海外ドラマ頻出のアレ!アメリカで「風邪をひいたら食べる定番料理」って?

アメリカの「風邪を引いたときの定番」は?
寒くなってきましたね。風邪をひいたりしていませんか。
日本で、風邪をひいてしまったときに食べるものの定番といえば、「おかゆ」や「うどん」や「すりおろしりんご」などでしょうか。
食欲がなくても食べられるもの、消化が良くて栄養があって、胃に優しいものですね。
大人になってからは何日も寝込むような風邪はほとんどひかなくなりましたが、これを書きながら、子供の頃母が看病してくれたときのことを思い出しています。
日本では、各家庭によって「定番」がいろいろありますが、アメリカはほぼ1品に決まっています。ドラマや映画でもよく登場するそれは、「チキンヌードルスープ」です!
でも、作るんじゃなく買ってくるの?
ドラマでよく見るのは、風邪をひいた恋人のところに届ける、というシーン。そういえば、作ってあげている様子は、あまり見ない気がします。
ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のシーズン2エピソード14でも、そんなシーンが登場します。

(c) Paramount Japan K.K.
デートをダブルブッキングしたシャーロットが、一番目の彼エリックとの食事を「喉が痛いから」と早々に切り上げ、二番目の彼とのデート後に自宅に連れ込もうとします。

(c) Paramount Japan K.K.
そこへ体調を心配したエリックが現れて鉢合わせ。エリックの「チキンスープを届けに来たんだ」とのセリフがありました。
せっかくこんなにやさしい彼だったのに、シャーロットは二股がバレたことで即フラれてしまったんですけどね。

(c) Paramount Japan K.K.
「チキンヌードルスープ」ってどんなもの?
調べてみると最初に出てきた情報は「缶詰」です。アメリカの家庭に常備されているものだそう。
家庭でも、作るのではなく缶詰を開けて温めるだけのほうが多いんですかー。作ったほうが絶対おいしいと思うんですが、それでいいんでしょうか。なんだか文化の違い、味覚の違いを感じてしまいます。
そういえば、日本でもアメリカのキャンベル社のスープの缶詰はたくさんの種類が売られていますね。見たことある人も多いと思います。
ニューヨーク近代美術館MoMAには、アンディ・ウォーホル作の有名な絵画もあり、「CHIKEN NOODLE SOUP」の缶が並んでいます。
有名画家が絵画の題材にするぐらい、缶詰のスープはアメリカ人の生活に密着しているものなのだと思います。
私がニューヨークに住んでいた頃も、量り売りでお惣菜を買える「デリ」の一角には必ず「チキンヌードルスープ」がありました。一度買ってみたことがあります。鶏肉、人参、セロリ、玉ねぎなど入っていたと思います。スパゲティを細かくしたような麺入った塩味のスープでした。
風邪に効くと聞いていたので、栄養満点の具沢山スープを予想していたのですが、「えっ、これだけ?」というかんじ。「食欲がなくても食べられる、消化に良い」だけが強調されているみたい?
レシピはさまざま存在します。きっと「チキン」と「ヌードル」さえ入っていればいいのだと思います。具の野菜も大きさもさまざま。セロリが入ると、アメリカっぽい味のスープができます。
風邪っぴきさんには、たっぷりの野菜からエキスと栄養がしみだしたところの、スープだけがいいとしても、もし作るなら具沢山な方がおいしそうですよね。
Amazon
キャンベル 英語ラベル チキンヌードル 305g×4個
キャンベルスープの作り方は1缶分の牛乳または水を加えて温めるだけ。1缶で3人前の、ご家族でお楽しみいただけるごちそうスープです。鶏肉を上質のチキンストックで煮込み、ショートパスタを加えた伝統的なスープです。アメリカでは「ママの味」と言われる程、食卓には欠かせないベストセラースープです。
その他の記事もぜひご覧ください!

