感謝祭には食べ比べ!ドラマ「フレンズ」とアメリカのマッシュポテト
感謝祭はごちそうを食べる日
アメリカのサンクス・ギビング・デー(感謝祭)は、11月の第4木曜日。
日本の「勤労感謝の日」にも近い日程ですね。偶然でしょうか。
サンクス・ギビング・デーの起源は1620年、イギリスからアメリカへの入植者ピルグリムの一団のおはなしに遡ります。
彼らが国から持参した作物はうまく育たず飢餓による死者が多数出ていたところ、原住民が土地に合った作物とその育て方を彼らに教えてあげました。
翌年には大収穫となり人々が救われたことで、ピルグリムたちは先住民に感謝し、彼らを招いて盛大な祝宴を開いたと言われています。
現代のアメリカでは、家族や親類、友人が一堂に集まって七面鳥の丸焼きとクランベリーソース、マッシュポテト、そしてパンプキンパイのディナーを囲んで団欒をする、大切な家族行事の日となっています。
(C) Warner Bros. Entertainment Inc.
アメリカのドラマでもよくテーマになっている大切な日
大事な行事ですから、アメリカの日常生活を描いたドラマには「サンクス・ギビング・デー」がテーマのエピソードがよく登場します。
必ず画面に登場する巨大な七面鳥の丸焼きに憧れた人も多いことでしょう。
私が印象に残っているのは、ドラマ「フレンズ」です。
焦がしてしまって食べられなくなったストーリーでしたが…。
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重要な脇役・マッシュポテト
見た目が派手な七面鳥だけに目が行きがちですが、感謝祭の料理の脇役、「マッシュポテト」も忘れてはいけません!
アメリカ人がこだわる重要な料理のようなのです。
ドラマの感謝祭エピソードにはお約束のように、「うちのマッシュポテトは、こうでこうで…それがないと感謝祭じゃない!」のようなセリフがよく出てきます。
ドラマ「フレンズ」に出てくる感謝祭のエピソードは複数ありますが、マッシュポテトの話はシーズン1第9話。
「自分ちのマッシュポテトが一番!」と思っている各自が、作る人のことなんか全く考えずに、それぞれ勝手なことを言います。
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ジョーイは「俺の一口ポテトは?」
ロスは「イモの塊が残っているのがいい」
フィービーは「クリーム状にしてマメとオニオン入れるのが普通だと思ってた」
調理担当のモニカは結局、3種類のマッシュポテトを作ることにするのでした。
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アメリカのマッシュポテトはおいしい
モニカのポテトは焦がしてしまって食べられなくなってしまいましたが、ちゃんと完成していたらきっと3種類とも、おいしかったでしょうね。
私がアメリカ旅行中、レストランでステーキなど食べる機会があると添えられていたマッシュポテトも、みんなおいしかった記憶があります。
お店によって、ガーリックが効いていたり、ベーコンの香ばしい風味が加わっていたりしていたお店もありました。
共通しているのは、固さがゆるめでたいへんなめらか、ミルクの香りがふんわりすることでした。
おいしい作り方は?
私もいろいろ作ってみましたが、日本の材料でおいしく作るポイントは、「きたあかり」を使うことだと思っています。
きたあかりがゆで上がったところに無塩バター、生クリームを多めに加えてマッシュ。
味付けは塩少々のみ。
これで抜群においしいマッシュポテトができますよ!
スターシェフのレシピも参考にどうぞ
フランス料理のスターシェフ、ジョエル・ロブションが作るマッシュポテトは世界一と評する人も多いそうですが、じゃがいもの重量の4分の1の量という大量のバターが入ります。
それならおいしいに決まってる!
材料は、じゃがいも、バター、牛乳、塩とシンプルなので、一度挑戦してみたいですね。
今年の感謝祭の日には、是非いろんなマッシュポテトを作って、食べ比べてみてくださいね。
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お湯とバターと牛乳で混ぜるだけでクリーミーなマッシュポテトが簡単にできます。 1袋8人分なのでコロッケを作るなら大きいものでも10個は作れます。 14袋入っていますのでいろいろ楽しめますよ。
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