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【実食】中国から伝わった七夕スイーツ「唐菓子・索餅」【レシピ】

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梅雨も明けそろそろ七夕、織姫と彦星は今年は巡り合うことが出来るのでしょうか…。

さて、七夕といえばそうめんを食べる風習がありますがそれは何故だかご存知ですか?

 

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天の川がそうめんに似ているから…?とも言われていますが

一番有力な説はそうめんのルーツになった料理が昔中国の七夕に食されていたからだと言われています。

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その起源となった料理は中国伝来のお菓子「索餅」。

「索」とは太い縄を意味し「餅」は小麦粉と米粉を混ぜ合わせたものになります。(我々が想像するモチではありません)

つまり索餅とは小麦粉と米粉を練り合わせて縄状にした料理、になります。

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↑そうめんの由来と言われていますがこうやって見てみると大分違う料理です

 

日本で小麦の栽培が始まったのは3世紀ごろと言われています。

しかし当時は製粉技術が未発達だったため、

大麦のほうが有難がられ小麦栽培はあまり広がりませんでした。

その後奈良時代後期に遣唐使により石臼の製粉技術が伝わったことで小麦栽培は発達し

索餅も食べられるようになったと言われています。

ゴマ油を加えたり、ゆで小豆をつけて食べられたりしていたようです。

その後、時代の中で索餅は変化していき今のそうめんの形になったと言われています。

字面の上でも索餅が麺の形になって索麺、それがさらにそうめん(素麺)になったようです。

では何故七夕に索餅を食べることになったのでしょう。

これは昔の中国で7月7日に亡くなった帝の子供が鬼になり熱病を流行らせたので、

その霊を鎮め慰めるために子供の好物だった索餅を捧げたのが起源と言われています。

それ以来、無病息災を願うため、七夕の際に索餅を食べるようになりました。

そんな中国の故事に倣って、僕も無病息災のため、索餅を作ってみることにしました。

用意するのは卵、小麦粉、牛乳、お好みで砂糖です。

今回は簡単に米粉は使用せず小麦粉だけで料理していこうと思います。

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卵、牛乳、小麦粉を混ぜていきます。

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混ぜていったら塊状にこね、さらにヒモ状に捻っていきます。

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そしてそれを油であげていきます。

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出来上がり、キレイにひねってヒモ状にするのはなかなか難しかったです。

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さっそく食べていきます…。パンと似ているけど…パンよりも素朴な、どこかほっとする味です。

昔の人にならって小豆をつけて食べてもきっと美味しいと思います。

今年の七夕は素麺ではなく、家族の健康を祝って皆で索餅を作る…なんていうのも

風情があって面白いかもしれませんね。

Written by tori

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