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任侠系お料理男子!?小林薫・松重豊・生瀬勝久…コワモテ×飯テロの世界

コワモテ・松重豊氏の食事シーンに釘付け 夜食テロの代名詞『孤独のグルメ』

孤独のグルメ』は、マンガを原作にドラマ化され、Season5まで作られるほど大ヒットした、言わずと知れた人気作品だ。

見どころは、雑貨輸入商・井之頭五郎が、あらゆる土地であらゆる食べ物をむしゃむしゃもりもり大迫力に食べるシーン。五郎さんの食いっぷりたるやいっそ爽快で、「夜食テロ」と話題になるほど美味しそうな料理を次から次へと胃袋に収めていく様はまさに圧巻!しかし、一番の魅力といえば、なんといっても数々の悪役を演じてきたコワモテの松重豊氏が、美味しそうにくしゃっと破顔するところだと主張したい。わくわくしながらオーダーの算段を立てる…にこにこしながら食べ進める…腹八分目から怒涛の追い上げを見せる…満腹でごきげんに帰宅していく…五郎さんが幸せそうにご飯を食べている一部始終を見ているだけで、そのコワモテとのギャップに癒やされて幸せな気分になってくる。

©TV TOKYO

ここ数年、イカつめの外見の男性と美味しい料理の組み合わせ、「コワモテ×飯テロ」の魅力に溢れた作品が豊作だ。

小林薫氏の手料理に垂涎 人情系コワモテグルメドラマ

孤独のグルメ』と同じくマンガからドラマ化された『深夜食堂』も、外せないコワモテ×飯テロドラマ。

新宿歌舞伎町のネオンの映像から渋く始まるこのドラマは、小林薫氏演じるマスターが切り盛りする小さな深夜食堂が舞台。ほっこり、しんみり、笑える、様々な人間関係を描いた落ち着いた雰囲気が魅力だ。このマスター、左目に切り傷の跡があるコワモテで、経歴は一切不明。メニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎しかないが、お願いすれば出来るものはなんでも作ってくれる。マスターはただでさえコワモテなのに甚平着用で更に迫力増大なのだが、とにかく優しい。常連客の愚痴を聞いてあげたり、怒ってあげたり、時にはおせっかいを焼いてみたり、人情味溢れる人物なのだ。彼の作るご飯は、『かもめ食堂』などで有名な飯島奈美さんがスタイリング。ポテトサラダ、生姜焼き、甘い卵焼き、唐揚げ…コワモテマスターが作る優しい料理の数々が、常連客の胃袋と心に染み渡っていく様が、じんわりと癖になる。ちなみに前述の松重豊氏が地回りのヤクザ役(赤いウィンナー好き)で出演しているのも、要チェックポイントだ。

深夜食堂

©安倍夜郎・小学館/「深夜食堂」製作委員会

ネクストコワモテ×食テロ

孤独のグルメ』も『深夜食堂』もチェック済み、という方におすすめなのが「任侠系お料理男子」と銘打ったマンガ『紺田照の合法レシピ』。

18歳には決して見えない新人極道(もちろんコワモテ)・紺田が趣味の料理を作り食べる様が描かれているのだが、ただのグルメ漫画ではない。ヤクザ仕事からヒントを得て献立を考える紺田は、揉めた際に割れた瓶の形を見て「今夜はタジン鍋を使おう」と閃いたり、つきつけられた拳銃のリボルバーからレンコンを想起する。大葉を「合法ハーブ」と呼び、材料たちを組員に見立てて、調理して(カチコんで)いく。どこからどう読んでもヤクザの抗争中のようなコピー・セリフ・絵ヅラだ。物騒なのに家庭的、グルメ漫画でありながらヤクザ漫画のようなギャップがたまらなく面白く、無表情なのに料理熱心な18歳のコワモテ・紺田がなんとも魅力的な作品だ。

kondateru

紺田照の合法レシピ』馬田イスケ

コワモテ×飯テロに魅了され始めた方に朗報!この夏から始まるドラマ、福澤徹三氏の小説が原作の『侠飯~おとこめし~』はまさにコワモテ×飯テロの予感!

ヤクザの組長が抗争に巻き込まれた大学生の家に転がり込み、料理をふるまう任侠グルメドラマで、組長を演じるのは生瀬勝久氏。どんなコワモテがどんな飯テロをしてくれるのか、今からワクワクが止まらないが、放送は7月から。お腹をすかせて心待ちにしたい。

Written by にゃも

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