ラテアートで歴史を感じる!港町長崎で西洋文化に触れるひととき
ハッシュタグサーフィンで発見・坂本龍馬とトーマス・グラバーのラテアート
カフェの魅力のひとつは、お店それぞれの地域の特色、歴史、土地柄が内装にも、コーヒーにも、よく現れるところ。カフェ巡りが趣味、と公言している私のカフェの楽しみ方を、ご紹介します。
私は長崎に住んでいるので、まずは #長崎カフェ でinstagramでハッシュタグサーフィンをしてみます。
気になるカフェの画像がたくさん出てきて、見ているだけでワクワクします。 魅力的な画像が並ぶ中で、特に気になるものが!
長崎の著名人、「坂本龍馬」と「トーマス・グラバー」のラテアート。
クオリティー高すぎませんか!!
この素敵なラテアートを作っているお店がこちら。
Attic(アティック) http://attic-coffee.com
坂本龍馬、トーマス・グラバー。二人とも、長崎にゆかりのある人物です。
坂本龍馬は、土佐藩を脱藩し、神戸で海防を学んだ海軍塾生らは慶応元年に開運や貿易、政治活動のために長崎を訪れました。拠点を現在亀山社中と呼ばれている場所に置き、薩摩藩などの援助もとに商社を立ち上げました。(当時バリバリの起業家です)
トーマス・ブレーク・グラバーは、スコットランド出身の武器商人。幕末日本で活躍し、長崎に西洋式ドックを建設して造船の街としての礎を築きました。また、明治維新後は長崎の高島炭鉱の経営を行い、最近世界遺産に認定されたグラバー園には、グラバーの大きな家、グラバー邸が残っています。
ちなみにこれは豆知識ですが、龍馬とグラバー氏は面識があるそう!
長崎は西洋の歴史溢れる、カフェ好きにはたまらない港街。アティックからは、造船港町を一望できます。海を眺め、くつろぎながら飲むコーヒーは絶品。それもそのはず、UCCコーヒーマスターズ九州大会に出場しているという本格的なバリスタさんが何人も在籍しているそう。だからこんなにクオリティーの高いラテアートが楽しめるんですね。龍馬とグラバー氏の他に「岩崎弥太郎」のラテアートも作ってくれるとか。
あなたの住んでいる街にも、もしかしたらまだ知らない歴史があるかもしれません。その土地で活躍した偉人の歴史を学び、お店自慢のコーヒーを飲めば、幸福度上昇間違いナシ。たまにはこんな風に「歴史」を探しにカフェに行くのもいかが?
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