕はあえて叫ばせて頂こうと思う。ゴホン。

味付き天然水って何。

味付き天然水って何だろう。当たり前だが、天然水とは「天然」の「水」のことだ。天然の水にわざわざりんご味をつけたり、みかん味をつけて人工の商品にしている。まるで白色絵の具、赤入り!みたいなものじゃないか。赤色入ってたらダメだろう!白色がほしいんだよ!それだとピンクじゃんか!ていうか、何「赤入り!!」ってお得感出してるんだよ!全然お得じゃないよ!ピンクって書けよ!全然役に立たないじゃないか!

と、厚切りジェイ○ンみたいなツッコミも出てしまうくらいのもんである。

Why Japanese people!?

極秘情報:愛媛県の水道水は、実はみかん味

昔、都市伝説で、「みかんの名産地である愛媛県にはオレンジ色の蛇口があり、それをひねるとオレンジジュースが出てくる」というものがあった。「そうなのか?!」と僕は信じかけたが、「いやいや、そんなバカな」と思いなおし、愛媛県出身の友人にオレンジ色の蛇口はあるのかと聞くと「いやいや、そんなバカな」と僕と全く同じ答えが返ってきた。

しかし、オレンジジュースと違い、天然水みかん味は透明である。蛇口から出てきてもなんの違和感もないし、見た目だけでは誰も気づかない。名付けて「水道水みかん味」だ。

もしかすると、本当は愛媛県の水道からは水道水みかん味が出るのかも知れない。愛媛県民の全員が、見た目にはわからないからといって、実は口裏を合わせているだけなのではないだろうか。他県民にタダで取られたくないから、黙っているのではないだろうか。コンビニでわざわざ天然水みかん味を購入している他県の人間を、腹の中で嘲笑っているのではないだろうか。天然水みかん味は愛媛県の水道水みかん味をペットボトルに詰めただけのものであり、愛媛県はこれで莫大な利益を得ているのかもしれない。みかん大国、愛媛県恐るべしである。

愛媛県の水道水を飲もうとすると、極秘組織によって間違いなく存在が消されてしまうから、覚悟が必要である。だがあえて、近いうちに僕は愛媛県に出向き、こっそりマンホールを開けて地下の水道を調べてこようと思う。きっと仄暗い水の底から、甘いみかんの香りがするはずだ。

そんなわけないか

Written by ドクさん

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市民権を得よ!今こそ「うどん」のカタカナ系麺類化だ!

UDON

博多ではラーメンと同等に市民権を持つうどん

UDON』という映画がある。あの『踊る大捜査線』の本広克行監督による、うどん愛に溢れた究極の「うどんムービー」である。

私は福岡生まれの福岡育ちで生粋の博多っ子だ。博多といえば一般的にはラーメンを思い浮かべるだろうし、うどんといえば香川を思い浮かべるだろう。映画『UDON』の舞台も香川である。しかし、ここで衝撃的な事実を皆に伝えたいと思う。

うどん発祥の地は実は「博多」なのだ。その証拠に、福岡市博多区にある「承天寺」には、うどん発祥の碑が建てられている。また、福岡県内のうどん店の数はラーメン店とほぼ同数存在し、福岡最強と謳われるうどん屋、牧のうどんは県民のソウルフードなのである。

提供:福岡市

ラーメンには決して負けていない うどんの良さ

それにしても、ここ十年くらいのラーメンブームはなんだろうか。最近はラーメンフェスなるものが日本各地で行われており、ますます世の中のラーメン教、いやラーメン狂の信者は増えるばかりである。このままでは、日本の政界にラーメン党ができてしまい、ラーメン税が施行されてしまわんばかりの勢いである。

ここで苦言を呈したいのだが、最近のラーメンは高い。うちの店は秘伝のスープで、長期熟成のため深みがありますよ、真心こめた自家製麺にこだわっているから、麺にまで味 とコクがしっかりと染みわたっていますよ、など言うが、高いもんは高い。ハチマキ巻いて店の前で腕組んでる暇があったら、回転数を増やして安くしていただきたいものである。

そこで、うどんである。

ラーメンに比べて、うどんの慎ましさよ。ふとしたときに、優しく提供される一杯。寒い日に食べれば、包み込むように芯から温めてくれる出汁の効いたスープ。疲れていても食べやすく、するっと入ってくる麺。けっしておごり高ぶらない「うどん」。なんといっても、うどんは安い。400円くらいで食べられる。なんて控えめな麺類なのだろうか。

もし、顔面にぶつけられるような機会があったら、迷わずラーメンよりうどんを選ぶ。うどんのふわふわさと、一本筋の通った生き方。かっこいいではないか。ラーメンがEXILE系のイケメンだとすれば、うどんは向井理のような爽やかなイケメン。もはや、抱かれたいとすら感じてきた。うどんがan・anの表紙になるのも近い。

乗り越えられないネーミングの壁

僕はうどんの地位向上を訴えたい。同じ麺類なのにこの差はなんだ。原価が違うから…と言う人もいるだろう。だが、待って欲しい。本当にそうだろうか。うどんも、カツオや昆布で出汁をとるし、ネギや、天かすがのっているだろう。ネギ乗せ放題の店もたくさんあるではないか。原価に大きく差はないはずだ。

では、両者の全国における人気の差はどこから来るのか。この全人類の疑問に対する明確な解答を、僕は長年(三日)の研究によって見つけたのである。

それは、名前である。

何言ってんだお前、脳みそまでうどんになったのか。と、言いたい気持ちは分かるが、もう少し聞いていただきたい。

つまり、こういうことなのである。

ラーメンは「カタカナ系麺類」であるため人気が高く、値段も高く、うどんは「ひらがな系麺類」であるため人気がカタカナ系麺類に及ばず、値段が安いのだ。

例えば、カタカナ系麺類のパスタのペペロンチーノ。ニンニクと鷹の爪、ベーコンくらいしかはいっていないのに1,000円くらい取られる。対して、ひらがな系麺類の蕎麦はざるそばで高くても600円くらい。

このお値段そのままで、カタカナ系麺類に対抗し、博多ラーメンのように全国的に人気を獲得するにはどうしたらよいのだろうか。答えは簡単である。ひらがな系麺類も呼び方を変えてしまえばいいのだ。問題は「呼び方」、たったそれだけだ。

今こそ博多を見習え うどん「カタカナ系麺類」化計画

さぁ、今こそ立ち上がろうではないか。博多を見習い、全国でうどんの地位向上を目指すのだ。

手始めに今後はうどんを「ウディーニ」 そばを「ソヴァ」と呼ぶのはどうだろうか。ひらがな系麺類から、カタカナ系麺類へ、間に合わせの偽装工作である。お酒の名前とか、どっかのエライ神様の名前みたいになったが、気にせず使ってみることにする。賛同者募集。

注:筆者は週4でラーメンを食べます。

Written by ドクさん

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