食べれば食べるほど痩せる!○○の肉は食欲の秋の強い味方!?
9月も終わり木の葉も琥珀を纏い秋真っ盛り、本格的な秋がやって来ました。
秋刀魚を筆頭に何を食べても美味しい季節ですが
食べ過ぎて体重計に乗るのが怖い季節でもあります。
食べれば食べるほど痩せられる魔法の食べ物があればいいのに…
とのび太くんのようなことを思ってしまいますが
実は羊の肉にそんなウソみたいな効用があるのはご存じでしょうか?
羊の肉にはL-カルチニンという脂肪を燃焼させる栄養素が含まれ
食べれば食べるほど痩せる…という不思議な効果があるそうです。
これからの時期の強い味方になりそうですね。
日本人にとって羊肉は牛肉鶏肉に比べると
今一つ馴染みの薄いお肉だと思います。
羊肉にはラムとマトンがありますが
この2つの違いを説明できない人もいるのではないでしょうか。
ラムは生後1年未満の羊肉であまり臭みもありません。
反対にマトンは生後1年以上成長した羊の肉でラムに比べ少し臭みがありますが
先述したL-カルニチンもラム肉に比べてかなり多く含まれています。
羊肉料理といえば日本ではジンギスカンがとてもメジャーです。
ジンギスカンはモンゴルの指導者の名前を冠することからモンゴル料理と思いきや
その実、日本由来の北海道の郷土料理です。
モンゴル帝国の兵士達が戦場でよく羊肉を食べていたことが、
ジンギスカンという名前の由来になったと言われています。
ジンギスカンで使う鍋は真ん中が突起した特殊な形状をしていますが、
それは戦場で兜を鍋にして羊肉を焼いていたことに起因するそうです。
チンギスハーン率いるモンゴル帝国は1206年に建国されて以来、
他国を侵略しながら領土を拡大し、
最盛期には西はヨーロッパの一部から
トルコ、アフガニスタン、中国、朝鮮半島までを征服、
地上の四分の一を領土とした人口総数1億を超える大帝国を築き上げました。
当時のモンゴル軍は世界最強と言われその強さの秘密は
羊肉の力もあったと思いますが、騎兵の機動力にありました。
兵士ひとりに対して数頭の馬を用意することで世界最速といわれる機動力を確保していたのです。
またチンギスハーンは同じ構成の巨大な軍隊をふたつに分けて管理していました。
これにより片方の軍隊の戦闘が終われば続いてもうひとつの軍隊を出撃させることが可能で
ふたつの軍隊が交互に出撃する永続的な攻撃に諸国は手も足も出なかったと言われています。
そんな精悍なモンゴル兵を見習って
僕も今年の秋は羊肉を沢山食べて
腹を少しでも凹ませることが出来たらなぁ…なんてと思います。
by tori
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