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【シリーズ京都パン屋巡り行ってみた】これぞ京都のスタンダード!「志津屋」

【シリーズ京都パン屋巡り行ってみた】これぞ京都のスタンダード!「志津屋」

京都のパン屋さん巡り、今回はザ・京都のパン屋ということで志津屋さんの本店に行ってきました!志津屋さんを避けて、京都のパン屋は語れません

街のレトロなパン屋さん「大正製パン所」

京都のパン屋でもっとも有名というか、溶け込みすぎて当たり前になっているパン屋「志津屋(SIZUYA)」(以後敬称略)です。
京都府内に23店舗あり、大きめのスーパーのパン売り場にも商品が置いてあるので、京都なら比較的どこででも購入できます。
先日開催された「京都パンフェスティバル」にも出展していて、通りすがりのおじさんが「志津屋はいつでも食べられるからなぁ」と通り過ぎてしまうぐらい、京都市民のスタンダードなパン屋さんなのです。
そんな志津屋ですが、本店には行ったことがない…そこで今回は志津屋本社工場の横にある、志津屋本店に行って参りました!

【シリーズ京都パン屋巡り行ってみた】これぞ京都のスタンダード!「志津屋」

志津屋本店があるのは右京区の志津屋の工場のすぐそば。
最寄り駅は地下鉄東西線の「太秦天神川駅」で、駐車場も完備されています。
店内には他のお客さんもいたので写真は撮れませんでしたが、広々としていてベビーカーを押したお母さんも買い物しやすそう。
カウンターが並んだイートインスペースもあり、ゆったり過ごせそうな雰囲気です。

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店内では小川珈琲のコーヒーが味わえるようです。
コーヒーのテイクアウトサービスもしているとは…。やはりパンとコーヒーは切り離せない間柄です。

「元祖ビーフカツサンド」

【シリーズ京都パン屋巡り行ってみた】これぞ京都のスタンダード!「志津屋」

志津屋といえば、外せないのが「元祖ビーフカツサンド」です。今回は、いろいろ買いたかったのでハーフサイズを選びました。実は「京都パンフェスティバル」でも、ビーフカツサンドを購入しましたが、今回はいつもと違ってホカホカ温かい出来立てでした。さすが工場併設!

「カルネ」

【シリーズ京都パン屋巡り行ってみた】これぞ京都のスタンダード!「志津屋」

ビーフカツサンドと同様に、志津屋の代表的なパンが「カルネ」です。
志津屋のサイトでも“京都人の国民食”と紹介されている「カルネ」は、ハムと玉ねぎが挟んであるシンプルなサンドイッチです。
ペッパー味など、いろいろなバリエーションがありましたが、今回はスタンダードなカルネにしました。

「たっぷりクリームパン」

【シリーズ京都パン屋巡り行ってみた】これぞ京都のスタンダード!「志津屋」

志津屋本店の人気NO.1が、このクリームパン
持つとずっしり重たいクリームパンには、自家製カスタードクリームがたっぷり入っています。
ちなみに、NO.2はカレーパン、NO.3が塩パンでした。

おまけも購入「京都ラスク(和三盆糖味)」

【シリーズ京都パン屋巡り行ってみた】これぞ京都のスタンダード!「志津屋」

毎度ながら、ラスク購入。
プレーンとメイプルもありましたが、和三盆好きなので和三盆糖味を選びました!たくさん入った大袋もありましたよ。

「京都志津屋パン屋さんのコーヒー」

【シリーズ京都パン屋巡り行ってみた】これぞ京都のスタンダード!「志津屋」

ドリップ式のレギュラーコーヒーが一袋108円(税込)で売っていたので、買ってみました!何だか絶対おいしい予感

いただきます

【シリーズ京都パン屋巡り行ってみた】これぞ京都のスタンダード!「志津屋」

カルネは袋に書いてあった通り、オーブントースターで軽く温めました。もちろん「パン屋さんのコーヒー」も淹れましたよ。
志津屋は、いつも小さいお手拭きを付けてくれます。ありがたいサービス!
手を拭いて、いただきます!

「元祖カツサンド」は、安定のおいしさ。分厚いビーフカツフルーティなソースが良く合います。
今回はハーフサイズですが、これだけでも十分お腹いっぱいになります!この肉の厚さで255円(税込)はコスパもかなりいいですよね。

続いて、「カルネ」。マーガリンの味が効いていて、とてもおいしかったです。ハムと玉ねぎの組み合わせさっぱりしていて、いくらでも食べられそう。カルネのパンは、少しソフトなフランスパン、といった感じです。3個入りの袋もあったのですが、そっち買っても良かったかも…。

【シリーズ京都パン屋巡り行ってみた】これぞ京都のスタンダード!「志津屋」

「たっぷりクリームパン」の中が見たくて、切ってみました。
一瞬「デカい空洞?」と思ったのですが、よく見るとたぷんたぷんにクリームが入っていました!
ずっしりと重いはずです!
食べてみると、甘くてトロリとしたカスタードクリームがたっぷり。
もうお腹が限界までいっぱいになってしまいました…。

ラスクは、おやつの時間に子どもといただきました。和三盆の甘さと風味がとても上品でした。これも、大袋で買えばよかったかな。

おみやげにはSIZUYAPAN

志津屋は、他に「SIZUYAPAN」としてもブランド展開しています。SIZUYAPANは、あんパン専門店。ロゴやパッケージなどのデザインもこだわりが光る、おしゃれなお店です。SIZUYAPANとしては4店舗展開していて、京都駅にもありますので京都土産におすすめですよ。

京都観光に来たら、是非志津屋のパンを食べて京都人スタンダードを味わってほしいと思います!

Written by フジイ

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パンの世界大会の日本代表のパンや、凄腕職人のパン、地方の人気店、コラボ商品まで、パン好きの心をくすぐるパンが期間限定で大集結。

イートインスペースではパンを引き立てるコーヒーとビールも楽しめます☆

 

私は3日目に行ってみました。

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平日の午後ですが中々混みあっておりました。

催事場に到着すると小麦のかぐわしい香りがただよってきました。

トースター型の大きなオブジェがあります。

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裏からもちらっと

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全国のパン屋さんの美味しそうなパンや鮮やかなサンドイッチなどが並んでいて、見ているだけでも楽しくなってきます。

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お取り寄せブースでは伊勢丹のバイヤーさんが全国各地からピックアップした美味しいおススメのパンたちが並んでおりました。

 

フォトジェニックなパンもたくさんありました。お土産にも良さそうですね☆

跳び箱型のパンや

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レインボーのベーグル

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(甘いクリームチーズがサンドされていました☆)

 

イートインスペースではビールやパンに合わせたコーヒーを一緒に楽しむことが

できます。

 写真 2018-05-25 14 37 17写真 2018-05-25 14 37 29

全国のパンが一度に楽しめる「ISEPAN!」にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 


「ISEPAN!」オフィシャルサイトはこちら!

Written by ぽむちょ

2017年秋アニメ ブレンド・S 天然ドS女子が働くちょっと変わったカフェへようこそ

2017年秋にヤミー!なアニメ化 「ブレンド・S」

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2017年秋アニメ ブレンド・S 天然ドS女子が働くちょっと変わったカフェへようこそ

(c)中山幸/芳文社

まず気になるのがタイトルの「ブレンド・S」の意味。
普通に考えれば喫茶店やコーヒーショップで注文するときの「ブレンドコーヒー・Sサイズ」という意味ですよね。
ところがこの作品だと、ちょっと意味が違うみたいなんです。

天然S女子と賑やかなメンバーが働く喫茶店「スティーレ」

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そんな苺香がある日偶然たどり着いた喫茶店「スティーレ」は、スタッフが様々な「属性」を演じて接客する、ちょっと変わったお店でした。
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西加奈子『うつくしい人』 他人の目を気にすることに疲れてしまったあなたへ

自意識過剰な主人公に共感できる?西加奈子「うつくしい人」

今回取り上げるのは、以前紹介した『きりこについて』に続いて、西加奈子さんの作品です。

西加奈子『うつくしい人』 他人の目を気にすることに疲れてしまったあなたへ

『うつくしい人』は32歳の蒔田百合という女性が主人公。
百合は自意識過剰な性格で、常に他人の目に対して怯えながら過ごしています。
「他人から見て、自分はどう見えるか」が物事を決める尺度となっていて、歴代の彼氏も「連れていて自慢できるかそうでないか」が決め手でした。
学生時代には嫌いではない(むしろ好きだった?)クラスメートへのいじめに加担していて、その過去が百合の心の暗い闇の原因となっています。

西加奈子『うつくしい人』 他人の目を気にすることに疲れてしまったあなたへ

このように「好きでも無い彼氏と付き合う」「嫌いではないクラスメートをいじめる」など、自分の意志ではなく「他人の目」を基準に生きていくようになった理由の大きな存在が「姉」です。

百合の「姉」はとても「うつくしい人」であり、純真無垢な女性です。
純真無垢すぎて、学生の頃のある事件を皮切りに人間関係につまずき、ずっと「ひきこもり」をしています。
しかし、ひきこもりとなった今でも、姉は美しく、やさしく、やはり純真無垢なまま存在しています。

他人の目を気にしなさ過ぎて社会生活を送れない姉を反面教師のようにして、他人の目を気にすることで自分を守ってきたつもりだった百合でしたが、あることがきっかけでとうとう職場で急に泣きだしてしまいます。
それほどに、自らを他人の視線から追い込んでしまっていたのでした。

西加奈子『うつくしい人』 他人の目を気にすることに疲れてしまったあなたへ

突然泣き出すという醜態をさらしてしまった百合は、一人旅に出ます。
この旅立ちの場面では、百合の病的なまでの自意識の描写が読んでいて辛いほどです。
しかし、百合はこの旅行でとあることに気づき、大きな変化を遂げるのです。

百合を潤す唯一の存在、それがビール

ホテルについた百合は、ホテルのバーへ行きます。
そこで、ちょっと失礼でうだつの上がらないバーテンの坂崎と謎のドイツ人マティアスと出会います。
この二人が、百合の救世主となるわけですが、ここで注目したいのが「ビール」です。

西加奈子『うつくしい人』 他人の目を気にすることに疲れてしまったあなたへ

この小説は主人公である百合の語りで物語が進んでいきます。
先ほど書いたように、百合は他人の目を非常に気にします。
あの人にとって自分はこう見えているのではないかという考えはもちろんのこと、あの人、本当はこの仕事がしたくないのではないかという、少々余計なお世話なことまで考えています。
つまり、百合の頭の中は他人と自分のことでいっぱいなのです。

しかし、ビールを飲む瞬間はその百合の頭の中の独白がスっと消えているような感覚を覚えるのです。
つまり、何も考えていない、素の自分が出ているような感覚です。
このホテルの場面以外にもビールを飲むシーンは何度かあるのですが、特に前半の百合がまだ苦しんでいる時にすら、そのように感じました。
重苦しい世界の中、ビールだけが軽やかに百合の喉を潤しているような印象でした。

西加奈子『うつくしい人』 他人の目を気にすることに疲れてしまったあなたへ

百合はお金持ちのお嬢様で、身に着けている物はすべて一流です。
歴代の彼氏も外車を乗り回しているようなタイプばかり。
そんな百合がバーであえて「ビール」を自然にオーダーしていることから、そのような印象を持ったのかもしれません。
だって、お嬢様ならシャンパンとか何だかおしゃれな飲み物を頼みそうだと思いませんか?

西加奈子『うつくしい人』 他人の目を気にすることに疲れてしまったあなたへ

きっと、「大好きなビールを飲みたい」と思う、百合自身の隠れていた意志が自然と出ていたシーンだったのでしょう。
好きな飲み物(特にお酒!)を前に、自分を偽ることなど出来ませんものね。

Written by フジイ

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