サウジアラビアってどんな国?サウジアラビアの文化と食事
サウジアラビアの油田がフーシ派と呼ばれる武装集団にドローン攻撃を受け爆発炎上しました。
ドローンが初めて軍事目的に使われたことが話題になっていますが
世界に供給している石油の5パーセントがこちらの油田で作られていたので
石油価格へのダメージもまた深刻です。
この紛争が原因で戦争が起こらないことを切に祈るばかりです。
サウジアラビアは日本の5、7倍の国土を持ち
人口は約3200万人、国教はイスラム教です
イスラムの中でも多数派と呼ばれるスンナ派に属し、
少数派であるシーア派のイランと同じイスラム教徒でありながら
宗派や民族的な違いが原因で対立しています。
今回のイエメンのフーシ派によるドローン攻撃にも、
イランの影が?とも言われています。
聖地メディナとメッカを有するサウジアラビアはイスラム教徒にとって、
とても重要な意味を持つ国です。
(イスラム教徒はムハンマドの生誕地メッカへの巡礼が
死ぬまでに果たすべき5つのこととして義務付けられています。)
そんな伝統があるせいかサウジアラビアは
女性は全身を覆う衣装を着ることが義務付けられていたり、
2018年まで女性は免許が取れなかったり、
婚前交渉は極刑、飲酒は禁止など、
法律が厳格なことで知られています。
そんな伝統も紛争の要因の一つだったりするからやるせません。
今回のことがあり前以上により中東問題に思いを馳せるようになり、
こんな時ですがアラビア料理を食べに行くことにしました。
お邪魔したのは池袋のアラビアレストランパルミラ
レバノン人のシェフが真心込めて母国のアラビア料理が食べれるお店です。
最初にいただいたのはヨーグルトから作ったチーズをペースト状にしたラブネと言う料理
これをアラビアナンに付けて食べます。
濃厚だけどさっぱりしている繊細なチーズの味と
ザラザラしたナンの食感の調和ががクセになります。
勝手に甘い味を想像していたので食べてみて驚きましたが美味しくいただきました。
次に頂いたのはサウジアラビアの国民食と言われる、肉と野菜の炊き込みご飯カブサ
食べてみて少しエスニックな風味がするピラフ、という感じがしました。
比較的濃い目の味がクセになります。
ハイビスカスジュースをサービスで頂きました。
黒酢の入ったぶどうジュースのような味がしました。
ハイビスカスには心臓と胃を強くする、細菌を殺す、血圧を下げるなど
様々な良い効果があると言われています。
ご馳走様でした。
食事も美味しくてアラビアンなムード漂う内装も綺麗なお店パルミラ
良かったら是非足を運んでみてください。
中東に限らず世界中でここ最近になってとくに物騒な事件や紛争が多く起きている気がします。
どれかが引き金になってより大きな争いが起きないように、切に願うばかりです。
by tori
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