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オーガニック野菜をペットボトルでハウス栽培する方法!後編【美容と食シリーズ②】

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コナン

 

 

 

 

前回は、美味しくてヘルシーな食生活と美容の関係、ペットボトルでオーガニック野菜をハウス栽培する方法の前編をご紹介しました。ペットボトルでの栽培は、はじめてオーガニック野菜に挑戦する人でも難しくなく、プラスチックゴミが減ることで環境にやさしいという利点があります。今回は、2つのペットボトルを使ってさらに大きなペットボトルハウスを作ります。屋根つきのプランターとして使えるので、プランター野菜の栽培には最適です。この記事では、ペットボトルを使った家庭菜園のアイデアやメリット・デメリットをご紹介します。

 

ペットボトルハウスの大きさの違いと育つ野菜

【小さめのペットボトルハウス】

小さめのペットボトルについては、前回詳しくご紹介しました。主に、サラダ菜、小松菜、大きめの根菜を栽培するのに向いています。

 

小さめといっても、スーパーで売っているような2リットルのペットボトルを使うのではなく、3.7リットル(1ガロン)のペットボトルを使います。こちらは、ネットで安く購入できます。→

https://www.amazon.co.jp/dp/B001KUOEB0/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_49zDFbE56GVJD

 

 

【大きめのペットボトルハウス】

大きめのペットボトルハウスは、1ガロンのペットボトルを2個あわせてつくるペットボトルハウスです。小さめの根菜(赤大根など)、ハーブ、プランターでも育つ野菜に向いています。

 

大きめなのに小さい野菜しか栽培できないので、少し混同するかもしれませんが、

 

小さめのペットボトルハウス→大きめの野菜

大きめのペットボトルハウス→小さめの野菜

 

 

上のように覚えるようにしましょう。その理由を以下で説明していきます。

 

ペットボトルを2個使用するメリット・デメリット

大きめのペットボトルハウスで野菜を栽培するメリットはいくつかあります。逆に、デメリットもあります。これは、小さめの方と比べた場合です。

 

【メリット】

・ミニプランターのような感覚で使える

・野菜の葉がのびるスペースが増える

・フタの開け閉めが楽

 

 

【デメリット】

・ペットボトルを縦ではなく、横にして使うので深さがあまりない

→大きな根菜などには浅すぎるので向かない

・隙間ができやすく虫が侵入しやすい

 

このようなデメリットがあるため、大根や人参、小松菜などは、大きめのペットボトルハウスでは作れません。

 

これらの、メリット・デメリットを把握したうえで、どちらにするかは、育てる野菜や環境によって変えてください。例えば、なめくじやアオムシなどがあまりいない環境であれば、多少隙間があっても大丈夫なので、大きめの方を使用することをおすすめします。

 

ペットボトルハウスで一度に育てられる野菜の目安  

【人参】

根菜→小さめのペットボトルハウス

人参は、小さいものだと10センチほど、大きいものだと15センチ以上に育ちます。葉はそれほど広がりませんが、根菜であるため、土から十分な栄養を吸う必要があります。そのため、小さめのペットボトルハウスで育つのは、2本が限度です。

 

【大根】

根菜→小さめのペットボトルハウス

 

大根は、人参と違い半径が広く、葉も広がるので、小さめのペットボトルに1本が限度です。深さも考慮して、ペットボトルの高さの3分の2ほどに土を入れ、残りの3分の1ほどをフタのスペースにとりましょう。また、ある程度葉が育ってきたら、フタの部分を閉めずに、そのまま開放して育てましょう。

 

【葉物】

葉物→小さめのペットボトルハウス

葉物野菜は、小松菜など葉が大きくなるものは、小さめのペットボトルハウスで2束~4束がおすすめです。大きく育てない場合は、4束でも大丈夫ですよ。

 

【サラダ菜】

サラダ菜→小さめのペットボトルハウス

サラダ菜の場合は、ベビーリーフのような小さなものであれば、小さめのペットボトルハウスで4~5育てることができます。大きめのサラダ菜の場合は、1束だけにしましょう。

 

【カブ・赤大根】

小さめの根菜→大きなペットボトルハウス

カブや赤大根は、4~5植えても大丈夫です。最低でも6センチ以上は離して、あまり密集させないようにしましょう。ハーブの場合も、同じ間隔で植えましょう。

 

種のまき方や植え替えについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。内部リンク

『オーガニック野菜をペットボトルで栽培する方法!前編【美容と食シリーズ①】』

 

大きめのペットボトルハウスの作り方

それでは、大きめのペットボトルハウスの作り方をご紹介します。線などあらかじめ引かず感覚で作っても大丈夫です。

 

【材料】

1ガロンのペットボトル 2個(円柱タイプではなく角柱タイプがおすすめです)

カッター

はさみ

ひも

穴あけパンチ

 

※3.7リットル(1ガロン)のペットボトルはネットで安く購入できます。→

https://www.amazon.co.jp/dp/B001KUOEB0/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_49zDFbE56GVJD

 

【作り方】

①まずは、写真のようにペットボトルの側面を切り落とし重ねます。適当で大丈夫ですが、心配な方はあらかじめマーカーなどで線を引いてから行ってください。

 

②穴あけパンチでそれぞれ2箇所穴を開け、写真のようにひもでつなぎ合わせます。

③正面にもパンチで穴を開けます。上下両方のペットボトルに穴を開けます。

④写真のようにひもを通し、結びます。日中は換気のためフタをあけてください。また、空気の流れがよくなるように、フタの部分の両サイドに合計4つの穴を開けます。

⑤写真では分かりませんが、底から2センチほどの高さに両サイド合計で6箇所ほど穴を開けています。こちらも重要ですので、必ず行ってください。

 

※換気方法や種の植え方については、前回の記事でくわしくご紹介しています。内部リンク

『オーガニック野菜をペットボトルで栽培する方法!前編【美容と食シリーズ①】』

 

お茶でできるオーガニック肥料の作り方

オーガニック肥料の作り方は、至って簡単です。野菜を植え替えるときに紅茶の葉(大きなプラスチックボトルハウスの場合はティーパック2個分)をそのまま土に混ぜます。葉が成長期に入ると、ぐんぐん伸びるので、その時期に二番煎じのお茶を冷まして、十分に冷えてから、野菜と土にかけます。

 

普段の水やりのかわりに12あげるようにすると、さらに成長が加速します!お茶は紅茶でも緑茶でも何でも結構ですが、最初はなるべく中性に近いお茶を使用しましょう。信じられないかもしれませんが、騙されたと思って試してみてください。

 

オーガニック野菜がみるみる育つ土の作り方

丈夫な野菜は、土作りからといわれているほど、土作りはとても大切です。初年度は、市販の野菜用コンポストでも十分ですが、2年目からは自分で土を再生させるとコスパもいいのでおすすめですよ。

 

一度使用した土は、同じ年には使わず、コンポストボックスに入れます。そこに、家庭から出た野菜の生ゴミや落ち葉、草などを入れていきます。上から、土を被せることも忘れないでくださいね。※油で炒めたものや、動物性油脂、肉、魚、パン、ご飯などは決してコンポストに入れないでください。

 

ボックスは、密閉する大きめのものであれば、ゴミ箱でも何でもかまいませんが、外に置いても風で飛ばされないようなタイプを選んでください。

 

以上、大きめのペットボトルハウスの作り方でした。美味しいオーガニック野菜が育つことを願っています!今回、ご紹介した記事の内容は、ユーチューブ動画でも紹介しています。大体の流れを知りたいかたは、「アイルランド田舎暮らし ペットボトル」のキーワードで動画検索してみてくださいね。分からないことがあれば、気軽に動画のコメント欄から質問してください。

 

ライター名 maroon

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