英国首相ウィンストン・チャーチルが愛したチョコレート
ロサンゼルスに本店を構える「コンパーテスショコラティエ」というお店をご存知でしょうか?
1950年に誕生した高級チョコレートショップで創業当時からフランク・シナトラやウィンストン・チャーチル、
マリリン・モンローといった歴史の偉人に愛されてきました。
そんな由緒正しいお店のチョコレートが都内でも購入できると聞いて早速買って参りました。
どことなく気品のある洒落たパッケージです。
それぞれバニラ、ストロベリー、ノーマルなオリジナルチョコレートです。
ポップでカラフルな模様がコーティングされていてとても可愛らしいです。
今回はスタンダードな味のものをチョイスしましたが、他にもミルク、エスプレッソ、ハチミツチョコ
変わったものだとゆず、抹茶などさまざまな味が販売されています。
他のチョコも可愛らしいコーティングがされているので是非目にして欲しいです。
気になる味のほうですが、甘さの中にまろやかさと濃厚な後味が絡み合って
高級感のある味が口内に広がり食べていてとても幸せな気持ちになれました。
著名な方たちが愛したのもうなづける味でした。
食べるのはもちろん、贈り物にも非常に喜ばれると思いました。
ところで先ほど名前が出たかつての英国首相ウィンストン・チャーチル、
世界のCEOが選んだ尊敬するリーダーランキング1位にも選ばれた
とにかく凄い人でそんな彼が実は甘いもの好きというのは個人的に意外でした。
↑ 戦時中はVサインで積極的に士気を鼓舞するチャーチル
第2次世界大戦のイギリスでその不屈の精神を買われチャーチルは首相に就任しました。
その後オランダ、ベルギー、フランスが敵の手に落ち、イタリアがドイツ側に参戦し
戦闘機やパイロットの数も足りず、イギリスの勝利は絶望的でした。
それでもチャーチルは「最後の一兵が果てるまで戦う、弾丸を撃ち尽くすまで戦う!」 と決して諦めず
苛烈なリーダーシップで味方を鼓舞し戦況を支えます。
さらには厭戦モードのアメリカをその敏腕で戦争に引きずり込み、連合国を勝利に導きます。
政策が好戦的なので批判もあるかもしれませんが、
その諦めない心、こそ現代人がもっとも必要なものだと思います。
また政治能力だけではなく文筆家としての才能も豊かでチャーチルを嫌う政治家も
「あいつの文章力だけは本物だ」 とその才能を認めていました。
ユーモアを解し毒舌家だったことも知られていて
「あなたが私の夫だったら、私は毒を盛るでしょう」 とチャーチルを嫌う夫人に言われ
「そうなったら喜んでその毒を飲もう」と言い返したというエピソードがあります
(※お前と結婚するなら死んだほうがマシだ、ということですね。流石です…)
他にも名言家として知られそれだけで本が一冊書けるほどの名言を残しています
「上手な演説というのは、女性のスカートのようでなければならない。
大事な点をカバーするだけ十分の長さが必要だが、興味をかき立てる程度に短くてはならない」
皮肉と洒落の聞いた言い回しが素晴らしいと思います。
そんなスーパーマン・チャーチルの他にも
ブラッド・ピット、ニコール・キッドマン、ケイト・ブランシェッド、
ハリソン・フォード、デイヴィッド・ベッカムなど多くのハリウッドスターが夢中になったチョコレート、
あなたも良かったらその味を確かめてみてはいかがでしょうか?
「ヤミー!」は「おいしい」を読む活字たっぷりWEBマガジンです!その他の記事もぜひご覧ください!