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【2021大河】渋沢栄一が好んで食べていたものとは?

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2021年大河の主人公であり、次の1万円札の肖像にも採用された渋沢栄一。

江戸時代に生まれ、明治・大正・昭和を生き、「近代資本主義の父」と呼ばれた人物です。

そんな彼が一体どんなものを食べていたのか、気になりませんか?

渋沢栄一の愛した食べ物についてご紹介します。

 

 

渋沢栄一って何をした人?

(いらすとやより)

 

江戸時代に今の埼玉県深谷市の農家に生まれ、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜に仕えました。

明治政府で官僚として働いた後、実業家に転身。

東京株式取引所や東京商工会議所の前身など多数の組織を作りました。

日本初の銀行(現在のみずほ銀行)や東京ガスも含めて500以上の会社の設立に関わり、日本の近代化・資本主義化に大きな影響を与えました。

教育にも力を注ぎ、現在の一橋大学や日本女子大学の設立にも携わっており、当時としては珍しく女子の教育を推進した人でもあります。

また国際親善にも力を尽くし、ノーベル平和賞の候補に上がったこともあります。

 

 

好んで食べたものは意外と庶民的

 

渋沢栄一は次のように述べています。

 

『甘いものは好きで良く食べる。中でも飴(あめ)が一番よい。食事の時は芋(いも)と茄子(なす)が一番旨(うま)い。いつの頃からかはっきりしないが、オートミールは毎日食べるようになった。オートミールは大変旨い。あっさりしていて、あれを食べないと食事をしたような気がしないね。』

 

(引用:http://www.city.fukaya.saitama.jp/shibusawa_eiichi/shokai/story/1400203290528.htmlより)

 

 

実業家ならもっとご馳走を食べているのかと思えば、意外と庶民的ですね。

オートミールとは燕麦を脱穀して調理しやすいように加工したもので、イギリスやアメリカでは朝食の定番メニュー。

 

(写真ACより)

 

低カロリーでいながら食物繊維や鉄分が多く、グラノーラによく使われています。

 

 

 

郷土料理の煮ぼうとうも愛していた

 

出身地・深谷市の郷土料理である煮ぼうとうも渋沢栄一が愛した食べ物の一つ。

煮ぼうとうとは特産品である深谷ねぎや根菜をたっぷり使い、約2.5cmの幅広の麺を生から煮込んでとろみを出し、しょうゆで味をつけた料理です。

今でも命日には煮ぼうとうの会が催され、給食にも登場するんだそう。

(写真ACより)

 

ちなみに、深谷市のイメージキャラクターは深谷ねぎをモチーフにした「ふっかちゃん」で、ゆるキャラグランプリにも入賞したことがあります。

最近では映画『翔んで埼玉』にも出演、埼玉vs千葉のシーンに登場しています。

 

 

まとめ

渋沢栄一記念館の周囲には煮ぼうとうが食べられるお店が複数あり、深谷市のホームページにリストがあります。

記念館を訪れた際には食べてみたいものですね。

遠くて無理…という方は、手軽に入手できるオートミールで渋沢栄一に思いを馳せてみてはどうでしょうか。

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