翔んで埼玉現象にも出てきた!人気の埼玉名菓 「十万石まんじゅう」
二階堂ふみさんとGACKTさん主演の映画
翔んで埼玉大ヒット上映中、…ということでとにかく僕の周りで評判がいいので
僕も見に行ってきました。
上映から少し時間が経ちましたが平日の昼なのに映画館は混んでいて
会場は爆笑に包まれ楽しい時間を過ごすことが出来ました。
劇中ではとにかく埼玉、千葉、茨城をイジった、愛を込めてバカにした小ネタが多彩で
埼玉出身の著名人、埼玉の生活風習や食文化からはじまって
「埼玉には海がないから近県をひがんでいる」 「千葉とは仲が悪い」
「気温は平均して高いが外に遊ぶところが全く無い」など
色々ためになることや全くためにならないことを知ることが出来て
漠然としか知らなかった埼玉について詳しくなれました。
こんな映画を作られて埼玉の人は怒りはしないのか?と見ていて心配になりましたが
埼玉県知事の上田清司氏も「悪名は無名に勝る」 と好意的なコメントを出しています。
まぁ僕が知事だったとしてもこう言わざるを得ないよな…という気もしましたが、笑
そんな埼玉県民が愛して止まないと言われている 「十万石まんじゅう」の
CMも劇中でしっかり流れていました。
↑
風が語りかけます…という風流なキャッチコピーが秀逸です。
映画を見た後だと埼玉県民の屈折したコンプレックスの心の拠り所のように思えてしまいますが、
勿論、実際の十万石まんじゅうはそんなことなく丁寧な製法で作られ広く愛されている食べ物です。
普通のおまんじゅうと違うのはまず皮から山芋の香りがするということ。
厳選した国産の山芋とコシヒカリの粉を使った皮と餡の絶妙なハーモニーが美味しさの秘密です。
この十万石まんじゅう、とにかく病み付きになる美味しさで 「美味い、美味すぎる」 という
まんじゅうの味を賛美するフレーズは著名な板画家の棟方志功さんが
食べる手が止まらず6個目のまんじゅうを口にしたときに吐露した言葉だとか。
まさに魂の叫びですね。
↑棟方さん本人による画
そんな十万石まんじゅうですが、出来たての味をお届けしたい、という理由から
基本埼玉県内と群馬県の一部でしか購入できません。
ただ都内だと新宿西口のナチュラルローソンの埼玉アンテナショップで購入することも可能です。
「翔んで埼玉」 も 十万石まんじゅうもまだ、という方は
是非、映画とおまんじゅうを通じて今まで知らなかった埼玉を楽しんでみてはいかがでしょうか?
by tori
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