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【夏バテ予防】宮崎名物の冷や汁は、ただの冷たい味噌汁ではありません!】

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年々気温が上昇していることもあり、夏になると体調を崩してしまうという人も多いですよね。 特に最近は、マスクをした生活で体温調節が難しく、夏バテしやすくなっています。さらに、マスクによる肌トラブルも増えているんですよ。

そんな肌荒れや夏バテにおすすめの食べ物が、宮崎の郷土料理「冷や汁」です。味も栄養面でも、味噌汁とはひと味違う冷や汁。夏におすすめの理由や簡単レシピを紹介します。

冷や汁

(出典:写真AC)

 

今の時期、肌荒れと夏バテに注意!簡単レシピの宮崎の郷土料理「冷や汁」で体調を改善しよう!

冷や汁

(出典:写真AC)

 

冒頭でも紹介したように、最近はマスクによる肌トラブルに悩まされている人が増えています。 マスクをすることで、顔の皮膚にいる常在菌がマスクの内側に付着し、時間の経過とともに菌が増殖して肌トラブルを起こしてしまうのです。

また、マスクをしていると呼気によってマスク内の湿度が上がり、喉の渇きを感じにくくなります。そのため、実際には水分が不足しているのにもかかわらず、水分補給が疎かになってしまうのです。

このようなマスクによる肌トラブルや夏バテの対策に、宮崎の郷土料理である「冷や汁」がおすすめなのです。

 

冷や汁とは?

冷や汁

(出典:写真AC)

 

冷や汁は、宮崎県に伝わる郷土料理です。

もともとは全国各地で食べられていたものですが、次第にその風習は廃れていき、暑さの厳しい地域や冷や汁の食材が豊富な地域でのみ食べられるようになっていきます。

なかでも、宮崎県は全国を代表する冷や汁文化の根強い地域です。 冷や汁に使われるお魚は、特に鯵や鯛などが使われており、出汁を良く冷やして食べます。

もともとは、忙しい農家で手早く食べるようにと作り始めた食べ物なのです。 冷たい味噌汁でしょ?と思われがちですが、すりごまや焼いた味噌と魚の香ばしさ、きゅうりや薬味の爽やかさなど、味噌汁とは違う味わいが魅力です。

 

冷や汁がおすすめの理由

 

美肌効果

冷や汁

(出典:写真AC)

 

味噌に豆腐と、大豆製品が複数使われている冷や汁。それに加えごまも入っているため、ビタミンB群やミネラルがたくさん。肌にとても良いのです。

 

夏バテ改善効果

冷や汁

(出典:写真AC)

 

冷や汁には、味噌や豆腐、魚やごまなどのたんぱく質も豊富に含まれています。 また、きゅうりには体を冷やす効果があります。冷たく冷やした汁と、薬味を乗せて良く冷やした冷や汁は夏バテのときにも食べやすいのでおすすめです。

冷や汁の作り方

冷や汁は家庭でも簡単に作ることができます。最後に、簡単な作り方を紹介するのでぜひチャレンジしてみて下さい。

【材料】 2人分

味噌(できれば麦みそ) 大さじ2
鯵などお好みの魚 半身
木綿豆腐  1/2丁
きゅうり 1本
大葉 4枚
みょうが 1/2個
出汁 400ml
冷やごはん 2人分

 

【作り方】

① 木綿豆腐はキッチンペーパーで包み、ザルにのせて冷蔵庫で水切りしておきましょう。
② 木のしゃもじの片面に味噌をしっかり塗り、コンロの火で香ばしく焦げ目がつくまで焼きつけます。
③ 大きめのボウルを用意し、②の味噌を少しずつ出汁で溶かし、すりごまを加えて冷蔵庫で半日以上冷やしておきましょう。
④ きゅうりは薄く輪切りにして塩もみし、5分ほど放置します。みょうがは輪切り、大葉は千切りにしてしばらく水にさらし、水気を切っておきましょう。
⑤ 鯵をグリルでしっかり焼き、身をほぐしておきます。
⑥ すべての材料の下ごしらえが終わったら、③のボウルに加えていきます。水切りした豆腐は手でちぎりながら加え、きゅうりはしっかり水気を絞って入れてください。みょうが、大葉、鯵も加え、よく混ぜます。
⑦ 冷やご飯をお椀に盛り、汁をかけたら完成です。

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