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日本最大のバングラデシュの祭典「第20回 カレーフェスティバル&バングラデシュ ボイシャキメラ」に行ってきた。

東池袋中央公園で行われた日本最大のバングラデシュの祭典、

「第20回 カレーフェスティバル&バングラデシュ ボイシャキメラ」に行ってきました。

「ボイシャキ メラ(boishakhi mela)」とはバングラデシュのお正月のことで

最初は僕みたいな異国料理に興味のある日本人向けのイベントかと思ったのですが

現地に行くと日本人よりもイスラムの伝統衣装に身を包んだバングラデシュの方が大勢いて

異国の市場に迷い込んだような不思議な感覚を味わうことができました。

 

ちなみに隣の広場では奇しくもアニメのコスプレ大会が行われていて

アニメキャラとバングラデシュの方で溢れ帰っている様はとても混沌としていて面白かったです。

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さっそく所狭しと並ぶ屋台で様々な料理を購入。

知らない料理を食べる時はいつもワクワクします。

 

最初に購入したのはサムチャ(サモサ)シンガラとという具の入った揚げ物、

屋台で売られているバングラディッシュのソウルフードで現地では1つ約5タカ(6,5円!)で食べれる一品です。

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左がサムチャ、右がシンガラです。サムチャはジャガイモやエンドウ前やひき肉を加えたもの、

シンガラはカレー風味に味付けされたものをカリカリに揚げた皮で包んだものです。

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エスニックでスパイシーな味が染みこんだホクホクのジャガイモ!

味つけが濃いジャガイモと厚い皮のバランスが絶妙です。

 

シュシリクというエスニックソースで味付けされたバーベキュー肉も頂きました。

トルコのシシケバブーに当たる一品でもともとロシアやウクライナの料理だそうです。

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エスニックなソースの味付けがとにかく特徴的で

ジューシーな肉と野菜のハーモニがたまりませんでした。

酢やワイン、オリーブオイルなどを混ぜたものに、ニンニクやタマネギ、

香辛料やハーブを調味料にしたワインに一晩長時間漬け込んで味付けするそうで、

濃厚で繊細な旨みがとても美味しかったです。

 

とにかく味が濃くてビールのおつまみに最高だろうなと思いました。

僕はお酒が飲めないのでコーラが欲しくなりましたw

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最後にカッシビリアニというサフランライスの炊きこみご飯をいただきました。

タイ料理のカオマンガイを髣髴とたせる細長いお米の香りとパラパラした食感が溜まりません。

エンドウマメのようなものが入っていたので口にしたら唐辛子でした。

最初は口の中が!とおもったけれど辛さになれてくるとその刺激が心地よかったです。

 

さてバングラデシュ、バングラデシュ、と言っていますが

バングラデシュとはどんな国なのでしょうか?

バングラデシュといえば国旗が日本のものととても似ていることがまず思いつきます。

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赤い丸は国旗が風にたなびいたときに中央に見えるようやや左よりに配慮されています。

緑は豊かな大地を示し、赤は独立戦争で流れた血と太陽を意味し、

敵対していたパキスタンの象徴、三日月と星に対抗する意味も込められています。

日の丸と似ているのは日本の国旗に感銘を受け参考にしたからだそうです。

 

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もともとバングラデシュはインドを挟んでパキスタン国の一部でしたが、

言語の違いや距離が原因で西と東が対立。

インドに支援された独立戦争の末、パキスタンから1971年に独立しました。

宗教はパキスタンと同じムスリムが多いですがヒンズー教を信仰している方も多いです。

 

バングラデシュはかつてはアジア最貧国でしたが、

今密かに中国に次いで世界で2番目のアパレル大国として急成長を遂げています。

皆様の着ている服の中にも密かにバングラデシュ産のものも多くあるかもしれません。

 

またバングラデシュは子国旗を参考にしてもらえるほどの

大変な親日国であると知られています。

NHKドラマ「おしん」はバングラデシュで大ヒットしたそうです。

しかしどうして遠く離れたバングラデシュが日本に好意的なのでしょうか。

 

1971年の独立の際、日本はいち早くバングラデシュを独立国家として認めました。

バングラデシュ建国の父、ムジブル・ラーマン氏は独立後すぐに日本を訪れ

時の首相、田中角栄氏と会談し互いの友好を確認し合いました。

個人的にはこのような日本の外交を国民として非常に誇りに思います。

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↑田中角栄氏

 

そんなバングラデシュの祭典は普段食べる事のない現地の料理や文化を楽しめる貴重な機会だと思います。

会場のステージでは、新年を祝う伝統歌謡、踊りや歌や詩の朗読など

賑やかな正月祭りを盛り上げる様々なパフォーマンスが行われ、

現地の民芸品や雑貨、民族衣装の販売も行われています。

毎年4月に池袋で行われているので興味がある方は是非チェックしてみてください。

 

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