100日後に死ぬ?!ワニの肉を食べてきた
「100日後に死ぬワニ」のブームが凄いです。
物語は結末を迎えましたが、書籍化、映画化、グッズ化など
様々なメディアミックスの展開が発表され
そのことで激しい賛否両論も巻き起こっています。
「いくらなんでもワニが死んだ初日からそんな色々発表するな、余韻に浸らせろ」
と言う人や
「最初から企業ありきの商売だったんじゃないか」
と言う人や更にそれに対して
「企業ありきの商売だったとして何が悪い?」という
意見もあってどれも「なるほどなー」と思います。
ワニグッズを売っているお店が
「追悼ショップ」という名前なのが、まず凄いなぁ…と驚きつつ、不意に
「そういえば、ワニくん死んじゃっけどワニって食べれるのかなぁ…」
と不謹慎極まりないことがアタマをよぎりました。
何考えてるんだコイツは?と自分でも思いつつ
その日はワニ肉のことが1日じゅうアタマから離れない
イヤな1日になりました。
気になったなら仕方ない、ということで
ワニ肉を食べさせてくれるという池袋にある
「小東北串焼」(03-6907-1058)というお店に行ってきました。
こちらはワニの他にもラムやザリガニなど変わったお肉の
串焼きを食べさせてくれるお店です。
ということでさっそくワニくんのお肉とご対面。
串だから思ったより1本が小さい…というより細いです。
ぱっと見ても「ワニ!」って感じはしませんね。
さて気になる味のほうはどうでしょうか…?
…意外と肉質は固めです。歯応えのある肉が好きな人はいいかも…
味のほうは、鶏肉に似ている、という前評判を聞いていましたが
独特の香ばしさがありマトンのような印象を抱きました。
少し硬い食感が気づいたらクセになってしまい美味しかったです。
そんなワニ肉ですがしっぽに近い部位が最も好まれるそうです。
代用食としても優秀で、ヨーロッパでは狂牛病流行時に
牛肉の代わりに多くオーストラリアから輸入され食べられました。
また、ワニは低脂肪・低カロリー・低コレステロール・
低炭水化物で高たんぱく・高鉄分な食材であり
健康食として注目されているようです。
ワニのブームはしばらく続きそうですが
ブームをきっかけに普段食べないようなものを口に出来て
楽しい経験でした。
by tori
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