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Led Zeppelinとヴァイキングの食生活

Led Zeppelin のimmigrant song(邦題:移民の歌)という曲をご存じでしょうか?

「あああーあー!」っていうイントロの叫び声が印象深いロックのスタンダードナンバーで

曲自体知らなくてもテレビのCMなどで耳にされた方も多いはずです。

https://www.youtube.com/watch?v=RlNhD0oS5pk

 

 

 

先日6月9日はロックの日だったので…というわけでもないのですが

移民の歌を聴いていたのですが、ふと疑問に思ったことがありました。

 

移民って何?

 

いや母国から異郷に移り住んで生活している人だ、ってことくらいはわかります。

ただこの人たちはどこからどこへ移り住んで来たんだ?

そしてなんで曲の中であんな鬼気迫った絶叫をしているんだ?

よく考えたら謎だな…と思いました。

 

なんとなく移民といったらアメリカ、冒頭の叫び声は侵略されたインディアンのものなのかな…?

なんて印象がありました。

001

 

 

なんとなくこんなイメージでしたがそもそもこれじゃアフリカのターザンだ…。

それにインディアンの歌だとしてもそれなら移民じゃなくて先住民の歌だよな…、

疑問は尽きません。気になったので調べてみました。

 

「我々は氷と雪の国からやって来た。我々はオールを漕ぎ海を進む!目指すは西の海岸」

歌詞を訳すとのっけからこんなことを謳っています。

 

…いきなりイメージが違います。

 

あとの歌詞はとにかく 俺は凄い!神のハンマーで敵をぶっ潰す!的な物騒なことを謳っているのですが、

聞きつめるとどうもこの曲はイギリスを侵略する北欧のヴァイキングがテーマのようです。

 

あああーあー!は侵略者の雄叫びだったのですね。

ツェッペリンのサウンドはどちらかというと土の匂いがするので

この海と氷に囲まれた世界観は意外でした。

あまり水の匂いがする曲ではないですよね。

 

北欧神話の雷神トールをモチーフにした大人気アメコミ映画 

「マイティ・ソー」 の戦闘シーンでもこの曲が使われているのですがこれで納得がいきました。

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こっちでした。

 

 

そしてヴァイキングと言えば食べ放題料理のことを指しますが

何故食べ放題料理がヴァイキングなのでしょうか?

好き放題食べれるのが海賊の自由奔放さと重なるからでしょうか?

ワンピースの世界でもルフィ達は豪勢な料理を食べていつも宴会しています。

 

ヴァイキングはスモーガスボードという様々な料理を一つのテーブルに並べて食べる

スウェーデンのスカンジナヴィア料理が起源だと言われています。

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スモーガスボード

 

それが同じスウェーデン起源の海賊と結びついて

食べ放題料理のことをヴァイキングと呼ぶようになった模様です。

なおヴァイキングは和製英語なので海外では通用しません。

さらにビュッフェとヴァイキングは何が違うのかと言うと

ビュッフェは立食形式を意味するフランス語で海外でビュッフェと言った場合

あくまで立食スタイルなだけで食べ放題を指すとは限りません。

食べた分だけお金を払わされることもあります。

文化の違いは難しいですね。

 

 

ところで実際のヴァイキングの食生活はそんな豪勢ではなく

むしろかなり過酷な食生活を強いられていたそうです。

まずヴァイキングといえば陽気にお酒を飲んでいるイメージがありますが

あれも飲み水は船の上だと腐るので仕方なしに酒を飲んでいただけとのこと。

 

また魚、ヴァイキングと言えば豪快に骨付き肉をかじりついてるイメージもありますが、

魚が釣れない時は硬いウミガメの肉を食べたり保存だけに特化した

パサパサしたビスケットを食べて飢えをしのいでいたそうです。

楽しそうに見えて海賊稼業も意外と大変です。

 

日本で暮らしていると仕事やら何やら大変で海賊や冒険に憧れたりもしますが

この話を聞くと5000円もあればホテルのヴァイキングで好きなだけご飯が食べれる

今の生活のほうがいいのかもな、なんてことをふと思いました。

 

by tori

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