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【フィンランド在住レポ】うわ、ここにもお米!日本人が身近に感じる米料理

【フィンランド在住レポ】うわ、ここにもお米!日本人が身近に感じる米料理

私はフィンランドに住んでいる。
なんだか昨今の北欧ブームで無駄におしゃれだとかファッショナブルだとかそういうイメージを持たれているフィンランドだが、はっきり言ってしまえば実際はまったくそんなことはない。首都ヘルシンキの街を見渡せば地元民は年中アウトドアジャケットを羽織り、夏は平気で靴下にサンダル・短パンを合わせるダサさである。初めてそのスタイルを目にしたときは、なんで!?寒いの!?それなのにどうしてもサンダル履きたいの!?だったらなんで短パン!……と頭の中が疑問符だらけだったが、あまりにも定着したスタイルのようで頻繁に見かけるので、最近はもうなにも思わなくなってきた。
食卓に言及すれば、長時間手をかけて綺麗にデコレーションされた食べ物というよりはオーブンで焼きっぱなしにした料理をどん、と置いたようなイメージのものが多い。
しかもかなりの確率でみんななんの変哲もないシンプルなアラビアの容器を使用している。日本では結構なお値段で売られているアラビアもイッタラも、こちらでは定番商品、普通のスーパーで売られているのである。高級レストランに行っても食器がすべて白の退屈なデザインでがっかりしたりもする。

そんなフィンランドの食事情について、フィンランド在住ならではの視点で何回かに渡って書いていきたいと思う。

【フィンランド在住レポ】うわ、ここにもお米!日本人が身近に感じる米料理
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【食べてはいけない?】世界各国のご法度料理の歴史

 

「愛の林檎と燻製の猿と―禁じられた食べものたち」 (著書―スチュワート アレン 訳―渡辺葉)

という食文化について書かれた本が面白い、という話を聞いて読んでみました。

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世界中の過去現在の食べてはいけない食べ物とその理由、文化的歴史的背景を

わかりやすい文章で書かれた興味深い本でした。

 

日本でも昔は4本足の獣を食べることが禁じられていたので、

兎を食べる際に「兎の耳って羽根なんですよ?知ってました、だから兎は実は鳥なんです」

と言い訳して食べた、という苦労話も残っていますね(だから兎は匹ではなく1羽、2羽と数えます)

 

今でもイスラム教徒は豚を食べないしヒンズー教徒は牛を食べません。

「豚は汚らわしい生き物だから」 「牛は神の使いだから」などの宗教的な理由が原因です。

しかしこれらの肉食を禁じた本当の理由は冷蔵庫もない時代、

保存状態の良くない不衛生な肉を食べて食中毒を起こさないよう

庶民を啓蒙するためだったと言われています。

今と違い当時は食中毒のメカニズムを科学的に説明出来なかったので

手っ取り早くこれらの食事を止めさせるために宗教や神の名が騙られました。

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この本では最初に人類最古の禁忌の食べ物、禁断の実 について語られます。

アダムとイブはこれを食べたばかりに楽園を追放されました。

 

禁断の実はイチジクのことだ、と旧約聖書には書かれています。

しかし禁断の実と聞いてイチジクではなくリンゴを連想した方も多いのではないでしょうか?

喉仏を英語で adam’s appleというのはアダムが林檎をノドに詰まらせた名残だとも言われています

(だから喉仏は男性にしかないのだとか…)

 

リンゴがイチジクに取って代わった理由この本によるとキリスト教による文化侵略が原因です。

キリスト教は当時、土着の宗教や文化を貶めることが日常茶飯事でした。

メソポタミアで信仰されていた光の神様はキリスト教によって「蠅の王」という悪魔だと貶められました。

先住民を排斥し弾圧することでキリスト教はその勢力を広げたのです。

 

自然を信仰するアイルランドの先住民はリンゴを神聖な食物として崇拝していました。

そんなアイルランド先住民を貶め邪悪だと吹聴するために、

キリスト教徒たちは聖書の記述を曲げてまで

「禁断の実とはリンゴである、リンゴを食べる彼らの魂は堕落している」と吹聴して回りました。

その影響でキリスト教社会では長い間

「林檎は赤くて、丸みを帯びて官能的なフォルムをしている、人を堕落させる甘い味がする

断面が卑猥な形をしている」 と因縁に近いことを言われ忌避され、食べた人間は厳罰に処されました。

敬遠な信仰心ではなく、多民族を排斥するためにリンゴはタブーな食べ物とされ、

リンゴの甘さは悪魔の誘惑、リンゴのすっぱさは悪魔に魂を売り渡した代償などと言われました。

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リンゴに限らず甘い食べ物は悪魔の誘惑を招くと言われ特にチョコレートは長い間

「悪魔の尻のように黒い」と厳しく弾圧され貴族しか食べることが許されませんでした。

1700年代のヨーロッパでSMの語源になったサド侯爵が刑務所に入れられた理由の一つに

庶民の女にチョコレートを食べさせたことが原因と言われています。

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リンゴの影響を受けてか保守的なヨーロッパ社会ではアメリカからやって来たトマトも

18世紀初頭までリンゴ同様禁断の食べ物とされ、

「食べると歯が抜ける、匂いを嗅ぐと発狂する、

柔らかくて淫らな果肉から淫乱に汁を垂れ流す情欲をかきたてる不道徳な食べ物」などと酷い言われようでした。

またトマトがソースの原材料となったことも反感を買った理由でした。

「食事を質素に、楽しむべきものではない。」というキリスト教社会で

味覚を楽しませるソースは反キリスト的食材とみなされたのです。

 

一方、同じくアメリカからやって来たジャガイモは模範とすべき食べ物として

ヨーロッパ社会で受け入れられました。

土にまみれたトマトと違い素朴で愚直なフォルム、無精生殖で育つさまが

マリアの処女受胎を連想させるなどと言ったことが原因だったようです。

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キリスト教社会での話を紹介しましたがこの本は他にも世界各国で禁忌とされた食べ物と

そこへ至った経緯が書かれていて大変ためになりました。

同時に自分は食事のタブーの少ない現代の日本で生活が出来て良かったなぁ、と強く思った次第です。

by tori

IKEAで売られているクリスマスを彩るスウェーデンの食べ物

先日IKEAに行ってきました。

IKEAは家具を扱っているイメージが強いですがもともとスウェーデンの会社なので

日本ではなじみのないスウェーデン食品も多岐に渡って扱っていて見ているだけで楽しいです。

なのでつい調子に乗って色々買ってしまいました。

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とくに今の季節はクリスマス用の様々な食べ物飲み物が売られています。

今回はクリスマスにまつわる商品をいくつか紹介させてください。

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左のコーラのようなドリンクはスウェーディシュフェスティバルドリンクと呼ばれている飲み物です。

もともと寒さが厳しいスウェーデンでは春の訪れを祝うイースター祭が盛大に行われていました。

その時に飲まれていたのが起源と言われています。

ホップと麦芽の風味とスパイスの効いたスパークリングドリンクで

イースターに限らずクリスマスなど祝い事の際に飲まれるようになりました。

子供にも大人気の飲み物だそうで味覚が子供の僕には丁度いいかも…ということでいざ試飲…。

うん…なんというか、向こうの子どもはずいぶん渋いものをお好みなんですね…というのが感想です。

美味しくないわけではないのですが不思議な味で一見コーラに似ている…と思いきや、コーラに葛根湯を混ぜたような…

あるいは高校生がファミレスのドリンクバーで悪ノリして色々混ぜたような…そんな味でした。

向こうの人と日本人の土台になる味の好みの違いを感じました。

色々と酷いことを言ってしまいましたがドクターペッパーにも似ているので日本人の方でも大好きな人はいると思います。

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ちなみに右の商品はムンスビートというオーツ麦のスムージーで、

こちらはクリスマスは関係ないのですが疲れた体に沁み渡る酸っぱさが心地よい日本人の口にも合う飲み物でした。

ビダミンB・ミネラル・食物繊維・鉄分・カルシウムなど様々な栄養素が豊富で、

便秘解消、消化もよく新陳代謝も上がるので、ダイエットに効果があり健康にとても良さそうなのでおすすめです。

 

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玉ねぎとニンジンが入ったニシンの酢漬けです。

どうしてクリスマスにニシンを食べるのかというとニシンは日本ではそこまでメジャーな魚ではありませんが

ヨーロッパではニシンとタラは日本で言うマグロやサーモン、サンマ並に人気の魚だったりします。

だからこそクリスマスの定番メニューとして食卓に並ぶのでしょう。

その人気のほどは「タラとニシンの漁業権」を巡って戦争が起こるほど!なかなか罪なヤツらです。

ちなみにニシンは寒い所でしか生息できず日本では北海道でしか獲れません。

なので極寒のスウェーデンの海はニシンにとっては楽園のような環境なのかもしれません。

ちなみにスウェーデン北部の世界最強の臭さを誇る缶詰と言われているシュールストレミング

生のニシンを缶詰の中で発酵させたものです。

 

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こちらはスウェーデンのチョコレート、なんとなくクリスマスカラーっぽい気がして買ってしまいました。

普通のチョコレートかと思いきや、パリパリのキャラメルがチョコレートにコーティングされている一品。

一口食べただけで血糖値がグンと上がるような、パンチのある甘さが強烈でした。

疲れた時に一口食べるだけで急速に体力を回復できるような気がするのでおすすめです。

 

駆け足で紹介しましたが、これらのほかにもエルダーフラワードリンク、リンゴンベリードリンクなど

名前を聞いただけではどんなものかわからないものが沢山売られていました。

当たり外れはあるかもしれませんが、新しい食べ物や味に出会うため、

良かったらクリスマスを前にさらに賑わうIKEAの食品場、覗いてみてはいかがでしょうか?

 

by tori

プレゼントにもオススメ!クリスマスをより楽しめるアドベントカレンダー

早いものでもう12月、クリスマスが終わったらもう年末です。

毎年この季節になるとクリスマスの待ち遠しさと「今年も終わってしまう」

という過ぎ行く時間への焦りが入り混じった不思議な気持ちになります。

なので今年はそんなこの季節の時間を見つめなおすアイテムを購入しました。

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この何やら可愛らしい一品、小さくイラストの横に数字が書かれています。

これが何だかおわかりになりますか?

実はこれ、アドベントカレンダーです。

1日を迎える毎に日付の数字を開けていくと中にお菓子が入っている、という

可愛らしい仕様になっています。

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アドベントというのはキリストの復活を待ちわびる期間のことで

19世紀初頭にドイツで12月頭からクリスマスまでの24日間を

毎日ロウソクを点したり1日ごとに肖像画を飾ったことが起源と言われています。

その後、様々な手作りアドベントカレンダーが作られ

子供達は仲に入っているお菓子を楽しみにするようになりました。

 

スターバックスモロゾフカルディも多くのアドベントカレンダーを作っています。

どれも華やかで見ていて楽しい気分になれるものばかりです。

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スターバックスのアドベントカレンダー。

シンプルかつ目に付くデザイン。期待感が盛り上がります。

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モロゾフのアドベントカレンダー。ポップさを基調にした家具がとても可愛らしいです。

クリスマスが終わった後もインテリアに置いておきたくなりますね。

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食べ物ではありませんがレゴのアドベントカレンダー。

小さい頃レゴで遊んだ子供の頃を思い出します。

 

他にも手作りで自作のアドベントカレンダーを作って見るのも楽しいかも。

特にお子さんがいらっしゃる方にオススメかもしれません。

 

12月は少し過ぎてしまいましたが、クリスマスへも時間をより一層楽しむアイテムとして

もし気に入ったアドベントカレンダーがありましたらお1つ、いかがでしょうか?

 

by tori

 

ミスタードーナツのクリスマスドーナツが可愛すぎる!

突然ですがミスタードーナツと言えばマスコットキャラのポン・デ・ライオン、

そのポン・デ・ライオンが普段、何を食べているか?…皆様はご存知でしょうか?

 

ポン・デ・ライオンは自分のたてがみのポン・デ・リングを食べています。

その後、尻尾が変態してポン・デ・リングになりそれをたてがみにかけお腹が減ったら食べる。

半永久的に自分の体を食べ続けるライオン、それがポン・デ・ライオンです。

ポン・デ・ライオンやポン・デ・リングを見る目が変わる凄まじい設定だなと思います。

「自分でつくり、自分で食べる、完全自給自足型。さすが21世紀生まれだね。」

という公式ホームページ紹介文の澄ました文面が最高にロックです。

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話は反れてしまいましたがそのクリスマスセット本当に可愛らしくて

我慢出来ずに先日、セットで買ってしまいました。

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クリスマスのカラフル感がとても愛らしくてワクワクした気持ちになります。

しかしここでひとつ問題が、ドーナツというのは意外とアシが早い。

これだけの量だと食べ切れずに泣く泣く賞味期限を迎えてしまうかもしれない…。

 

ところが実はミスドのドーナツ、冷凍保存が可能だというのはご存知でしょうか?

ドーナツをラップで包みジップロックで密封して解凍すれば、

ほとんど味が劣化することなく食べられます。

 

そしてふと、これだけのカラフルなドーナツを見て、男性の方も女性の方も

これはデートの誘いに使えるのではないか、と思いました。

 

「可愛いドーナツがあるから食べに行こう、食べに行きたい」 

と気になる人をお茶に誘うのは口実としては中々適当な気がします。

また「可愛くてつい買い過ぎてしまったから食べに来て欲しい」というのも

誘う口実としてはスマートかもしれません。

 

クリスマスに向けてこれからの季節、見て楽しい、食べて楽しい、誘って楽しい(?)

そんなミスタードーナツのクリスマスドーナツセット、いかがでしょうか?

 

by tori

【ザリガニ】ザリガニって本当においしいの?本音で感想をお届け【食べてみた】

【フィンランド在住レポ】ザリガニって本当においしいの?本音で感想をお届け

フィンランドを舞台にした映画『かもめ食堂』では、登場人物ミドリがおもむろにおにぎりの具として「ザリガニ」を提案するシーンがある。フィンランドの食材を日本のおにぎりを組み合わせてはどうか、というのだ。

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フィンランドに置けるザリガニの立ち位置

そんな風にするっと日本映画に登場しフィンランド名物の代表、のような印象を植え付けてしまったザリガニだが、フィンランドでは定番の食材かというと、そこはちょっと違う。ザリガニ、通称ラプが出回るのは主に夏のごくごく限られた期間である。
そもそも食べ物の旬がはっきりしているフィンランドでは、旬に対する情熱が強いように思う。各種ベリーやキノコ、新ジャガなどが旬を迎えるとどの家庭の食卓にも登場し、マーケットでは右を見ても左を見ても同じものを似たような値段で取り扱い、職場でさえ今年はもうあれ食べた?と話題にのぼる有様だ。

それがくだんのザリガニの場合は更にお祭り騒ぎになる。

何かの卵?タイで「ンゴ」「ゲーオマンゴン」と呼ばれる食材、その正体は…?

ルックスと味のギャップに驚き

これ、何なんですか?

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初めて見た時のその強烈なインパクトは忘れられません。何かの卵ではなくてフルーツだと聞いたときは、にわかには信じられませんでした。「おいしいから食べてみろ」と勧められ、断れずに恐る恐るかじってみると…意外にも果肉は柔らかく、やさしい甘みのある味で、そのギャップにまたまた驚いたものです。

日本語では「ランブータン」として知られているこのフルーツ、タイでは「ンゴ」と呼ばれています。原産地はマレーシアといわれていてマレーシア・インドネシアで広く栽培されていますが、輸出を含めた生産はタイが世界一なのだそうです。「タイのフルーツ天国」といわれる東部カンボジア方面にあるチャンタブリ県が、その生産量の多さで名高い地域です。

タンニンを多く含み、肌の健康維持に効果があるとか。ただし食べ過ぎると酵素の働きを阻害し、消化不良を起こすこともあるそう。おいしいのでついつい手が止まらなくなってしまいますが、要注意です。

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このフルーツのいい点は、皮をむきやすいところ。爪で横に一本割れ目を入れて上下に開けば、写真のようにきれいに皮が剥がれます。皮は柔らかく、果汁で手が汚れることもありません。種の皮に渋みがあるので、かじりつかないように柔らかく食べるとおいしく食べることができます。

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美味しいだけではなく健康にも良い!恐竜の卵のようなフルーツ

もう一つ、変わり種フルーツをご紹介します。タイ語で「ゲーオマンゴン」と呼ばれる果物です。こちらは日本では「ドラゴンフルーツ」ですね。確かに恐竜の卵のようなイメージです。

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このフルーツも皮が果肉から剥がれやすいため剥きやすく、わたしのお気に入りの一つです。果肉はジューシーで、桑の実のような懐かしい味がします。黒いつぶつぶは種なのですが、この食感がまた楽しいのです。

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個人的な体質なのかもしれませんが、これを食べるとわたしは必ずお通じが良くなります。よくなるどころか、よくなりすぎます。調べてみると、食物繊維がバナナの65倍?!半端ないですね、そりゃあよくなるわけです。

ドラゴンフルーツは、タイではちょっとした高級ホテルなどで、チェックイン時の部屋に置かれていたりもします。南国雰囲気満点ですね。

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タイではフルーツの最盛期の2月~4月になると、1キロ当たり100円など、日本では考えられないような値段で市場に出回ります。年がら年中何かしらのフルーツが食べられますので、通りを歩く際はフルーツに注目してみるのも面白いかもしれません。日本でも昔よりタイのフルーツが手に入りやすくなっていますので、スーパーやアジア食材店などで見かけたら是非手にとってみてくださいね。

Written by 元ジェット

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Children Eating, India

手食文化には、独自のルールが定められている。例えば、食事の前後には必ず手を洗って口をすすぐこと、食べ物は床の敷物の上に並べること、片膝を立てるかあぐらを組んだ姿勢で食べること、来客時には男女別々に食事をすること、などである。また、食べ物に触れることが許されるのは右手だけとされており、親指、人差し指、中指の3本の指をスプーンのようにして食べる。3本の指では、食べ物の熱さや冷たさ、硬さや柔らかさも直に感じることができるのだ。つまり、手食文化とは、味覚、嗅覚、聴覚、視覚に、触覚をも加え、五感で味わうことのできる贅沢で感覚的な食べ方なのだ。いやはや奥が深い手食文化である。

【海外ドラマ頻出料理】デス妻・ブリーとリネット、対極な2人の対極なミートローフ

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アメリカの一般家庭の日常生活のことをたくさん知ることができるドラマ「デスパレートな妻たち」通称デス妻。料理好きの私にとっては、アメリカの代表的な家庭料理の話題が随所に出てくるのが最大の楽しみ。
なんといっても、ドラマのメインキャストの一人であるブリーは、料理上手が高じてアメリカ家庭料理の本を出版し、ベストセラーとなったあと、ケータリングビジネスでも成功。前半のシーズンでは、毎日家族のためにすべての家事を完璧にこなし、レストランの料理のような手の込んだお洒落な料理を完璧に作る主婦でもあります。作中では、彼女の腕によりをかけたおいしそうな美しい料理がたくさん出てきます。

【海外ドラマ頻出料理】デス妻・ブリーとリネット、対極な2人の対極なミートローフ

©Disney

そして今回の注目したいのがもう一人のメインキャストのリネット。キャリアウーマンとしてバリバリ仕事をこなす傍ら、家庭では超わんぱくな息子3人に手を焼いている毎日。完璧さなんて求める暇もないほど、とにかく忙しさに翻弄される日々を送っています。
そんな対照的な2人に、どちらも「ミートローフ」の話題がからんだことがありました。

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©Disney

「フレンズ」人気エピソード フィービーのクッキーに見るアメリカのクッキー観

「フレンズ」ファンの間では有名な「フィービーのクッキー」

アメリカの日常生活に密着したストーリーで、アメリカの文化や習慣を学べるドラマ「フレンズ」
英語のリスニングを学びたい方にもおすすめの海外ドラマとして、長年安定した人気を誇っています。
そういう私も、「フレンズ」を何度も何度も視聴して、本当にリスニングが上達した一人です。

繰り返し見ていると、詳しく知りたくなるポイントがたくさんあるドラマですが、特に料理好きな人が興味を引かれるポイントのひとつに、「フィービーのクッキー」があります。

感謝祭には食べ比べ!ドラマ「フレンズ」とアメリカのマッシュポテト

左がフィービー。
©Warner Bros.Entertainment

ドラマの中で、クッキーのエピソードは2つあります。
「オートミールレーズンクッキー」「チョコチップクッキー」、どちらも手作りです。

「フレンズ」人気エピソード フィービーのクッキーに見るアメリカのクッキー観

チョコチップクッキー

アメリカのクッキーは、手作りが最良とされている

一家団欒の夕食にもテイクアウトやデリバリーを利用することが日常という家庭も多く、またこちらの記事でご紹介した「チキンヌードルスープは、缶詰を温めるだけというのが一般的」など、意外なものまで買って済ませることも多いアメリカ。
しかし、クッキーに関しては家庭でよく手作りされていて、焼きたてのあつあつ(「オーブンフレッシュ Oven fresh」といいます)を食べるのが最良とされているようです。

「フレンズ」人気エピソード フィービーのクッキーに見るアメリカのクッキー観

オートミールクッキー

子供の頃からお菓子作りが趣味で、「バターを使うお菓子は、できたてよりも数日置いた方がおいしい」が常識だと思っていた私、「焼きたてのあつあつがおいしい」がアメリカの常識であることには、カルチャーショックを受けました。
単純に好みの違いでしょうか。
アメリカのクッキーには、バターよりもショートニングマーガリンが多用されるからかもしれません。

世界一おいしい?フィービーの「オートミールレーズンクッキー」

シーズン1エピソード12で、フィービーは自分が嘘を言わない人間であることを証明するために「私が作るオートミールレーズンクッキーは世界一おいしい」と、レイチェルに食べさせます。
レイチェルは「何これ、ホントおいしい!」と感激。

「フレンズ」人気エピソード フィービーのクッキーに見るアメリカのクッキー観

©Warner Bros.Entertainment

ほんの数秒だけのやり取りなのですが、「世界一おいしい」とされたせいか、このクッキーのレシピを知りたいと思った方はたくさんいたようで、ネットで検索すると翻訳レシピなどが出てきます。
アメリカで出版された「フレンズに出てくる料理」の本の中でも紹介されたのだそうです。

このクッキー、私もよく作って主に朝食代わりに食べています。
オートミールレーズンも美容にいい食材ですよね。
「世界一」は少し大げさかもしれませんが、確かにおいしいクッキーですよ。

「フレンズ」人気エピソード フィービーのクッキーに見るアメリカのクッキー観

オートミールクッキー

バリ島・ウブドのローカルグルメ!バビグリン専門店へ行ってみた【世界の旅ごはん】

世界の旅ごはんレポート、はじめます♪

はじめまして! 旅と暮らしを料理でつなぐウェブよみもの『旅のあと ふたりのレシピ』を主宰する、旅行ライターのゆさ みずあと申します。
現在は、薬膳やカラーの発想を取り入れながら食卓をつくる、フードディレクターとしても活動しています。

自他ともに認める食いしん坊、そして旅好きの私。
週末や長期休暇のたびに、おいしいもの(とお酒)を求めて国内外へ旅に出かける日々…。
そんな旅先で見つけたさまざまなおいしいものを「世界の旅ごはんレポート」シリーズとして紹介していきたいと思います。

バリ島・ウブドのローカルグルメ!バビグリン専門店へ行ってみた【世界の旅ごはん】

バリ島・ウブドではじめてのバビグリン体験

先日、夫とふたりでバリ島旅行をしてきました。
最初に訪れたウブドで出合ったのが、名物グルメの「バビグリン」です。
バビグリンとは、豚の丸焼きのこと。
島民のほとんどが信仰するヒンドゥー教のお祭りでも欠かせない、ポピュラーな料理です。

バリ島・ウブドのローカルグルメ!バビグリン専門店へ行ってみた【世界の旅ごはん】

ウブドにはバビグリンを食べられるお店がたくさんありますが、いちばんの有名店は「IBU OKA(イブオカ)」
ウブド王宮の周辺に1~3号店があり、食事どきにはどこも満席&行列ができるほどの人気があります。

バビグリン専門店、IBU OKA3号店へ

大通りから少し奥まったところにある3号店に行ってみることにしました。
進むのが不安になるような、細い路地を歩いていくと…お店の看板を発見!

バリ島・ウブドのローカルグルメ!バビグリン専門店へ行ってみた【世界の旅ごはん】

バリらしく、開放感のある素敵な空間です。
入り口からは想像できないほど広い店内に、テーブルがたくさん並んでいます。

バリ島・ウブドのローカルグルメ!バビグリン専門店へ行ってみた【世界の旅ごはん】

私たちは、目の前に緑が広がるオープンエアーのカウンター席をチョイスしました。
まずは定番のビンタンビールで喉をうるおします♪

バリ島・ウブドのローカルグルメ!バビグリン専門店へ行ってみた【世界の旅ごはん】

観光客も多いこちらのお店では、写真つきの英語メニューを見ながら注文できます。
豚のさまざまな部位が味わえる「バビグリンスペシャル」をオーダーしてみました。

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