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とても芳ばしい神様のお米 「ふさなり」 を食べてみた

四国で獲れる 「ふさなり」  というお米をご存じでしょうか?芳ばしい香りを放つ神饌米(しんせんまい)という

神様に奉納するためのお米です。かつては国作りの神様、イザナミノミコトが亡くなった場所といわれる

花の窟神社(はなのいわや)に奉納されていました。

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神様が食べるお米…どんな味がするのだろう、と思いさっそく食べてみることにしました。

普通のお米とふさなりを4;1の割合で炊くと良い、とのことなのでその通りにしてみます。

お米が炊いている段階で通常の日本のお米には無い独特な香りが鼻をくすぐります。

これは期待できる…と胸を高鳴らせながら炊き上がるのをじっと待ちます。

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神様のお米と聞くとなんとなく厳粛な気持ちになりますが食べてみると…とても美味しかったです。

何よりまず特筆すべきはその独特な香り。

由緒正しいお米に対して的確な言葉ではないかもしれませんがどちらかと言えばバリやタイのお米のような

少しエスニックな風味に近い香りが食欲を高めてくれます。

香りと風味のおかげでおかず無しで食べても十分美味しくて、神様のお米と言うのは伊達じゃないなと思いました。

 

そんなふさなりですが1940年ごろに製法が途絶え、2017年最近になって食べられるようになりました。

神の米であるふさなりは奉納用のため流通させることが出来ず商売が出来ないという理由で

農家の多くはふさなりを作るのを止めてしまったのです。

 

しかし1度製法が失われたお米がどのようにして復活することが出来たのでしょうか?

それは当時、花の窟神社のお祭りに参加した住民が地元に持ち帰って育てていたふさなりの種籾が

植物学者の家に学術用標本として保存されていたのが発見されたことに起因します。

その種籾をもとに有志達の努力により、まだ少ない量ですが、無事神の米を復活しました。

 

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そんな神様のお米ですがこちらのホームページから購入することが出来ます。

作るの手間もかかり数に限りもあるので決して安価とは言えない値段ですが、

もし興味がある方は是非購入してはいかがでしょうか?貴重な味覚体験が出来ると思うので強くお勧めです。

by tori

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