富山湾の宝石・白えびは、奇跡の産物だった!おすすめの食べ方もご紹介♪
北陸新幹線ができた影響で、金沢が盛り上がっています。
でも、もう一つ、北陸新幹線の恩恵を受けて注目を集めている都市があるのをご存知ですか?
そう、それが海産物のおいしさで注目を浴びた「富山県」です。
そこで今回は、富山県民に愛され、見た目の美しさから「富山湾の宝石」とまで称されている食材・白エビをご紹介したいと思います。
白エビが発見された知られざる経緯
白エビが発見されたのは、明治の初めごろです。
タラ漁に出た漁師が誤って網を深いところに落としてしまい、その網を引き揚げたときに、白エビが引っ掛かっていたことから偶然発見されたというのです。
もしもその漁師さんが網を落としてなかったとしたら…もしかしたら、まだ発見されていなかったかもしれません。 私たちはそんな奇跡的な出来事によって白エビと出会えたのですね。
こうして発見された白エビは、次第に富山県民にとって欠かせない食材となっていきました。
白エビってなぜ身体が白いの?
白エビはその名のとおり、白色をしていますが、元から白い色をしているわけではありません。
実は生きているときは無色透明な薄いピンク色をしています。
そうです、白エビは命が途切れて初めてあの乳白色になるのです。
あまり知られていない事実ですよね。
白エビの旬はいつ?
白エビの漁は、4月から11月までの長い期間で行われます。
その中でも、白エビ漁の最盛期と言えるのが4月から7月くらいの期間。
この期間が白エビの旬で、殻が柔らかく、美味しく食べることができます。
しかし、白エビは旬の時期であっても傷みやすいため、水揚げしても、ほとんどすぐに冷凍してしまいます。
そう、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、都内や富山以外の地域で食べている白エビは、一度冷凍したものを食べていることがほとんどなのです。
とれたてを食べたいのでしたら、是非富山へ行って食べましょう!