【『いつかティファニーで朝食を』に見る、自分のペースを取り戻す3つのヒント】
いつかティファニーで朝食を(出典:https://dokusho-ojikan.jp/serial/detail/y97069)
皆さん、毎日お仕事お疲れさまです。
春は異動や転勤など、仕事の環境が大きく変わる時季。
つい頑張りすぎて、何だか疲れを感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は『いつかティファニーで朝食を』という漫画から、自分のペースを取り戻すためのヒントをご紹介します。
『いつかティファニーで朝食を』とは?
『いつかティファニーで朝食を』は28歳のOL・佐藤麻里子が、理想の朝食を求めて友人たちとともにご飯が美味しいお店を巡る物語です。
作中には実在する店舗・メニューが登場し、「朝食女子」ブームの火付け役にもなりました。
そして美味しそうなご飯とともに描かれるのは、主人公の麻里子と3人の友人の人間模様。
28歳という年齢や仕事、恋愛とそれぞれに揺れ動く様子がリアルかつ丁寧に描かれています。
4人は悩みながらも少しずつ前を向いていくのですが、作中にそのヒントが描かれているように思います。
自分のペースを取り戻すヒント①:朝ご飯をちゃんと食べる
何を当たり前のことを……と思われる人もいるかも知れません。ですがこれって結構大事なことなんです。
朝食を食べないと、疲れやすい、太りやすい、集中力が続かない等のデメリットの他、食生活のリズムが崩れて「体のだるさ」を引き起こすことも。
この「だるさ」は意外とやっかいで、パフォーマンス低下やメンタル不調につながることが指摘されています。
頑張っているけどうまくいかない、マイナス思考になっている……
そんな風に気持ちが下がっている時こそ、漫画にならって美味しい朝ご飯を食べに行ってみてはいかがでしょうか?
いつかティファニーで朝食を(出典:https://nowadays.tokyo/morning/)
自分のペースを取り戻すヒント②:自分にうそをつかない
『いつかティファニーで朝食を』は、麻里子が同棲していた創太郎と別れ、一人暮らしをはじめるところから始まります。
気持ちや性格も分かっているけど、彼に合わせているうちにどんどん疲れていることに気付いたと話す麻里子。
このまま我慢すれば結婚も、という状況ですが、麻里子は「自分の気持ちに逆らいたくない」と自分らしく生きる道を選び、新しい生活に飛び込んでいきます。
本音に蓋をすれば、表面上は穏やかに生きていけるかも知れません。
でもそれはどこまでも無理し続けるということ。
思ったことは素直に受け止め、自分にとっての「正解」を見つけて行動するのが大切と言えそうです。
いつかティファニーで朝食を(出典:©マキヒロチ/新潮社)
自分のペースを取り戻すヒント③:悩んだら友人に話してみる
ではどう正解を見つけるのか?
1人で答えが出ない時には、仲のいい友人に話してみるのも手です。
作中でも4人が悩みや愚痴、本音を共有するシーンがあちこちに登場します。
お互いに共感を示したりアドバイスをしたり、ときにはぐさっと刺さる辛辣なコメントも!
人と話すという行為には、頭の中を整理する効果もあるとか。
違った視点を取り入れることで、自分らしさに気付けたり、新しい考えが浮かんだりするのはそのせいかも知れませんね。
いつかティファニーで朝食を(出典:©マキヒロチ/新潮社)
どれも簡単そうですが、意外と難しい3点をご紹介しました。
最近ちょっと不調かも、と感じているならぜひ試してみてくださいね。
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