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伊豆大島の魅力とご当地銘菓牛乳せんべい

ヤミー編集部からオイシイ情報をお届け!!

母方の田舎が伊豆大島なので子供の頃からよく大島には足を運んでいました。

大島は新鮮な海鮮やくさやや、明日葉などの名産地ですが

「牛乳せんべい」 と呼ばれるローカルお菓子が密かに猛威を奮っています。

 

塩やしょうゆで味付けされたしょっぱい「せんべい」と

どちらかと言えばクリーミーで甘いイメージのある「牛乳」という

言葉のミスマッチが強烈で子供時代、

初めてその名前を聞いたときはとても衝撃を受けました。

 

この牛乳せんべい、大島で生活していると至る所で目にします。

引っ越しの挨拶の手土産は牛乳せんべい

人の家にお邪魔した時の手土産も牛乳せんべい、

何かしていただいた時のお礼は牛乳せんべい

相手に何か良いことがあるとお祝いに牛乳せんべい…

僕の祖母の周りだけかもしれませんがまるで通貨のように流通していました。

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そんな僕が大島の人の主食と信じて疑わない牛乳せんべいですが

ではどんなお菓子なのかというと、水を一切使わず大島の牛から取れた牛乳、バターに

小麦粉と卵、砂糖を加えたせんべいというよりは焼き菓子のようなお菓子です。

博多のにわかせんべいに近いお菓子です。

 

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皇太子時代の昭和天皇陛下が伊豆に行幸された際に

献上品として作られたのがはじまりと言われています。

 

気になるお味ですが、牛乳とバターの甘くて柔らかい口当たりと

甘すぎない優しい甘さ味と香ばしさが心地よくて

この牛乳せんべい、田舎からよく送られてくるのですが

つい休みの日はバリバリと10枚20枚と食べてしまいます。

 

この牛乳せんべい、牛乳につけたり

空気にさらして1日2日置いておくと生地が柔らかくなるので

そのようにして食べる人も少なくありません。

 

大島の魅力はなんといっても透明に透き通った海、これに尽きます。

沖縄もそうですが、改めて「海ってこんなに綺麗だったんだ」

ということを知ることが出来る場所だと思います。

そして帰って来て東京湾の海の汚さに凹むところまでがワンセットで大島旅行です、泣

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また、レジャー観光地でありながらどこかのんびりしているのも大島の特色です。

海で遊んだあとはのんびりぼけーっとゆっくりした時間を過ごすことが出来る。

そんな魅力が大島にはあります。

 

東京からジェット船で1時間足らずで到着するという立地の近さも魅力です。

少し気が早い話ですが来年の夏の旅行先の候補地としてご一考してみてはいかがでしょうか?

そしてもし大島に行くことになったら是非、地元の人と知る人ぞ知る

大島銘菓を食べてみてください。

by tori

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