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7月10日は納豆の日!スーパーフード納豆の力に迫る

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過ぎてしまいましたが7月10日は納豆の日でした。

テレビでもやっていましたが納豆という身近なこの食べ物、

本当はとてつもない栄養素を含んだスーパーフードだというのはご存じでしょうか。

納豆の日にちなんで今日はそんな納豆の凄さに迫ってみたいと思います。

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まず納豆の原材料である大豆、大豆の栄養価はとても高く最近アメリカで発表された世界5大健康食にもエントリーされました。

(ちなみにエントリーされているほかの食品は韓国のキムチ、ギリシャのヨーグルト、フランスのオリーブ、インドのレンズ豆です)

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↑大豆と同じ豆類であるレンズ豆

大豆は他の豆類に比べると、「畑の肉」と呼ばれるほどたんぱく質と脂質の割合が多く、そのたんぱく質は必須アミノ酸をバランスよく含む良質のものです。

脂質は血中コレステロールの低下、動脈硬化予防に効果があります。

必須アミノ酸は人体で作ることが出来ず食事から摂取するしかない栄養素で、これを十分に摂取しないとタンパク質を身体で作ることが出来なくなる大切なものです。

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↑身体に毒素を溜めないように食生活も気を付けたいですね。

加えて大豆には骨粗しょう症予防や女性ホルモンのバランス調整に必要なイソフラボン、脂肪やコレステロールを取り除くサポニンなど、さまざまな栄養素を含まれています。

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↑さまざまな調理法がある大豆

また大豆が発酵すると脳の活性化や記憶力をつかさどる栄養レシチンがより活発になります。

ほかにも納豆を週に1度採取すると脳卒中、心筋梗塞のリスクが30パーセント下がると言われていたりと納豆の栄養とその効用は多種多様にわたりとにかく豊富です。

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↑まさに栄養のデパート!

これだけ栄養が充実している納豆ですが日本では11世紀にはすでに日本人に食べられていたようです。

最初に食べられた時期については諸説あり、いつごろに納豆が発見されたかは定かではありません。

最初に食べられたのは弥生時代だ、とも平安時代だ、とも言われています。

どの説でも偶然、ワラに巻いて保管していた大豆が発酵し、食べれることが発見された、という点は共通しています。

そして江戸時代になると醤油が安価で手に入るようになったことも手伝い街には納豆売りがなっとー、なっとー、と言いながら売り歩くすがたが多く目撃されたようです。

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そんな5大健康食品から作られ、栄養的にも大変優れている納豆ですが、しかし世界的な評価はどうでしょう。

なんとなく特にアメリカやヨーロッパの人たちは納豆の匂いや触感を忌避しているイメージですが

これだけ高い栄養価のある食べ物、向こうの人も無視できないのではないでしょうか?

調べてみると今もなお美しいスーパースター・マドンナは、美容と健康のために納豆を積極的に食事に取り入れているようです。

また元スパイスガールズのヴィクトリア・ベッカムもその味や臭いに抵抗感を覚えつつその効能は認めています。

しかしそれはほんの一部で、一定の効果を認めつつもあの味と臭いが苦手で食べれないという外国の方はやはり多いようです。

「いくら健康になれるとしてもコレを食べるくらいなら不健康でいい」

「納豆は汚い靴下とと塗料用シンナーの混じった匂いがする」などなかなか手厳しい様子。

いくら栄養があるスーパーフードの納豆でも、文化の壁を打ち破る人気食にはまだなれないようです。

納豆の日はもう過ぎてしまいましたが、最近身体の調子が良くない、疲れが溜まっている不健康な生活をしている、という人はこれを期に納豆を食べて栄養や食生活を見つめなおすのもいいかもしれませんね。

Written by tori

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