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3大うどん以外にも沢山あった!全国のご当地うどん、どーんと大調査!

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3大うどん以外にも沢山あった!全国のご当地うどん、ど-んと大調査!

全国各地の名物うどん 10連発!

どうも、以前、ヤミー!の「うどんのカタカナ系麺類化」という記事で、うどんの発祥の地が福岡だということを知り、衝撃を受けたエダマメです。
その記事を読んでからというものの、私の頭の中は、うどん、ウドン、UDON……。実を言うと、私はうどんよりそば派の人間。うどんが嫌いなのではなく、そばが大好き!そんな私がうどんで頭がいっぱいになることがあるなんて!!
うどんといえば、「うどん県」こと香川県のイメージでしたが、調べてみると、全国各地に名物うどんがあることが判明!一体どんな「うどん」があるのだろうか…徹底調査してみました!
それでは、そば好きな私が独断と偏見で選んだ、全国名物うどん10連発、どうぞ!

1.香川の讃岐うどん

3大うどん以外にも沢山あった!全国のご当地うどん、ど-んと大調査!

これを語らずして、うどんは語れない!日本国民なら誰しもが知る、うどんの中のうどん。ダシをかけて食べる「ぶっかけ」や生卵とアツアツの麺をかき混ぜて食べる「釜たま」など、食べ方は三者三様。麺の特徴的な弾力はすべての食べ方に共通しています。少量でも満足感を得られるのは、この弾力のおかげ!?ちなみに、讃岐うどんの由来は「讃岐では、日本で最高の小麦が獲れたから」「瀬戸内海に面していたため、製塩業が盛んだったから」など、様々な説があるそうです。もちろん三大うどんの筆頭です。

2. 秋田の稲庭うどん

3大うどん以外にも沢山あった!全国のご当地うどん、ど-んと大調査!

讃岐うどんに次いで三大うどんの一角を担うのが、全国でも知名度の高い稲庭うどん。最大の特徴は干しうどんであるということ。乾燥前に麺をつぶすので、平たい麺であるのが特徴です。また、生麺にはない独特の歯ごたえがこれまたいい!特徴的な歯ごたえと他にはない上品な味が組み合わさって、さらっと食べられる、魅力あふれるうどんです。

3.群馬の水沢うどん

3大うどん以外にも沢山あった!全国のご当地うどん、ど-んと大調査!

そしてこのうどんを忘れてはいけません。日本三大うどんの3番目がこのうどん。(3番目がどのうどんか、には諸説あるそうです笑)なんとその歴史は400年以上!?太めでコシが強いのが特徴で、お店によって付ける出汁もさまざまなので、自分好みの店を見つける楽しさもありますね!

4. 三重の伊勢うどん

3大うどん以外にも沢山あった!全国のご当地うどん、ど-んと大調査!

茹ですぎじゃない?と思わず、ツッコミを入れてしまいたくなるくらい、やわらかく太い麺にダシやたまり醤油などをかけて食べます。ダシが黒く、塩味が強そうな見た目ですが、食べてみると優しい味わいが口に広がります!伊勢うどんの由来は諸説ありますが、江戸時代以前から農民が食べていた地味噌を作る過程で、出来た濃厚な”たまり醤油”をつけて食べるうどんを、さらに食べやすく改良した、といわれています。この伊勢うどんが広まったのは、伊勢神宮の参詣客に提供するために開業したのが始まりだとされています。参詣客に、すぐに提供できるよう、常に茹で続けていたため、ゆで時間を気にしなくてよいコシのないうどんになったのだそうです。伊勢詣での際は、ぜひ伊勢市発祥の伊勢うどんを!

5. 富山の氷見(ひみ)うどん

富山旅行4日目 氷見うどん #富山 #氷見うどん

tomomidomさん(@tomomidom)が投稿した写真 –

織田信長が贈り物として重宝していた「輪島そうめん」の製法と、従来のうどんの製法を組み合わせて江戸時代に登場した、江戸版ハイブリッド麺がこの氷見うどん!稲庭うどんと同じ乾麺ですが、細麺なのにしっかりとしたコシがあります。油を一切使っていないので、かなりヘルシー!スタイルキープに日々精を出す女子にはありがたいうどんです。

6. 愛知のきしめん

3大うどん以外にも沢山あった!全国のご当地うどん、ど-んと大調査!

「え、きしめんってうどんだったの!?」ええ、私も同じことを思いました。きしめんって、「きしめん」というジャンルなのだと……。それはさておき、グルメな街として有名な愛知で、ご当地うどんとして大活躍なきしめん。その立派な麺は、平たく伸ばすため、ほかのうどんより長いんだとか!この太い立派な麺に、”たまり醤油”で味付けされた濃厚なダシがぴったり!名古屋では駅のホームに、「立ち食いきしめん屋」もあるほど大人気です。

7.埼玉の加須うどん

加須市と言えばうどん。 #加須のうどん #うどん

もう「ダさいたま」なんて言わせない!埼玉にもありました、おいしいご当地うどん!埼玉県加須市とその周辺地域で食べられてきた、郷土料理です。もともと、冠婚葬祭をはじめ、祭日にうどんを作る習慣があった加須市には、なんと40店舗ものうどん店があり、「加須手打ちうどん会」なるものまであるほど!特徴的な白く輝く麺は、手ごねと寝かせの両方の工程を行っているからだとか。この両方を行うことで、麺が水を吸いやすく、独特のつやが出るんだそうです。

8.栃木の耳うどん

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その名のとおり、麺が耳の形をしたうどん。パッと見た感じは、具がなくなった水餃子に見えなくもないですが、栃木県では正月料理として食べられていたんだそう。この独特な麺を鬼の耳になぞらえて、お正月に耳うどんを食べると、「1年間悪いことが聞こえなくなる」「悪口が聞こえないので、ご近所付き合いが円満になる」「その年は無病息災で過ごせる」といった言い伝えがあります。シイタケとかつおで取ったダシに、麺がマッチして、これまたおいしい!

9.群馬のひもかわうどん

ひもかわうどん (ふる川)

きもカワうどんではなく、「ひもかわ」うどん!その名のとおり、湯葉を彷彿とさせる、大きく薄い皮状の麺が特徴です。そのサイズに目を奪われますが、実はこの麺の太さはお店によって異なるそうです。つるんとした食感なので、冷たい出汁に付けて食べると◎

10.山梨の吉田うどん

道の駅「富士吉田」の吉田うどん

邦楽ロックが好きな人なら、誰しもが聞いたことがある吉田うどん。私も愛するフジファブリックのボーカルで、若くしてこの世を去った志村正彦の出身地・山梨県富士吉田市の名物うどんです!山梨といえば、「ほうとう」のイメージが多いと思いますが、この吉田うどんは正月などのハレの日に食べられてきました。麺が非常に硬く、コシが強いのが特徴。さらに、肉うどんの時は「牛肉」を入れるんだとか!

番外編① 京都 北野天満宮の1本うどん

読んで字のごとく、麺が1本しかないうどん!今は食べやすさなどを考慮して、1本を半分に切って提供しているのだとか。表面にツヤと、口触りをなめらかにするために、60分かけて茹で上げた麺は、やわらかいお餅のような食感。この麺のように「太く長い人生を送れるように」という意味が込められているのだそう。

番外編② 京都 祇園のネギうどん

ネギ好きにはたまらない1品。1杯のうどんに7~8本分の九条ネギが使われている、なんとも贅沢なうどんです。祇園の芸者さんや歌舞伎役者もハマるネギうどんは、京都旅行に欠かせない!?九条ネギの甘みとシャキッとした食感を存分に味わえます!

他にもまだまだ、ご当地うどんはありますが、あげきれないので泣く泣く割愛……。「うどん」だけで、こんなにも種類があることにびっくりしますよね!今回の調査で、改めて日本人のうどん愛を感じた、蕎麦派のわたしでした!

Written by エダマメ

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