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イタリア人と寿司パーティをしてみた!

1か月前、私はローマへ移住することになりました。到着翌日から、ローマで暮らすイタリア人の彼氏の両親・家族・親戚へ挨拶回り。彼の叔父さんの家へも伺いました。

「久しぶりー!元気ー?飛行機はどうだった?」
お決まりの会話に続いた叔父さんの二言目は

「それで、寿司パーティいつやる?」

…じゃあ、再来週あたりにします?
ということで、急遽イタリアで!イタリア人と!イタリア流儀溢れるお寿司パーティを開催しました!

1.イタリアでお寿司の準備

パーティ前日、まずは買い出しです。イタリアでお寿司の材料を揃えるためは、なかなかの困難が待ち受けています。

最初の難関は生食できる魚の仕入れ。これが案外ローマでは難しいのです。生魚を食べる習慣があまりないローマでは、スーパーに行っても限られた魚しか手に入らないので、足を伸ばして隣町の魚屋さんまで出向きました。

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案外そろってる!
イタリアでは1kg単位で購入が可能。ちゃんと値段交渉もした上で、3kg(!)のマグロを始め、サーモン、タイ、スズキ、エビをゲットしました!

もう一つ難しいのがお米寿司酢です。
これは寿司職人の友人も言っていたのですが、欧州産のお米は日本のように甘くありません。つまり、もともと白ご飯として適したお米は育ちづらいようです。確かによく考えてみると、イタリアでの米の用途はリゾットが主です。確かに、お米の甘さは必要ないですね。とりあえず輸入店で、欧州産のコシヒカリと聞いたことのないメーカーの寿司酢をなんとか調達、このお米でお寿司作りに挑戦することにしました!

2.イタリア人とお寿司を作ろう!

叔父さんを含め、イタリア人2人、日本人2人で調理開始。炊飯器でお米を炊いて、酢飯にして、魚を切って…黙々と作業を続ける中、叔父さんの息子から素朴な質問が。
「寿司職人になるのに、なんでそんなに年月が掛かるの?米を握って、魚のせるだけでしょう?

…確かに、料理工程自体は単純。グラタンやケーキの方が作業工程は複雑。でも、寿司のように素材の味を活かすための単純な作業であればあるほど奥深く、職人の培った技術が大切。イタリアではそんな感覚があまりわからないのかもしれません。

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258個の握り寿司、64個の巻き寿司、6個の手巻き寿司、お寿司以外にも刺身、天ぷら、魚のスープが出来上がりました!調理にかかった時間、なんと8時間…!それにしても13人にしては多い気が…さすがイタリア人、よく食べます。笑

3.イタリア人の寿司の好み

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イタリア人の一番好きな寿司ネタは、なんといってもサーモン!

日本でもそうですが、サーモンは基本的に北欧から輸入します。日本より近い分、新鮮でおいしい~!日本のサーモン握りとは違う! マグロより人気になるはずです。

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そして日本ではあまり馴染みのない、フィラデルフィアロールが人気!アメリカ発祥で、フィラデルフィアクリームチーズとサーモンを一緒に裏巻き(海苔を内側・酢飯を外側に巻く方法)で巻いてあります。
日本ではもちろん・世界的にも人気のフィラデルフィアクリームチーズ。このチーズが案外、醤油にマッチしていておいしいんです!
基本的にイタリアのどこのお寿司屋さんでもメニューに載せてあります。
これは日本ではお目にかかれないですね…やっぱりイタリアではお寿司でもチーズが大人気です。

そして一緒に頂く酒はやっぱり、日本酒ではなくワイン。笑
お寿司の好みや食べ方に、イタリアならでは感が随所に感じられますよね。

イタリアではお寿司が一般的に普及し始めたのは、約8年前から。(最近!)それに比べて日本では1000年以上前からお寿司が存在していました。
とすると、イタリアの寿司文化はまだ産まれたばかりの赤ん坊のようなものです。フィラデルフィアロール、カリフォルニアロール、裏巻など、お寿司は其々の国の食文化に合わせて独自の進化を遂げています。
産まれたばかりの赤ちゃんが、小学校に行って、中学校に上がって、大学に入学して…これからのイタリア寿司文化の成長と発展が楽しみですね。

Written by Hikari

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屋台の味を家で!未だに根強いブームのチーズドッグ作ってみた。

チーズドッグという屋台料理を食べたことはありますか?

韓国発祥と言われる屋台料理でトロリと糸を引くチーズが食欲を刺激して止まない人気料理です。

新大久保をはじめとして様々な場所で食べることが出来ますが

比較的に家で簡単に作ることも出来る、とのこと。

あの味を家で楽しむことが出来る…、そう聞いてさっそく作ってみることにしました

 

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必要なものはこちら。ホットケーキミックス、ソーセージ、チーズ、パン粉、卵、竹串です。

今回は簡単にホットケーキミックスで作っていきたいと思います。

(写真にはありますが今回はスライスチーズは使いませんでした。)

 

・ホットケーキミックスをパン生地ほどの硬さになるように水を加えます。

 

・竹串にソーセージと一口大にカットしたさけるチーズを交互に竹串に刺していきます。

(スライスチーズをソーセージに巻き付けでも美味しく作れると思います)

 

・ホットケーキミックスで作った生地でソーセージ、チーズを包みます。

 

・卵、パン粉をつけて油で揚げていきます。

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少し揚げすぎてしまいやや黒くなってしまいましたが完成です、笑

そして写真ではわかりづらいかもしれませんが、かなり大きくてボリューミーになってしまいました。

ホットケーキミックスやパン粉をつけていく際にどんどん膨らんで言ってしまうので

小ぶりに作ることを意識しながら作ったほうがいいかもしれません。

 

フライされたソーセージとパン粉の匂いが食欲を刺激します。

さっそく食べてみることにします。

 

美味しい…!!チーズとホットケーキミックスの生地が絡み合って幸せな味が口の中で広がります…(満足)

チーズも口の中でなめらかにとろけて糸を引いています。

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ソーセージもまろやかなチーズの味の中で良いアクセントになっていて食べていてまったく飽きが来ません。

大きく作りすぎてしまったにもかかわらず夢中になって食べてしまい気が付いたら完食してしまいました。

 

チーズの分量は「コレ、入れすぎだろう…」と思えるくらいがちょうどいいかもしれません。

ソーセージを使わず具材はチーズだけでも美味しく出来ると思います。

屋台の味を家で再現できたことにただただ感動でした。

チーズドッグが好きな方はよかったら是非一度家でも作ってみてください。

 

 

by tori

【簡単レシピ】外はカリカリ、中はフワフワなラスポテト作ってみた。

皆様はラスポテトという食べ物をご存じでしょうか?

昔はよく屋台などで売られていたそうで懐かしい!と思われる方も多いのかもしれません。

聞き馴染みの無い方もいるかもしれませんが簡単に言うとオランダのフライドポテトです。

 

普通のフライドポテトよりも外のカリカリ感と中のフワフワ感のギャップが強いのが特徴です。

ちなみにラスポテトはオランダ企業の商標名で 「ラス」 はオランダ語で友愛、盟友などを意味します。

 

先日twitterを見ていたらラスポテトのレシピが乗っていたので作ってみようと思いました。

レシピを掲載されていたのはnoshinさん。(レシピのtweetはこちら) 

ほかにもご自身で作られた美味しそうな料理の写真もアップされています。

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材料はジャガイモ350g、牛乳50g、片栗粉10g、溶き卵、粉チーズ・塩少々

これだけ!

 

まずじゃがいもを蒸かしてペースト状にし、他の材料と混ぜ合わせていきます。

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今は簡単にレンジで出来てしまうからいいですね。

 

本当は裏ごしをしたほうがよいそうです。出来るだけ滑らかなほうが口当たりがよくなると思いました。

(僕は裏ごしを忘れてしまったのでチャンク感のあるラスポテトになってしまいました…笑)

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生地をクリーム絞り袋で成形し(手でよっても大丈夫)160度の油で揚げるだけ!!

 

個人的にはクリーム絞り袋で形を作るのをおすすめします。手が汚れない上に気軽で

且つ自分である程度自分の好みでポテトの形をコントロールして作ることが出来るのでとても楽しいです。

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揚げ物をした後、油の処理に困りますよね。

でも、少量の油でもしっかりと揚げることが出来ました。

 

色々な形のポテトを作ってみて個人的感想ですが、

少し太めの形状のほうが外側と内側の食感のギャップを楽しめて美味しかったです。

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作って楽しい食べて楽しいラスポテト、

これからクリスマスの季節、もしお家でパーティなどをされる方は是非作ってみてはいかがでしょうか?

by tori

 

 

【ザリガニ】ザリガニって本当においしいの?本音で感想をお届け【食べてみた】

【フィンランド在住レポ】ザリガニって本当においしいの?本音で感想をお届け

フィンランドを舞台にした映画『かもめ食堂』では、登場人物ミドリがおもむろにおにぎりの具として「ザリガニ」を提案するシーンがある。フィンランドの食材を日本のおにぎりを組み合わせてはどうか、というのだ。

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フィンランドに置けるザリガニの立ち位置

そんな風にするっと日本映画に登場しフィンランド名物の代表、のような印象を植え付けてしまったザリガニだが、フィンランドでは定番の食材かというと、そこはちょっと違う。ザリガニ、通称ラプが出回るのは主に夏のごくごく限られた期間である。
そもそも食べ物の旬がはっきりしているフィンランドでは、旬に対する情熱が強いように思う。各種ベリーやキノコ、新ジャガなどが旬を迎えるとどの家庭の食卓にも登場し、マーケットでは右を見ても左を見ても同じものを似たような値段で取り扱い、職場でさえ今年はもうあれ食べた?と話題にのぼる有様だ。

それがくだんのザリガニの場合は更にお祭り騒ぎになる。

頭が良くなるのに1番の回転寿司のネタはなに?

回転寿司が大好きなのですが この前マグロの赤身を食べながら

「魚を食べると頭が良くなる♪」  という歌があるけどアレは本当か?

と不意に思いました。

 

私は昔からコンスタントに回転寿司で魚は食べているのに

最近になってもともと無かった集中力は年々さらに落ちてきたし、

そもそも大学は1浪した上に補欠合格だし固有名詞は今も昔も覚えられない、という体たらくです。

 

「魚を食べてるけど私はバカだ!頭がよくなるなんてウソだ!魚会社(なんじゃそりゃ)の陰謀に決まってる!」と思いつつ

今よりバカになったら困る!と思い再び赤身に手を伸ばすもふと手が止まります。

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↑「どのネタを食べれば一番頭が良くなるんだろう」

 

マグロや白身魚よりヒカリモノのほうが頭が良くなれる気がします。(イメージです)

あるいは人気no,1のネタは1番多く頭のよくなる栄養を多く含んでるのかも!?

そう思い寿司ネタ 人気 ランキング で検索してトップ5を見ていました

 

5位エビ、4位まぐろ(中トロ)、3位ハマチ、ブリ 2位、まぐろ(赤身) 

 

 

1位、サーモン

 

え、マグロ1位じゃないの!?頑固な江戸前職人が卒倒しそうな結果に驚きつつ 

値段も考慮したランキングかもしれないからアテに出来ないな、などと思っていると

ふとあることをと思い直します

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↑スシキング

 

 

頭が良くなるのはDHAというものが関係してDHAは人体に必須な栄養分なのに

体内で作ることが出来ず食事で摂取するしかない、という話をどこかで聞きました。

ならばDHAを一番多く含んだ魚を食べれば効率的に頭が良くなることができる!

 

そう思い色々調べてみると、とくに以下の魚はDHAが多く含まれていて

これだけの量を食べれば1日に必要量を摂取できる、と書いてありました。

 

イワシ30g(刺身2、3切れ)

本マグロトロ33g(刺身2、3切れ)

ブリ45g(2分の1切れ)

タイ45g(刺身6切れ)

 

反対にあまりDHAが含まれていない魚はこちらです。

 

カツオ400g(刺身50切れ)

ヒラメ400g(刺身50切れ)

マグロ赤身1060g(刺身80切れ)

 

マグロ赤身は1日に80切れ食べないと1日に必要な量に達しない…。

物理的に不可能ですね。反対にトロやイワシは回転寿司で1皿食べれば

脳に必要な栄養分は摂取できるということになります。

言われてみると今までの私はトロは経済的な理由で、イワシは寿司ネタとしてはつい敬遠してマグロの赤身ばかり食べていました。

 

でも良いことを知りました。これから沢山イワシを食べる。

そうしたら今日から頭脳優秀になれる!期待に胸は膨らみます。

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↑魚編に弱いと書いて「鰯」と読むわけですが本当はタフな栄養を持った魚です。

 

 

と思ってさらに調べると「DHAを摂ると頭が良くなる…、というワケではなくDHAが不足すると良い睡眠活動が取れずそれが原因で脳の能力が低下する。DHCを摂ってもそれが元に回復するだけ」と書いてありました。

 

ということはいくらイワシを食べても急に凡人が天才になれるはずもなく

ましてや私みたいに夜遅くまでゲームして常に寝不足だと全く意味がないということです。

 

…努力せずにラク出来るほど世の中甘くないですね。

とはいえ魚が良質な睡眠と脳の栄養をもたらしてくれるのは事実です。

勉強に仕事に…高いコンディションをキープしたいところですね。

なので定期的に魚を食べる食生活はオススメだと思います。

Written by tori

何かの卵?タイで「ンゴ」「ゲーオマンゴン」と呼ばれる食材、その正体は…?

ルックスと味のギャップに驚き

これ、何なんですか?

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初めて見た時のその強烈なインパクトは忘れられません。何かの卵ではなくてフルーツだと聞いたときは、にわかには信じられませんでした。「おいしいから食べてみろ」と勧められ、断れずに恐る恐るかじってみると…意外にも果肉は柔らかく、やさしい甘みのある味で、そのギャップにまたまた驚いたものです。

日本語では「ランブータン」として知られているこのフルーツ、タイでは「ンゴ」と呼ばれています。原産地はマレーシアといわれていてマレーシア・インドネシアで広く栽培されていますが、輸出を含めた生産はタイが世界一なのだそうです。「タイのフルーツ天国」といわれる東部カンボジア方面にあるチャンタブリ県が、その生産量の多さで名高い地域です。

タンニンを多く含み、肌の健康維持に効果があるとか。ただし食べ過ぎると酵素の働きを阻害し、消化不良を起こすこともあるそう。おいしいのでついつい手が止まらなくなってしまいますが、要注意です。

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このフルーツのいい点は、皮をむきやすいところ。爪で横に一本割れ目を入れて上下に開けば、写真のようにきれいに皮が剥がれます。皮は柔らかく、果汁で手が汚れることもありません。種の皮に渋みがあるので、かじりつかないように柔らかく食べるとおいしく食べることができます。

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美味しいだけではなく健康にも良い!恐竜の卵のようなフルーツ

もう一つ、変わり種フルーツをご紹介します。タイ語で「ゲーオマンゴン」と呼ばれる果物です。こちらは日本では「ドラゴンフルーツ」ですね。確かに恐竜の卵のようなイメージです。

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このフルーツも皮が果肉から剥がれやすいため剥きやすく、わたしのお気に入りの一つです。果肉はジューシーで、桑の実のような懐かしい味がします。黒いつぶつぶは種なのですが、この食感がまた楽しいのです。

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個人的な体質なのかもしれませんが、これを食べるとわたしは必ずお通じが良くなります。よくなるどころか、よくなりすぎます。調べてみると、食物繊維がバナナの65倍?!半端ないですね、そりゃあよくなるわけです。

ドラゴンフルーツは、タイではちょっとした高級ホテルなどで、チェックイン時の部屋に置かれていたりもします。南国雰囲気満点ですね。

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タイではフルーツの最盛期の2月~4月になると、1キロ当たり100円など、日本では考えられないような値段で市場に出回ります。年がら年中何かしらのフルーツが食べられますので、通りを歩く際はフルーツに注目してみるのも面白いかもしれません。日本でも昔よりタイのフルーツが手に入りやすくなっていますので、スーパーやアジア食材店などで見かけたら是非手にとってみてくださいね。

Written by 元ジェット

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【もしも】世界から茄子が消えたなら【ナス】

茄子をタマネギよりもメジャーにしろ! 黒田硫黄『茄子』

茄子』というマンガをご存知だろうか。このマンガを読んで、私は衝撃を受けた。こんなふざけたタイトルで、まさかこんなに名作だと思わなかったからである。『茄子』というタイトルでとにかくインパクトを出して、読者を集めたいだけであり、あの食べ物の茄子とは全く関係ないのでは、とさえ思っていた。

このマンガは基本オムニバス形式であり、すべての話に茄子が絡んでいる。温かく繊細なタッチで書かれており、最近乱立しているデスゲーム系、終末系のマンガに辟易している読者の皆様には、ぜひ読んでいただきたい。

茄子

このマンガの著者は黒田硫黄という。2007年に日本テレビ系で放送された、松山ケンイチ主演の「セクシーボイスアンドロボ」の原作や、前編フルCGの映画「アップルシード」の原作を描いていると聞くと、ピンとくる方も多いかもしれない。そんな名作メーカーがなぜ「茄子」のマンガを描いたのか。

それはある夏の夜、作者の夢に出てきた茄子の化身から、「俺をタマネギよりもメジャーにしろ!」と使命をうけたから、であるらしい。

茄子とタマネギ、どちらがメジャーであるかは甚だ疑問ではあるが、「玉葱」というマンガが2016年現在に存在していない状況を鑑みると、黒田硫黄の企みは成功していると言えるだろう。黒田硫黄を茄子マンガの作者に選んだ茄子の化身にも、賞賛を送りたい。茄子の化身、本当に君は良い仕事をした、ありがとう。彼を選んでいなければ、茄子はメジャーになるどころか、この世から消えさっていたかもしれない。

もし、茄子がなくなったら世界はどうなっていただろうか。

いなくなってから気づくあなたの大切さ、などとよく言うが、もしこの世から茄子が消えてしまったら焼き茄子も食べられなくなるのだ、と考えると、すこぶる恐怖である。何を隠そう私は焼き茄子が大好きである。
そこでその事実がどれほどまでに恐ろしいものか、実際に検証してみることにした。

実録・世界から茄子が消えたなら

焼き茄子といえば、かつおぶしとポン酢だろう。
茄子を焼いてしまえばかつおぶしをまぶして、上からポン酢をぶっかけるだけ。しょうゆ派の方もいるだろうが、焼き茄子の香ばしさにはポン酢の酸っぱさがピッタリなのだ。

だが、思い出して欲しい。この世界にはそもそも茄子が存在しないのだ。
それでも焼き茄子を作ろうとしたら、どうなるか。

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まずは、茄子を切る。
当然だが、この世界には茄子がないから、焼き茄子を作っても何も切るものがない。(この時点で、すでにおそろしい。)

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フライパンに油を引いて、茄子を焼く。 当然だが、この世界には茄子がないから、焼き茄子を作っても何も焼くものがない。

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茄子が焼けたら、アツアツの茄子の上にかつおぶしをまんべんなくかけて、一気にポン酢をかける。ジュワーっという音と、茄子に味が染みわたっていく時の香ばしい匂いが、食欲をそそる…はずだが、茄子がない。茄子がないのだ。

それではいただこう。茄子がなくなった世界で作った焼き茄子、果たしてどんな味がするのだろうか??

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油だ。

ポン酢の味と、かつお節の匂い。それしかない。茄子の風味は、どこにもない。
私はいたたまれない気持ちになった。やっぱり焼き茄子には、絶対に茄子が欠かせないのだ。(当たり前だ)

茄子は、この世に必要なのである。
茄子のない世界、そこには恐怖や苦悩、虚無が満ちている。

改めて黒田硫黄、および茄子の化身に敬意を払いたい。
ありがと茄子。

Written by ドクさん

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【改めて知りたい世界の3大食作法】箸のタブーとは?!

【改めて知りたい世界の食作法】生と死をつなぐ橋?箸のタブーとは

突然だが、世界には3種類の食の作法がある。手食、フォークナイフ食、箸食である。人口分布は、それぞれ世界の人口の40%、30%、30%ほどだという。今回は、世界を分かつ3つの食作法に迫ってみたいと思う。

嗚呼、麗しの手食文化

食べ方には、エリア宗教、それからもちろん、食べる物も関係している。
まずは、世界で最も多いとされる手食文化について。手食文化とは、文字どおり手でモノを食べる文化のことだ。手食文化が発達しているのは、東南アジアから中近東、アフリカにかけてとオセアニア地域。私たちが思っている以上に広い。

手食文化は、回教(イスラム教)やヒンズー教圏で広まった食文化であり、その裏には「食べ物は神から与えられた神聖なものである」という考え方がある。また、「食器や、箸・フォークなどの食具は汚れたものであり、手が最も清浄なのだ」という宗教的戒律に基づいているのだという。

Children Eating, India

手食文化には、独自のルールが定められている。例えば、食事の前後には必ず手を洗って口をすすぐこと、食べ物は床の敷物の上に並べること、片膝を立てるかあぐらを組んだ姿勢で食べること、来客時には男女別々に食事をすること、などである。また、食べ物に触れることが許されるのは右手だけとされており、親指、人差し指、中指の3本の指をスプーンのようにして食べる。3本の指では、食べ物の熱さや冷たさ、硬さや柔らかさも直に感じることができるのだ。つまり、手食文化とは、味覚、嗅覚、聴覚、視覚に、触覚をも加え、五感で味わうことのできる贅沢で感覚的な食べ方なのだ。いやはや奥が深い手食文化である。

【海外ドラマ頻出料理】デス妻・ブリーとリネット、対極な2人の対極なミートローフ

【海外ドラマ頻出料理】デス妻・ブリーとリネット、対極な2人の対極なミートローフ

アメリカの一般家庭の日常生活のことをたくさん知ることができるドラマ「デスパレートな妻たち」通称デス妻。料理好きの私にとっては、アメリカの代表的な家庭料理の話題が随所に出てくるのが最大の楽しみ。
なんといっても、ドラマのメインキャストの一人であるブリーは、料理上手が高じてアメリカ家庭料理の本を出版し、ベストセラーとなったあと、ケータリングビジネスでも成功。前半のシーズンでは、毎日家族のためにすべての家事を完璧にこなし、レストランの料理のような手の込んだお洒落な料理を完璧に作る主婦でもあります。作中では、彼女の腕によりをかけたおいしそうな美しい料理がたくさん出てきます。

【海外ドラマ頻出料理】デス妻・ブリーとリネット、対極な2人の対極なミートローフ

©Disney

そして今回の注目したいのがもう一人のメインキャストのリネット。キャリアウーマンとしてバリバリ仕事をこなす傍ら、家庭では超わんぱくな息子3人に手を焼いている毎日。完璧さなんて求める暇もないほど、とにかく忙しさに翻弄される日々を送っています。
そんな対照的な2人に、どちらも「ミートローフ」の話題がからんだことがありました。

【海外ドラマ頻出料理】デス妻・ブリーとリネット、対極な2人の対極なミートローフ

©Disney

あの新撰組局長・近藤勇も愛した「たまごふわふわ」作ってみた!【夏バテ予防!】

暑い日が続いたと思ったら急に冷え込んだり…。

気温がコロコロ変わる日々が続いていますが皆さま元気でお過ごしでしょうか?

今の季節、なかなか食欲が湧かなかったりすることもあると思いますが

夏バテ予防のためにもしっかり栄養は摂りたいところですね

そんな夏バテ防止のため今日ご紹介する料理は

新選組局長近藤勇も愛したという「たまごふわふわ」です。

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どこか可愛らしいネーミングなので本当に料理なのか少し不安になりますが、

立派な静岡県袋井市の郷土料理です。

江戸時代、袋井は東海道五十三次という宿場街のど真ん中にあったこともあり

東海道を旅する武士や豪商たちは袋井で「たまごふわふわ」を食べるのを楽しみにしていたようです。

近藤勇も大好物の一品で袋井に立ち寄った際にはこれを食べて英気を養った、と言われています。

彼の強さの秘密はひょっとしたらこの料理にあったのかもしれませんね。

 

夏バテ予防に大切なものは何よりタンパク質、

質のいいタンパク質を一番効率的に取ることのできる食材はなんといっても卵です。

あっさりした味わいと食感もこの季節に食べるのに非常に向いています。

卵はどの家庭にもあって簡単に手に入るのもいいですね。

002↑質のいいタンパク質!!

 

 

そんな「たまごふわふわ」の作り方ですがとても簡単、まずは卵とだし汁を用意します。

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卵の白身をひたすらかき混ぜ白身をメレンゲ状にします。

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…けっこう疲れます。メレンゲが泡立ち「ツノ」が出来上がるまでひたすらかき混ぜます。

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メレンゲを潰さないように黄身とさっくり混ぜ、沸騰したダシ汁に加えていきます。

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そしてフタをして30秒ほどすれば出来上がり、不思議な触感の「たまごふわふわ」完成です!

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気になる味は…。たまごのふんわりした触感とダシ汁のあっさりした味が絡みついて

非常に食べやすく、美味しいです。

これなら食欲が無い時でも栄養が取れるので、暑い夏の栄養補給にピッタリだと思います。

Written by tori

「フレンズ」人気エピソード フィービーのクッキーに見るアメリカのクッキー観

「フレンズ」ファンの間では有名な「フィービーのクッキー」

アメリカの日常生活に密着したストーリーで、アメリカの文化や習慣を学べるドラマ「フレンズ」
英語のリスニングを学びたい方にもおすすめの海外ドラマとして、長年安定した人気を誇っています。
そういう私も、「フレンズ」を何度も何度も視聴して、本当にリスニングが上達した一人です。

繰り返し見ていると、詳しく知りたくなるポイントがたくさんあるドラマですが、特に料理好きな人が興味を引かれるポイントのひとつに、「フィービーのクッキー」があります。

感謝祭には食べ比べ!ドラマ「フレンズ」とアメリカのマッシュポテト

左がフィービー。
©Warner Bros.Entertainment

ドラマの中で、クッキーのエピソードは2つあります。
「オートミールレーズンクッキー」「チョコチップクッキー」、どちらも手作りです。

「フレンズ」人気エピソード フィービーのクッキーに見るアメリカのクッキー観

チョコチップクッキー

アメリカのクッキーは、手作りが最良とされている

一家団欒の夕食にもテイクアウトやデリバリーを利用することが日常という家庭も多く、またこちらの記事でご紹介した「チキンヌードルスープは、缶詰を温めるだけというのが一般的」など、意外なものまで買って済ませることも多いアメリカ。
しかし、クッキーに関しては家庭でよく手作りされていて、焼きたてのあつあつ(「オーブンフレッシュ Oven fresh」といいます)を食べるのが最良とされているようです。

「フレンズ」人気エピソード フィービーのクッキーに見るアメリカのクッキー観

オートミールクッキー

子供の頃からお菓子作りが趣味で、「バターを使うお菓子は、できたてよりも数日置いた方がおいしい」が常識だと思っていた私、「焼きたてのあつあつがおいしい」がアメリカの常識であることには、カルチャーショックを受けました。
単純に好みの違いでしょうか。
アメリカのクッキーには、バターよりもショートニングマーガリンが多用されるからかもしれません。

世界一おいしい?フィービーの「オートミールレーズンクッキー」

シーズン1エピソード12で、フィービーは自分が嘘を言わない人間であることを証明するために「私が作るオートミールレーズンクッキーは世界一おいしい」と、レイチェルに食べさせます。
レイチェルは「何これ、ホントおいしい!」と感激。

「フレンズ」人気エピソード フィービーのクッキーに見るアメリカのクッキー観

©Warner Bros.Entertainment

ほんの数秒だけのやり取りなのですが、「世界一おいしい」とされたせいか、このクッキーのレシピを知りたいと思った方はたくさんいたようで、ネットで検索すると翻訳レシピなどが出てきます。
アメリカで出版された「フレンズに出てくる料理」の本の中でも紹介されたのだそうです。

このクッキー、私もよく作って主に朝食代わりに食べています。
オートミールレーズンも美容にいい食材ですよね。
「世界一」は少し大げさかもしれませんが、確かにおいしいクッキーですよ。

「フレンズ」人気エピソード フィービーのクッキーに見るアメリカのクッキー観

オートミールクッキー

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