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キューバサンドイッチとゲバラの革命

映画 「シェフ  3つ星フードトラック始めましたに出てくる

キューバサンドイッチをずっと食べてみた買ったのですが、先日が食べる機会がありました。

(過去リンク:究極の飯テロ映画 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 の魅力)

 

キューバブレッドと呼ばれる伝統的なパンにバター、オリーブオイルを塗り

マスタードのかかったローストポーク、ハムを挟み熱々のプレートでプレスした一品

中のチーズが濃厚に絡みます。

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外はカリカリ、中はジューシィにバターとチーズ、肉とオイルの風味が絡み合います。

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食べてみて思ったのはパンの風味、食感がとにかく気持ち良くて

そこに肉の味とチーズの旨みが口の中に広がりとても幸せな気持ちになれました。

 

キューバサンドイッチを食べながらふとキューバの革命家ゲバラのことを思い出しました。

僕が大学生の頃、周りの男友達の家や行くお店にははこぞって

ゲバラポスター、ゲバラステッカー、ゲバラが書かれたコーヒーカップなどが飾ってありました。

皆様も外食先などでお目にしたことはないでしょうか?

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SEX PISTOLSのシド・ヴィシャスのようにゲバラはアイコンとして多くの人に愛され

歴史の偉人達の中でも特に人気のある人物だと思います。

彼の誠実な人格と漢気溢れる生き様を省みるとそれも納得です。

 

ご存知の通りゲバラはキューバ革命に身を投じた革命家ですが、

実はそんな彼がキューバ人ではなくアルゼンチン人だというのはご存知だったでしょうか?

母国アルゼンチンでの学生時代、ゲバラはかなりの読書家でラグビーの達人だったそうです。

 

喘息に苦しんだゲバラは自分と同じ苦しみを持つ人を救いたいとばかりに

25歳で医師免許を取得したエリート中のエリートでした。

当時アルゼンチンでの医者の地位は非常に高く、

この時点でゲバラには一生の安泰な生活が約束されていました。

 

当時のキューバの将軍バティスタはアメリカと手を組み、

キューバの土地やインフラはアメリカ資本とバティスタ政権に支配されていました

キューバの民衆はそんな中で貧しい暮らしを強制されていました。

 

ゲバラは自国での安らかな暮らしを捨て

打倒バティスタを掲げるキューバ人カストロに協力を誓い革命に身を投じます。

 

打倒バティスタを挙げるゲバラ軍の仲間は歩兵82人

大してバティスタ軍戦闘機、戦車付き20000人、

勝ち目は全くありません。最終的にゲバラの仲間は12人に減ってしまいます。

普通ならば諦めるところですがゲバラは諦めません。

そして2年半後ゲバラはバティスタ政権を本当に打ち倒します。

 

市民への略奪を一切行わず貨幣を払い

戦闘後は敵味方関係なく負傷した兵を治療する、

そんな誠実で漢気のあるゲバラ達の人柄に惹かれ民衆やバティスタ軍の中からも

ゲバラと共に戦いたいというものが現れたのです。

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↑ゲバラとカストロ

 

政権につき国立銀行総裁になってからもゲバラは自分の給料を半分にし

教育、医療の無償化、国民全員の家賃を半分にするなど

私欲のない民衆のための政治を行います。

それだけでなく国民と一緒に工場のラインに立ったり建築現場で働いたり

収穫を手伝ったり、と文字通り国民と一緒に働いていました。

そんな彼は当然、国民に大人気で愛された英雄でした。

 

自分もいつしかここまでの信念を持った人間になってみたいものだ、

とキューバサンドイッチをつまみながら強く思った次第でした。

by tori

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究極の飯テロ映画 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 の魅力

漫画やドラマや映画の登場人物が食べているのを見て、

つい自分も深夜にラーメンをすすってしまった経験が皆、1度や2度あると思います。飯テロです。

様々な料理を扱った数多くの飯テロ作品がありますが、

本日紹介させていただくのは私のおすすめ飯テロ映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 です。

 

監督はジョン・ファヴロー。アイアンマンの監督としても有名な方ですが、

そのジョン・ファヴローが監督のみならず脚本・制作・出演(!)も行っているという彼の才気が全編にあふれ出ている作品です。

監督が演じるフランス人料理シェフの“カール”がまたいい味のキャラクターをしています。

 

本当にオススメなので切実に一切ネタバレしたくないのですが、そうもいかないので最低限あらすじを説明すると、

頑固でプライドの高い一流フランス料理人のカールが諸事情により

キューバサンドイッチのフードトラックを始める…という内容になっています。

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作品の前半でカールは由緒正しいフランス料理を作ります。

カールが調理するシーン、この時点で見ていてヨダレが溜まります(笑)

監督自らシェフに弟子入りして包丁さばきを演技のために勉強したようで

繊細な包丁さばきで紡がれていく料理を見ているだけで期待が高まっていきます。

監督をして演技をして包丁さばきを勉強する、監督の熱意に脱帽するばかりです。

 

この「フランス料理」はいわば映画の前哨戦なのですが、この時点で

「いや、コレで十分です!コレ食べたいです!」 とこの時点で唸らされる格調のある飯テロが画面で繰り広げられます。

 

オレンジ色のソースと緑色の野菜ソースがカラフルに絡み合う豚バラ肉のロースト

野菜をミキサーしたソースにラディッシュを添えた海老のグリル

そしてヒレ肉のステーキ…他にも美味しそうな料理が次々と登場します。

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そして話が進み今度は一転して、カールはカジュアルなフードトラックでキューバサンドイッチを作り始めます。

先述したフランス料理に比べたら安価で庶民的な食べ物ですが

このキューバサンドイッチもまた調理シーンから我々の胃袋を掴みにやって来ます。

 

バター、オイルが溶けた熱々の鉄板でプレスされたサクサク焦げ目のついたパン。

それに絡みあうトロリと伸びるチーズ、スパイシーなマスタード、肉などの具材の旨味が

見ているだけで伝わってきて…とにかく美味しそうなんです。

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サンドイッチを食べるお客さんが本当に嬉しそうで

「美味しいものを食べるって本当に幸せなことなんだな…」という気持ちにさせてくれます。

 

その後も紆余曲折あるのですが食事、料理シーンはもちろん、人間ドラマ、家族ドラマ、

カールのアクの強いが憎めないキャラクターが

繰り広げる怒涛の展開、どれをとってもとても魅力的な映画です。

 

この映画を見てよかった、また見たい、そんな幸せな気持ちになれる映画ですので

もし機会があったらぜひ一度見ていただきたいです。

Written by tori

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