「同じ味わいのビールは無い!?」種類豊富なベルギービールの歴史【W杯日本代表お疲れさまでした!】
サッカー、日本vs ベルギーとても良い試合でした。
普段あまりサッカーを見る事はないのですが、今回は特殊な条件下であまり前向きではない空気の中、すばらしい戦績と成績を残してくれたことにただ感謝したい気分です!
それで先日、「ベルギービールというビールがあったなぁ、普通のビールと何が違うのだろう」と思ったので、帰りにスーパーで買ってみました。
可愛いネコちゃんに目が行きます
いただきます。
通常のビールより色が薄いです。試しに飲んでみると見た目同様非常にあっさりしています。
それに加えどこか風味のよいフルーティな味覚が…、そして苦味が少ないので飲みやすいです。
こちらのビールはベルジャンホワイトビアスタイルと呼ばれるビールで
特徴は芽が生える前の小麦を使うことで、その小麦のタンパク質と酵母の影響で
ビールが白く濁ることから「ホワイト」と呼ばれています。
また、コリアンダーやオレンジピールで香りづけがされているのも特徴です、
それが清涼感のある味わいに繋がっているのだと思います。
ところがこのベルギービール、実は味、色、香りからアルコール度数に至るまで
「同じ味わいのビールはない」と言われるほどバラエティに富んでいます。
僕の飲んだこのボールも数あるベルギービールのうちの一つにしか過ぎないみたいです。
色々なビールを飲みたい人からしたら天国のような国ですね。
また銘柄ごとに独自の形をした専用グラスが多い事も特徴でこの専用グラスの違いで味わいに歴然の差がでると言われているとまで言われています。
そんなものをプラスチックコップで飲んでしまいました、ごめんなさい。
ベルギーでビールが飲まれていた歴史をさかのぼって見ると紀元前50年、今から約2080年前、かの有名なカエサルのベルギー遠征の際にはすでに各地で飲まれていたようです。
それから約1300年後、フランスの13代王ジャン1世がビール作りを推奨したことでベルギービール製造はさらに発展していきました。
ビールの多様性を生んだ背景は国の緯度が高く、良質な葡萄がとれずワインは発達しなかった事。
自然発酵製法(ランビック)に向く好条件が揃っていたこと。ドイツやチェコほどの良質なホップが取れず、ハーブやスパイス、フルーツを使用した醸造法が受け継がれていたことがあげられます。
これだけ種類が豊富なベルギービール。自分に合ったお気に入りを見つけた悦びはまたひとしおです。
少し大きめなスーパー、酒屋さんでならば意外と売っていて気軽に購入するコトが出来ます。
まだまだ続くワールドカップ、お気に入りのビールを片手に応援…なんていうのもオツなものかもしれません。
そして日本代表の皆様、このたびは素敵な時間を共有させていただき誠にありがとうございました!
Written by tori
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