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祝アニメ化『ハクメイとミコチ』ミニチュア好きのツボを突く、工夫に溢れたこびとファンタジー

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大人になってもみんな大好きミニチュアの世界

シルバニアファミリー、リカちゃん人形、レゴブロック、プラモデル…昔から私たちを魅了してきたミニチュアの世界。自分が仲間になってミニチュアの世界に飛び込むことを、どんなに想像したことか。小さなおうちに、小さな家具、小さなキッチンで作る、小さな料理…小さな住人たちが小さなスペースを上手く活用して小さな生活を営んでいる…その舞台が作り上げられて凝っていればいるほど、無性に心がうずうずする。ドールハウスジオラマにハマる大人も少なくないように、大人になった今でも、ミニチュアの世界ってどうしてもワクワクドキドキしてしまう。

ミニチュア×ファンタジー 描き込まれた美しい美術

ハクメイとミコチ 』は『 ハルタ 』で連載中の、樫木祐人氏のデビュー作。『ハルタ』といえば、『 乙嫁語り 』や『 ダンジョン飯 』の連載でお馴染みのマンガ誌だが、その特徴はとにかく「確立した世界観」と「絵の細かな描き込み」。『ハクメイとミコチ』もその例外ではない。まずは表紙をご覧頂きたい。

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ハクメイとミコチ(1)
©樫木祐人/KADOKAWA

来ませんか、ミニチュアうずうずが。

主人公は身長9cmのこびとの女の子。手先が器用・工作が得意な心優しい修理屋ハクメイ(右)と、歌と洋裁が上手で料理自慢のミコチ(左)が2人暮らししている。仲間の昆虫も動物も、自分たちより大きい生き物ばかり!日常の様子や、ミニチュアならではの冒険シーンが様々に描かれていて、どの話も確実にミニチュアうずうずツボを突いてくる、今までにないファンタジー作品。

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