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一人暮らし・外食ばかりの人必聴 DJみそしるとMCごはんが伝える「食」への愛

最高の名言を生み出した人物の正体は『ごちそんぐDJ』

「おいしいものは人類の奇跡だ」。
自称グルメ好きで、無類の食いしん坊である私にとって、これほど素晴らしい名言があるだろうか。
この名言は他でもない、『DJみそしるとMCごはん』が産み出したものだ。
DJみそしるとMCごはん?コンビ名?バンド?テクノユニット?
いやいや、『DJみそしるとMCごはん』はたった一人の女性、立派な個人のアーティスト名である。

一人暮らし・外食ばかりの人必聴 DJみそしるとMCごはんが伝える「食」への愛

奇をてらったアーティスト名だと言う人も多いかもしれないが、妙に馴染みやすくて、しっくりくる。DJみそしるとMCごはん、DJみそしると、MCごはん。繰り返し声に出してみると、お腹がすいてくる。
今私は、ファミレスでチーズインハンバーグと豚汁と白米大盛りを頬張りながらこの記事を書いているのだが、思わず抹茶パフェとマヨコーンピザを追加注文してしまった。隣のテーブルの人にも、店員さんにも、少しオカシイ人だと思われたようである。

ヒップホップは反骨精神を表現するもの…だけじゃない!

DJみそしるとMCごはん(以下、彼女の愛称「おみそはん」と呼ばせて頂く)とは、どのような人なのか。
アーティストとしての始まりは、女子栄養大学での卒業研究として「歌って覚えられるレシピ」を楽曲に載せてラップにしたことだそうだ。その曲のミュージックビデオが音楽関係者の目に留まり、音楽活動をすることになったそう。今ではNHK Eテレにて「ごちそんぐDJ」というレギュラー番組を持っている。

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食文化と、音楽の融合。なんともヤミー!な話である。
今や世間ではヒップホップが市民権を得て、地上波でもヒップホップの番組が流されるようになった。私も幼い頃からヒップホップを聴いて育ったので、ヒップホップが有名になって、認められ、実際に世の中を動かしていることは、素直に嬉しい事である。
そもそもヒップホップとはニューヨークの貧しいスラム街に住むアフリカ系アメリカ人発祥の音楽であるが、その多くは硬いキックとスネア、ゴリゴリのベース、その上にシビアな歌詞を乗せて自らを締め付ける社会への反骨精神を表現したものが多い。それが最高にクールなのだ。

では、おみそはんのヒップホップとはどのようなものなのか。まさか、料理のレシピが難しすぎて腹が立ち、この世のあらゆる料理への憎悪をエネルギーにしてもっと簡単な料理を提案するようにゴリゴリのビートに乗せて叫んでいるのだろうか、まさか。。

おみそはんの純粋でひたむきな食への愛が表現された楽曲たち

様々な妄想が膨らむなか、百聞は一見にしかず、いや、百見は一聞にしかず、ともかくおみそはんの楽曲を聴いてみることにした。
聴こえてきたのは心地良く耳に馴染む楽曲と、それにふんわりとしたラップを乗せる可愛らしい女性の声であった。

私は衝撃を受けた。これは果たしてヒップホップなのか。
想像していたシビアな歌詞は1小節もない。それどころか、歌われていたのは料理へのひたむきな愛情と、若干の切なさを感じさせるような、独り暮らしを頑張る純粋な女性の姿であった。
もやしが冷蔵庫で古くなって溶けたり、夕方まで寝ちゃってみたり、おかわりのごはんを自分でよそっては実家に思いを馳せてみたり…

明るく踊り歌うこと。リズムに乗ること。それが食×音楽のパワー

独り暮らしに奮闘し、辛い日もあるだろう。仕事を終えて疲れた体で帰路に着くと、暗く冷たい部屋に出迎えられる。
しかし、おみそはんは楽しげに自炊をしているのだ。落ち込むことも、愚痴をこぼすことも、寂しがることもない。これこそヒップホップ、音楽の精神である。
自分を囲う辛い逆境に負けず、精一杯楽しく懸命に生きてやる、踊ってやる、歌ってやる。強くて前向きな、自分だけの意思表明である。

外食してる場合じゃない!そうだ、自炊しよう!

彼女の音楽を聴きながら、私は忘れてかけていたことを思い出していた。ここ最近、自炊をしたことがあるだろうか。
お腹が空けばコンビニへ直行するか、深夜まで空いているファミレスへ行くという選択肢しか無かった。それに、疲れていても明るく料理を作ろう、楽しくラップにのせてしまおうなんて、そういう工夫をしたこともなければ、思ったことも感じたこともなかった。
そもそも私はファミレスにいる場合ではない。自称グルメなどと謳って、少々勘違いをしていたようである。

一人暮らし・外食ばかりの人必聴 DJみそしるとMCごはんが伝える「食」への愛

「おいしいものは人類の奇跡だ」

どうしてこんな大切なことに気付かなかったのだろう。自分たちの生活も、人生も、明るく楽しく工夫するのは、自分たちなのだ。美味しいものは、作り出せる。ならば、奇跡だって、自分たちの手で起こしてみせようではないか。
今すぐ料理をしたい。生活を愉しみたい。踊りたい。歌いたい。
DJみそしるとMCごはんのヒップホップは、そんな生への衝動を与えてくれた。

Written by ユースキン

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あけましておめでとうございます!
ヤミー!は昨年の6月にサイトをオープン、半年かけてさまざまな記事を掲載することが出来ました。
これもひとえに読んでくださる方のおかげです!半年間本当にありがとうございました!

さて、多くの方が三が日をゆっくりグダグダ食っちゃ寝していることかと思います。
そんな時には片手にヤミー!を!
オープン当初から今までで、ヤミー!で人気だった記事トップ10をランキング形式でご紹介します!ゴロゴロしながら、読み逃していた記事や読み返したい記事を楽しんでくださいね。

昼のセント酒

10位は、孤独のグルメ原案者の久住昌之さん×孤独のグルメのドラマスタッフチーム×TEAM NACSのMr.残念・戸次重幸さんのドラマ、『昼のセント酒』の聖地巡礼をしたこちらの記事でした!
この回では用賀にある銭湯・藤の湯さんと、用賀駅前の居酒屋・炙り屋さんのお邪魔しました。是非続編を!との声も頂いておりますので、来年は別の銭湯にお邪魔することになりそうです。

海外ドラマ『ハンニバル』でレクター博士の美しく残酷な食事シーンに魅了される

9位は、現在日本でも人気急上昇中の俳優、マッツ・ミケルセンがハンニバル・レクター博士を怪演したドラマ『ハンニバル』を”美しすぎる”と紹介したこちらの記事でした。
何を隠そう、この記事をきっかけにヤミー!編集部もマッツ・ミケルセンの魅力に目覚めてしまい、ハンニバルを完走。過去の出演作を着々と見始めているのです。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や『ドクター・ストレンジ』など新作も続々公開予定。これからの彼の活躍がますます楽しみです!

【逃げ恥】二人の距離が縮まる冷蔵庫いっぱいのカラフルで栄養満点・みくり飯

8位は先日最終回を迎えた超人気ドラマ・『逃げるは恥だが役に立つ』の新垣結衣さん演じる「みくり」が作る「みくり飯」をフューチャーしたこちらの記事でした。
みくりの作りおきごはんって、気取っていないのに鮮やかな見た目・考えられた栄養・こもりまくった心が詰まっていて、本当に魅力的なんですよね!
このごはんを目当てにドラマを見ていた人も少なくないはず…
最終回を終えて逃げ恥ロスになってしまった人も、記事で紹介しているインスタの画像を見返せば、ドラマの記憶が蘇ってくるはず…!

hitorimashi

7位は、日高トラ子さんが独特なタッチでアラサー女子のひとりごはんを描くマンガ、『東京おんな一人飯』を紹介したこちらの記事でした。
ちょっと暴走気味で妄想過多な主人公・トラ子さんの気持ちのいい食べっぷりや、こだわりの食事の仕方を見ていると、周りの目なんか気にせず美味しいものを食べたい!という欲求が溢れ出してきそうです。

nariagarimeshi_01

以前からヤミー!がプッシュしている【コワモテ×飯テロ】の魅力。その新興勢力としてこちらの記事で紹介したのが、ヤンキー×飯テロの魅力が詰まったマンガ『頂き!成り上がり飯』。
主人公のヤンキー高校生・ケニーが美味しいご飯で成り上がるその活躍は順調で、先日第2巻が出版されました!

孤独のグルメもseason6の制作が決まり、今年も【コワモテ×飯テロ】の世界からは、引き続き目が離せなさそうです!

koigasi_eye

5位にランクインしたのは、ちょっと…どころかかなり風変わりな長崎銘菓を紹介したこちらの記事でした。
百聞は一見にしかず、ぜひ!まずは見ていただきたいのですが…
上記の画像ではモザイクをかけてますが、相当インパクトのあるビジュアルですので、「こいがしって何?」という方は、心の準備をしてから読んでくださいね!(笑)

IMG_0102

やっぱりみんな餃子好きなんだね…と納得のランクインとなったのは、酒飲み女子たちがひたすら下北沢で餃子を食べて、ビールを飲み歩く様子をお届けしたこちらの記事でした!
その食べっぷり・飲みっぷりにご好評を頂いて、第2弾・第3弾を熱望する声も多いんだとか。餃子とビールの組み合わせは裏切りませんもんね。
餃子で有名な土地はまだまだたくさんありますので、2017年もきっと餃子の旅は続きます!続編に乞うご期待!

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いよいよトップ3の発表です!
第3位にランクインしたのは、男子×その美味しく食べる姿、という新しい萌えジャンルを築いたアンソロジー『食男』をご紹介したこちらの記事でした!
いっぱい食べる君が好き、が詰まったこのアンソロジーシリーズは、ヤミー!で紹介してからも続いて巻数を重ね、それぞれの連載のコミックスも続々出版されています。

ヤミー!編集部でも先日、鬼嶋兵伍先生のコミックス『男のやる気メシ!』を読んでもらったところ、主人公の漫画家男子の食べる姿が「かわいい!」と、大変好評でした!

Fateの登場人物がバトルじゃなく食事する…?『衛宮さん家の今日のごはん』

第2位となったのは、大人気ゲームシリーズFateのスピンオフマンガ『衛宮さん家の今日のごはん』をご紹介したこちらの記事でした!
Fateファンの方々にも、まだご存知でなかった方もいらっしゃったようで、多くのアクセスがありました。
ゲームやアニメと一味違ったFateの魅力を美味しく味わえるこちらの作品、今月末には待望のコミックス第1巻が発売されるようですよ!
まだチェックしていない方は、コミックスでも衛宮家の家族団欒を楽しんでみてくださいね!

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そして栄えある第1位は…FUJI ROCK FESTIVAL2016のフェス飯独自レポートのまとめとなったこちらの記事でした!!
ヤミー!では、「ヤミー!つきフジロック」と称して、全日程に渡ってTwitterなども通じて今年のフジロック総力特集をしておりました!
今年は特にフジロックのアニバーサリーイヤーであったり、旧オレンジコートのオレンジカフェでバーベキュースペースが開始されたりと、ヤミー!的に大注目の年でした。
今はフジロックとは真逆の季節ですが、やっぱり苗場は恋しいもの…記事を読んで冬だけどあの楽しかった夏の日に思いを馳せてみてはいかがでしょう…

と、いうわけで、2016年のベスト10をお送りしました!
アニメ、マンガ、映画、ドラマ、街、音楽…と、まさにヤミー!が目指していた【食×文化 メディア】を体現するランキング結果となったのではないでしょうか。
本年も地道にみなさまの知的好奇心と食欲を満たす記事を更新していく予定ですので、引き続きどうぞよろしくおねがいします!

Written by ヤミー!編集部

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