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【男子、隣人と食せよ】無愛想男子×ハイテンション男子!正反対な2人の食卓模様にほっこり

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誰かと一緒に食べるご飯は、いつもよりちょっと美味しい

新型コロナウイルスの流行によって、友人・知人と食事をする機会が大きく減りました。

ひとりでご飯を食べることにもすっかり慣れてしまいましたが、誰かと一緒に食べるご飯はなぜか美味しくて楽しいもの。

そんな風に誰かと食事をする楽しさ・喜びを思い出させてくれるのが、森世 (もりよ)先生の漫画『男子、隣人と食せよ』。

無愛想で偏食家の大学生・米田 白行(よねだ しろゆき)と、隣の部屋に住むハイテンションな大学生・面谷 麦(おもたに むぎ)が、一緒にご飯を食べることで次第に心を通わせていく様子を描いています。

男子、隣人と食せよ

男子、隣人と食せよ

(出典:https://books.rakuten.co.jp/rb/14394320/

 

不愛想・偏食・人付き合い苦手男子×人懐っこい・ハイテンション男子

物語は、面谷が米田の隣の部屋に引っ越してくるところからはじまります。

面谷の誰でもすぐ声をかけて友だちになるところや、ハイテンションさが苦手な米田はひたすら塩対応。

そんなことは気にせず、面谷は学校やバイト先でも、見かける度に米田に話しかけてきます。

実は、面谷はいつもひとりで偏ったご飯ばかり食べている米田のことを心配して声をかけていたのです。

男子、隣人と食せよ

男子、隣人と食せよ

(出典:©森世/ふゅーじょんぷろだくと)

 

 

けれど米田にとって、面谷はうっとおしい存在でしかなく、「用もないのにつるんで飯食う趣味ねーから」と突き放します。

それが元となり、2人の関係はこじれてしまいますが、ある事件がきっかけとなり、「用もないのにつるんで」ご飯を食べる日々がはじまります。

 

 

食事を通して、人として成長していく姿にも注目!

「いただきます」も言わず、「環境が変わるだけで味が変わるわけない」と食事を楽しもうとしない米田。

つくってもらったご飯も平気で残し、それに対して面谷は不満気です。

全く相容れないお互いに対してモヤモヤしたりしながらも、2人は少しずつ心の距離を縮めていきます。

 

第3話では、「甘いものが嫌い」と言い切る米田が、面谷にうながされて数年ぶりにシュークリームを口にします。

これまでなら、絶対に食べようとしなかったであろうものを、「思ったよりマシ」と完食する姿に面谷も驚きつつ笑顔に。

男子、隣人と食せよ

男子、隣人と食せよ

(出典:©森世/ふゅーじょんぷろだくと)

 

 

米田は苦手なものは食べない・排除する、と何事にも頑な。

そんな米田が面谷との食事を通して、食べるものや人との付き合い方が変わっていく様子もこの漫画の見どころのひとつです。

男子、隣人と食せよ

男子、隣人と食せよ

(出典:©森世/ふゅーじょんぷろだくと)

 

 

一緒に食べることは、相手にも影響を与えること

自分のことを思い返せば、苦手だったものが食べられるようになったのは、一緒に食べた人の影響も大きい気がします。

相手が美味しそうに食べるから、ひと口食べてみたら意外と美味しかった…そんな経験、皆さんもあるのではないでしょうか?

誰かと食べるご飯には、米田のように自分をちょっと変えるチャンスが隠されているのかも知れません。

 

『男子、隣人と食せよ』は全1巻で完結済み。

短いもののテンポがよく、読み応えも充分なため、スキマ時間にはもちろん、リラックスデーのおともにもおすすめです。

偏屈なイケメン男子の成長が気になる人は、ぜひ読んでみてくださいね!

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