グルメ漫画なのに主人公はまさかの胃弱?!異色の作品『胃弱メシ』
(出典:https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_MF04000018010000_68/)
胃腸の弱い人生を送ってきました
私は子どもの頃から胃腸があまり丈夫ではなく、しょっちゅう「お腹痛い」と訴えていました。
介抱してくれる母も慣れたもので、「またー?何か変なの食べたっけかねー?」などと言いながら、薬を渡してくれるのがいつもの流れ。
飲んだ薬が効き始め、痛みと眠気が混ざりあう中で、「大人になったら、痛いのなくなるかなあ」とぼんやり思っていたのを今も覚えています。
でも大人になっても胃腸は弱いまま……!
当時はほとんどなかった胸焼けや胃もたれも追加され、一人暮らしをはじめてからも、我が家から胃薬が消えたことはありません。
ストレートなタイトル『胃弱メシ』!共感ポイントが多いあなたは胃弱かも?!
自分のことばかり語ってしまいましたが、今回はそんな私がシンパシーを感じてやまない、ユニークなグルメ漫画『胃弱メシ』をご紹介します!
胃の弱い主人公・伊賀洋太は、日々降りかかる胃の痛みや不調に悩まされています。
けれど食に対する考え方は、かなりポジティブ。
胃に優しく美味しいお店を探して、ときには一人で、ときには友人と、あちこち食べ歩きます。
左は「胃くん」(洋太の胃を具現化したもの)。胃くんがキモかわいいのもクセになります!
(出典:https://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/bhb/2724)
飲み会の後は胃酸にやられ、夏は冷房と外気の温度差にやられ、冬は寒さからくる冷えにやられ……と、とにかくやられっぱなしの洋太ですが、どれも「胃腸が弱い人あるある」です!
共感ポイントが多い人は、ぜひご自身をいたわってあげてください……!
(出典:https://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/1863)
和洋中、全てのジャンルから「胃弱メシ」が登場
この漫画のユニークなところは、題材だけではありません!
洋太が訪れるのは、全て実在している(していた)お店ばかりなのです。
「食べるのが好き」と言い切るだけあって、お店のジャンルも様々。
うどんやおでんなどの和食だけでなく、中華粥やブルガリア料理まで紹介されています!
水切りヨーグルトを使ったサラダ。どんな味か気になります!
(出典:https://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/2370)
洋太がいただくメニューも、もちろん実際にお店で提供されているもの。
どれもぐっとくるビジュアルで、胃弱の人だけでなく、胃に自信がある人にも響きます!
また、気になるものがあったら食べに行くことができるのも嬉しい点です。
作中には、使われている食材が胃にどんな風に効くのか?を分かりやすく解説したプチ情報もあるので、それを参考に訪ねてみるのも楽しそう……!
美味しいご飯でヤミー!な毎日を!
グルメ漫画は数多く存在しますが、今まで「胃弱」にスポットをあてた漫画はなかったのではないでしょうか?
胃が弱いからと言ってネガティブにならず、状況や気分に合わせた食事を楽しんでいる洋太の姿は、とても気持ちよく映ります。
元気な体と心は美味しいご飯から!
皆さんも無理せず、自分の体と相談しながら、ヤミー!な毎日を送ってくださいね。
(出典:https://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/2013121068.html)
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