関西のソウルフード、イカ焼きを食べてきた
今年は健康や栄養に気を使う食生活を送ろう、ということで。
タコは疲労回復や目の粘膜にも良い効果のあるタウリンや
ほかにも豊富な栄養素が多く含まれていると聞いて積極的に食べてはいるのですが
疲労が回復している実感がイマイチないのが悲しいです、もうトシなのかな…。
そんなタコが海外ではデビルフィッシュなどと言われ食べ物として忌み嫌われている、
という話は有名だと思います。可哀相…。
というのも「ウロコの無い魚は食べてはいけない」
という旧約聖書の教えが強く根付いているからだそうです。
じゃあイカも海外で忌避されてるのかな?
…と思いきや、パスタとかアビージョとかイカスミスパゲティなど
イカはスペインやイタリアでは割と食べられています。
生の刺し身で食べるのは日本だけらしいですが…。
「なんだよそれ、俺と同じウロコのない軟体生物のくせに」 という
タコの叫び声が聞こえてくる気もしますが、
落ち着いて考えたら人間に相手にされないほうが生物として幸せですね。
というわけでタコばっか食べてるのでイカも食べようと思い。
そんな折、イカ焼きという関西の方にとって
ソウルフードがあると聞いて食べに行ってきました。
イカ焼きといえばどうも↓な感じですがどうも違うようです。
どんなものか楽しみです。
コーラを飲みながらのんびり待っているとイカ焼きが運ばれてきます。
イカ焼き…?お好み焼きと卵焼きの間の子のような
謎のビジュアルです。
中を開けると焼いたイカが入ってます。
おお、イカ焼きだ…、ということで食べてみます。
お、い、し、い…。
おたふくソースのような甘みのあるソースとダシのしみこんでフワフワした生地と
イカのコリコリした食感が病みつきになってあっという間に平らげてしまいました。
イカの本来の味を存分に楽しむことが出来ました。
今回は大塚にあるはち八というお店にお邪魔しましたが
イカ焼きを食べさせてくれるお店は全国にもちょこちょこありますので
よかったら足を運んでみてはいかがでしょうか?
ちなみにタコやイカを食べる度に思うのですが
はじめて水棲生物を食べた人は凄いなぁ、と思います。
真偽は定かではありませんが、中国では
最初にナメコが本当に食べれるかどうか調べるために
死刑囚に食べさせてみて
「食べれます、けっこうイケます!!」という確認を取ってから
ナメコ食文化が広まった、という話がなかなか鬼畜だなと思いました。
by tori
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